ティンカン・ダイナモの製作(設計&製作)その2


ティンキャンと発音すべきかも?、いなが者なのでご容赦ください。(^^);

試作1発目(KM1)ができましたが・・・、強力なる磁石ネオジの導入で、回転子と 固定子の間で激しい局部的引力が発生?(^^);
エアギャップを2.5mmにしたんですが、コギングというか段付き回転が スゴイです。
ギャップを7.5mmと大幅に大きくして、コギング対策をすると・・・
今度は発電電圧が・・・・1020(rpm)、4.1(V)巻線抵抗3.4(Ω)

コギング対策とエアギャップ・磁束密度をどう選択すれば良いのだろうか?(笑 ^^);
以下、製作風景などなどであります。

(円盤パーツ)
北パワー社・日下部さんのところで作ってもったスペシャル円盤です。

磁石固定用に切りかき加工は製作費の都合で、直営作業に・・・・
左側の円盤は、カラー鉄板で、回転子のコアになりますが、t=0.4mm、 8角形に切り出す前の状態です。
これを30枚加工します。(一番大変な作業でした。^^);


(回転子鉄心)
積層したカラー鉄板を、切りかきの付いた鉄板でサンドイッチにして、ネジで固定。
ネオジ磁石は接着剤で固定してみました。


(固定子側)
軸固定用のベアリングと、巻線の結線状況。
内部が狭いので、作業がむずかしかったです。

コギング対策で、磁極の平鋼(t=5mm)を1枚減らしてます。


(固定子鉄心のところ)
巻線を固定しようと、ゴム系の接着剤をいれたら、汚くなってしまいました。


(ケーシング)
これはリア側です。
もう少し、ダイオードブリッジやら制御基盤を入れるスペースを取ったハズ なんですが・・・・(^^);


(軸の挿入)
あらぬ方向に引っぱられながら・・・、なかなかべアリングのところにいかないです。

(試作機の完成?)
○ビ仕様の発電機?
スペックは大幅にダウン! ↓これ、電気ドリルで回してみました。
1020(rmp)・4.1(V)・巻線抵抗3.4(Ω)
チャリダイナモとドッコイドッコイの仕様になってますが・・・・、
巻線抵抗3.4(Ω)に注目!、巻線径がチャリより太いので電流は期待できるかも?




コギングは、極数を増やす以外に対策はないような・・・
エアギャップと固定子磁極形状、磁束密度と巻線の巻数・太さ・内部抵抗と・・・ 問題山積ですね。(^^);
どうしましょうかね(笑)