ALCYONE LEGEND For TAMIYA XT1


XAVIメンバー「菊池 氏」の提供によるタミヤ模型製のプラモデル画像とタミヤニュースです。

アルシオーネが登場した時にそれなりの年齢の方でしたら一度は作ったか耳にした事があるかと思います。
筆者もすかさず作りましたがさすがに10年以上経過すると地方の模型屋でも現存していなくて現在、入手し
たくてもなかなかゲット出来ない状態でありまして、たまにプラモデル販売のHP上でそれなりの値段で取引
されているようです。

上の画像はプラモデルのパッケージですがディスプレイモデルとモーターライズ用の2種類がありました。

ディスプレイモデルはシリーズNO.55で当時¥900でした。

国内仕様とアメリカ仕様の造り分けが出来てオプションのリヤスポイラーも付いています。


下側の白いパッケージはモーターライズでは接着剤不要のはめ込み式のスナップキットだったと思います。
タミヤの1/24のスポーツカーシリーズは初めポルシェ935の前期物からスタートしてモーターライズ専用で
楽しく遊ばせてもらったものです。


現在では優に100種類を超えていまだに続いている定番商品です。


画像からでは文面が読みにくいので以下に転載



プラモデルが日本に入って来はじめたのは、もう30年以上も前のことです。


その30年の間にメーカーの技術も進み、また、ユーザーの要求するレベルも年と共に上がって、現在ではかなり高度な
内容を誇った精密モデルが、市場の主流となっています。


その反面、プラモデルが本来、持っていた気軽に簡単に組めるという気楽さが大きく後退して、気持ちを引き締めて取り組
まなければいけないモデルが多くなっているのも事実です。


そこで今日、ご紹介するスバル アルシオーネは気楽に、手軽に車のモデルを楽しんでいただこうと、組みやすく、なおか
つ仕上がりの良いことを主眼においた設計方針をとることにしました。


車のモデルで最も重要なポイントはボディースタイルです。


実車の感じをいかにつかんで表現するか毎回、神経を擦り減らすのですが、今回もまるでイメージスケッチから抜け出して
きた宇宙船のようなスタイルを再現することに全力を上げました。


ウェッジシェイプとはこの車のためにある言葉では、と思わせるほど、大胆なクサビ形のボンネットからトランクにかけての造
形のうえに明るい、クリーンなグラスハウスが載ります。


各ピラーも出来る限り細く、ガラス面との段差も最小に抑えて、空気抵抗の軽減をはかった結果、空気抵抗係数0.29という
生産車ではトップクラスの値を達成しています。


モデルではこの細く滑らかなピラーが大変、むずかしいのです。


細いピラーはモデルの強度を低くし、最小のガラス面との段差は細いピラーを更に薄くしてしまうからです。


モデルのピラーはプラスティックの強度の限界を極めたものと言えるほどの仕上がりです。


ドアミラー、ドアハンドルといった細部の造形にも空気との戦いを感じていただけることでしょう。


「スバル」は富士重工が生産する乗用車に与えられた名称で”てんとう虫”の名で親しまれた軽自動車、スバル360以来、
大変進歩的な前輪駆動車、スバル1000、レオーネ、レックスと国産車の中にあってはユニークなメカニズムを持った個性的
な車を生産してきました。


なかでも47年のレオーネ以来、生産されている4輪駆動の乗用車は雪国や山岳地での必需品として愛用されています。


アウディーがクワトロブーム起こして、4輪駆動車が注目を浴びる遙か以前のことでした。


アルファロメオのスッドのお手本ともなった水平対向4気筒エンジンもスバル伝統のものです。


個性的な他に一歩先じたメカニズムのスバルは、しかしレオーネ以降のボディーデザインに見られるごとくデザイン面ではヒット
に恵まれなかったようです。


しかし、そのイメージをうち破った、ダイナミックなデザインのアルシオーネの登場は強烈なインパクトを与えるものでした。


海外市場で先にデビューしたアルシオーネの国内販売を待って早速、取材に掛かり一気に製品化に持ち込む事になりました。


作り易さの追求の結果、シャシーに取り付ける足廻りの部品は最小限に留め、ホイールも金属シャフトにポリキャップを介して固
定する方法を採りました。


前輪駆動をベースとした四駆システムの為、トランスミッションからリアのデフへ、プロペラシャフトが接続しています。


このあたりは精密な彫刻で再現してありますのでパワー伝達の経路が理解されていただけるでしょう。


インテリアはバスタブ形式で、ボディーとシャシーの間にサンドイッチします。輸出市場がメインターゲットのアルシオーネですか
ら、もちろん左ハンドル用のダッシュボードも用意しました。


アメリカ向けの車にはボンネット上のエアインテークが無いそうで、別部品の選択式になっています。


ナンバープレートも国内用と共に新しい夕日がテーマのカリフォルニアプレートをデカールでセットしました。


アメリカのハイウェイを疾駆する姿を思い浮かべて輸出仕様で組んでみるのも、また面白いのではないでしょうか。


以上が上記画像のタミヤニュースの新製品紹介なのですが筆者がプラモデル少年の頃はこの
タミヤニュースを読むのが必須項目でいつもどんな新製品が出るのかワクワクさせれました。

小さい頃はタミヤと共に歩んできたような気がします。

数あるHPでは初めてだと思いますがタミヤ模型製ALCYONEの詳細はこちら!


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