佐良直美さんのCDの中から
アワー・タイム
ソフトロック・ドライヴィン・エクストラ・トラックス
ソリッド・レコードCDSOL-1054
2002/10/19
(オムニバス)

バスは出ていった
16曲目/22曲
作詞:千家和也
作曲:都倉俊一
編曲:竜崎孝路
  歌:佐良直美
「バスは出ていった」は1974年3月25日発売のLPレコード「ジャスミンの部屋/幸せの日々〜佐良直美」SJX-168の中の曲。都会的に洗練された軽快な曲です。
私は佐良先生の曲をデジタル化してPCで管理しております。この曲も久しぶりに聴いたのですがLPレコードの取扱いの煩雑さを省略して直ぐ聴く事が出来るので大変便利です。佐良先生を聴くにはやはりきちんとした内容・機能のオーディオの方が良いですねぇ。結構ダイナミックレンジ広いですから。デスクトップPCでサウンドカードを良いのにしてマランツのアンプに繋いでおりますがまあまあです。
「ジャスミンの部屋/幸せの日々〜佐良直美」の中ではこのほか「ベイビー」と言う曲も今度CD化されるのでぜひ聴いていただきたいと思います。「ジャスミンの部屋」はEP版で出ていましたのでご存知の方も多いかと思います。その頃ジャスミン茶に凝ってしまっていた私でした。
「ベイビー」「ジャスミンの部屋」ともに2010年11月24日発売の『ゴールデン☆ベスト デラックス 佐良直美 〜コンプリート シングルス+ヒット カバー コレクション』に収録されております。
戦争は知らない
〜平和への祈りをこめて〜 
テイチク 
2002/08/21
TECN-25822
(オムニバス)

戦場の女
(ベトナムの女)
5曲目/20曲
作詞:岩谷時子
作曲:いずみ・たく
  歌:佐良直美
「戦場の女」ご存知でしょうか?1969年11月5日発売のLPレコード「十二人の女」に収録されていた曲です。「十二人の女」は昭和44年芸術祭参加の意欲作で優秀賞を受賞しております。
その頃それぞれにどの曲が好きだとかあなたはこの12曲の中で何々の女のようだとか話していたことが懐かしく思い出されます。この戦場の女のような人はその頃すでに平和の只中にあった日本にはいなかったようです。しかしながら別な意味でその頃の女性たちは儒教思想のしがらみの中で自己実現のために戦っていたと言えるのですが。ちなみに12人の顔ぶれは丸の内の女、祇園の女、銀座の女、機を織る女、海の女(真珠とり)、芝居をする女(女優)、太陽の女、木場の女、花をつくる女、虹の女(妖精)、母なる女そして戦場の女です。私は虹の女(妖精)の清清しさが大好きでした。是非聴いて頂きたい12曲なのですが手に入れるのは難しいでしょうね。残念です。このCDでは一曲だけですが、それでもこの曲で佐良直美さんの熱唱、その素晴らしさを充分理解して頂けると思っております。


オリジナル版
懐かしのCMソング大全4
1971〜1974
東芝EMI TOCT-24524
2000/12/06

月ようの朝
37曲目/38曲
作詞:伊藤アキラ
作曲:小林亜星
  歌:佐良直美
この「月ようの朝」は以前セイコーから宣伝用非売品として出ていた「セイコーCMソング集−5
(EP版)のA面の曲「Correct Time with SEIKO」と同一のものですが、そのときは三番までしか
収録されておりませんでした。(このEPは佐良直美さんがレギュラー出演なさっていらした
TBS-TV「Sound Inn "S"」の視聴者プレゼントに応募し幸運にもいただきました)
ということでこのCDは幻の四番を聴くことができる貴重なものです。ところでその頃の時計って
ほとんどぜんまい式だったのでしょうか。ぜんまいはいっぱいに巻いておきましょう!
オリジナル版
懐かしのCMソング大全5
1974〜1975
東芝EMI TOCT-24525
2000/12/06

語りかけようセイコーに
15曲目/36曲
作詞:薩摩忠
作曲:小林亜星
  歌:佐良直美
「語りかけようセイコーに」はCDが届くまでどういう曲なのかわからなかった謎の曲でした。届いて
聴いてみたのですが、この曲をCMとして聴いたことはなんと一度もございませんでした。首都圏限定
で流れていたらしくローカル在住の私は知る由もありませんでした。
曲自体はTBS-TV「Sound Inn "S"」の中で佐良さんが歌っていらっしゃったのですが
その時の「語りかけようしみじみと」が「語りかけようセイコーに」になっているとは・・・。まだまだ
知らないことがたくさんありますね。思わずSound Inn "S"の録音テープを引っ張り出して聞いて
しまいました。1975年1月2日のサウンドインS特番で放送されております。今聞いてもとっても良い
曲です。