思ツタコト No.12

記憶力


突然ですけど、私、記憶力がありません。それも、短期的な記憶力も、長期的な記憶力も、ど忘れも、なんでもありです。
こうやって文章を書く前に、だいたいいくつかの書くべきネタを用意しているのですが、書いている最中にほとんど忘れてしまいます。だから、出来あがった頃には最初の思惑とは全く異なった文章が出来てしまったりします。
で、今までの人生を振り返ってみて、記憶力が無いことで困った事とか、損した事があるだろうか、考えてみたのですが、何も思い出せません(^^;) やっぱり記憶力が無いんですね。でも、実際問題そんなもん無くても、まぁそれなりに生きていけます。やなこともすぐ忘れてしまいますから、それはそれでおめでたい人生が送れるのかも知れませんね。

でも、記憶力が無いと学校の試験とか困ったんじゃ無いか、とお思いのあなた、鋭いところを突いてきますね。でも、こんな私でも、一所懸命、集中すれば半日くらいは覚えていることが出来るんですね。要するに一夜漬けですよ、一夜漬け。これは得意でしたねぇ・・・だいたい試験と言うといつもこれで乗り切っていましたから。
そもそも、何日も前から試験勉強をして準備したって無駄なんですから、もうとにかく前日の夜が勝負なわけです。モットーは「明日できることは今日しない」。とにかく、まじめに予習・復習なんてやったことも無い、授業中にノートを取らない、要するに面倒な事はぜんぶやらない(世の中をナメている、とも言う(^^;))

そう言えば、記憶力が無いという事で困った事が一つだけありました(もっとたくさんあるだろう!)。
同世代の友人と昔話をすると、大概、子供の頃に流行ったTV番組の話題になります。私、この話に入っていけないんですよね。別に、家にテレビが無かった、とか、テレビを見なかった、とかいうわけでは無いんですけど、とにかく何を見たか、どんな内容だったか、ぜ〜んぶ忘れてしまっているのです。かすかな記憶を辿ると、見たような気はする、というだけで、それ以上は全然記憶の外だったりします。
これはまずいんですねぇ・・・非常にまずいんですねぇ・・・・
「そうだよな、LeptonはくだらないTV番組なんか見ないで、お勉強ばかりしていたんだもんな」などとイヤミをいわれてしまうはめになってしまいます。
私は無実だ、私だってちゃんと(じゃないかも知れないけど)「ウルトラマン」だって「仮面ライダー」だって見たんだよぉ〜

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