冷却ファンモータ改造・その2
いよいよ、冷却ファンモータの改造で、巻線を巻き直します。
新たな巻線機です。陶芸の”ろくろ”のように回るやつを作って
みました。回転子をろくろの上に置いてグリグリ回しながら巻いて
やろうという目論見です。
巻き直したところですが、目標の835巻きに届かず、残念ながら611巻きでした。
(目標に約200巻き不足してしまいました)
巻線は0.4mm、巻数を増やすのはここらが限界ですかね!
2極にして、交流発電機になってしまいました。
発電実験!内部抵抗が増大したので点灯しないと思っていたランプが点灯しました。
回転数は大プーリで1/3くらいに減速しました。
400(rpm)の回転数は出来ませんでした。
50Wくらいで、100〜3000rpmくらいの可変速モータが欲しい!
発電機・無負荷での測定結果は・・・
巻線数N=611(巻)
回転数n=660〜900(rpm)
起電力V=6.8〜9.4(V)ただしAC
(測定結果)。
回転数N(rpm) | 起電力V(V) |
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660 | 6.8 |
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750 | 7.6 |
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840 | 8.7 |
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900 | 9.4 |
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400(rpm)の電圧を比例計算すると、4.1(V)、やっぱり足らないですね。
(負荷試験ほか)
900(rpm)で、12V・10Wのランプ点灯をしました。
この時の電圧は降下して、4.7(V)でした。
これを基に電力を計算してみました。
P=V^2/R=1.5(W)くらいです。
なんて少ないんだ!
(冷却ファンの改造はおしまい!)
せっかくできたので、これはこれで試作風車に付けて電圧を計ることで回転数が判ります
ので(つまりタコジェネ)試験用に流用しようと思います。
冷却ファンの改造はこれで、おしまいです。