毎日、毎日、新型コロナウイルスの話題です。治療中の乳がん患者さんの対応は大変でしょうね。おしゃべり会はマイクと椅子の間隔の設定などの工夫で開催できるので、一緒に爆笑してストレスを抜いて欲しいでしょうね。

 男性の乳がん患者の死亡率は女性の乳がん患者の死亡率より高いそうです。

 乳がん患者が再発なし14年以上経過しても、転倒などで骨折したら骨転移を疑えと聞き、参考になりました。

  女性乳がんの死亡者数は増加していますが、男性乳がん患者の死亡者数は減少しています。

 10月に乳がん患者の仲間が多数集まる記念大会に参加し、男性乳がん患者夫妻等とおしゃべり会をして心がやすらぎました。感謝です。

 先日、リンパ浮腫が発生している女性乳がん患者の相談を受けた。今でも私はリンパドレナージを家内の協力で毎朝実施しているので助言した。なんで主治医がアドバイスしないのかな?

 期待していた今年の日本乳がん学会の市民講座も終り、研究発表のポスター掲示はHPに記載されており、男性乳がん患者のポスター掲示は17例ありました。

 2015年度は男性乳がん患者の死亡数が増加したが2016年度では減少してます。

 乳がん告知から10年経過して、そろそろ本HPを閉鎖しようと思っておりましたが、先日、乳腺診療に関わる医療関係者から本HPは間違いなく男性乳がんの啓蒙につながると、また男性乳がんの患者からも本HPを続けてくださいとの要望もありましたので、喜んでしまい、頑張ります。

 最近、HPで「マンモだけじゃだめなの?」を読んでびっくりしました。「女性特有の乳がん」の発想と一緒で、厚労省は市民に不安を抱かせる検診推進事業は即刻中止して、市民への研修事業を多くして地域の医者を対応させ、乳腺外科へ紹介する方法が女・男の乳がん患者の早期発見のためになると思います。

 がん教育については、2017年度までに全国のすべての小中学校で始めることを目標にしている(厚生労働省主催の「がんサミット」(2015年6月1日開催)の記事を読んで是非とも「男性乳がん患者」も載せてほしいですね。周知徹底ですね。

 2008年では男性乳がん患者は全国で93名が亡くなっています。しかし2009年、2010年では全国で90名です。2011年では
107名と増加している。
しかし2012年では88名、2013年では82名、2014年では83名と減少している。
男性乳がん患者も早期発見が可能になったのかもね。
 もう少し詳細分布を示すと2005年では男性乳がん患者の死亡数は全国;87名で、滋賀県;3名、京都府;4名、大阪府;6名、兵庫県;5名、奈良県;0名、群馬県;3名・・・です。

 市政たより(平成22年)では、女性特有のがん(子宮がん、乳がん)検診推進事業のお知らせがあった。しかし、少数の男性の乳がん罹患者がおられる以上、ここは女性特有の子宮がんと女性に多い乳がんの検診推進事業と訂正すべきであると思う。行政は支払った税金を等しく使用すべきであり、しかも誤った情報を発信すべきでないと思う。
  
 早速、担当課に電話を入れましたらこの推進事業は厚生労働省の指導で実施しているが、特有と多数の意味の違いを認識され、上司に報告するとのことでした(時代は変っている)。
 平成23年(2011年)3月号では、表題に女性特有のがん検診推進事業とあり、
内容で子宮頚がん検診、乳がん検診 と小さく表示してありました。
 最近の乳がんの講演会では必ず男性もまれに発病すると報告があり、また「女性に多い乳がんの講演会」との表示もあります。

 今日はさらに厚生労働省の「がん対策グループ」に、この誤った情報で、男性乳がん患者が早期発見の機会を潰してしまい、苦しんでいると質問をしたら、納得して貰いました。次回の広報を楽しみにしています。がん患者支援機構のチェックが何故入らないのでしょうね?

 私案として
国立がんセンターの乳がんのHP
http://ganjoho.jp/public/cancer/data/breast.html)のトップページで

1.乳がんとは

 「女性の乳がんがほとんどですが、男性の乳がんも、年間の死亡数で女性の乳がんの100分の1以下でのまれながんです。女性の乳がんに比べて生存率が低い(予後が悪い)ことが知られています。したがって、男性の乳がんも女性乳がんに劣らず、早期発見、早期治療が必要である。男性乳がんも女性乳がんと同じ治療法で対処している。」
 大人の女性の乳房は、乳頭を中心に乳腺が放射状に15〜20個並ん・・・・・
 前文はゴジック文字と例文のように13行目の男子乳がんの説明文を挿入する。

 10年後の2016年になっても「国立がんセンター」から「がん情報サービス」に移設されただけで「男性乳がん」の項目も無く、胸部に「乳がん」を加えてその内容は女性部の「乳がん」と同じ内容である。
 早急に、米国、英国、豪州などのように「男性乳がん」の項目を付加えて、男性乳がん患者の早期発見、診断、治療を実現させてください

 先日も、医学雑誌(信州医誌、vol60,82,2012)で「乳がん集団検診で受付のの事務員から”男性が乳がんになるはずがない”と検診を拒否された。乳頭の変形に気が気づいていたが痛みが無いので放置していた」の2例を読んだ。また、乳癌学会の症例表会でも一般演題で「男性乳がん」を纏めたところもある。
2015年の日本乳がん学会のポスター討議の1例でも実際には男性乳がん患者は高度進行癌の受診例が多く、疾患についての周知が必要であると思われるとある。

 女性特有の乳癌・・・は私の居住地ではお蔭で解決している。
、平成24年度ではがん検診推進事業の項目の中で大腸がん・乳がん(女性のみ)検診の扱いになりました。本HPの「男性乳がん患者の文献」の効果もあったのかな?良かったです。感謝!感謝!。

 実際には30代で罹患された男性乳がん患者さんからもメールを頂きました。また、再発された高齢者男性乳がん患者さんに偶然お会いする機会があって近所のかかりつけの医者が胸のふくらみを誤診して、発見が遅れてステージVで告知された無念の話を聞きました。人間ドックの時か、定期健診の時かに、企業も自治体も男性に乳がん発見の自己触診法を教える義務付けをする啓発運動を設けることにより、手遅れに近い状態での乳がん告知を受ける若者、若いおじいちゃん、高齢者を少なくできると思う。
 実際に先日、お会いした男性乳がん患者さんは乳房周りを自分で触診して早期に乳がんを発見されたとおっしゃっておられました。

 自分で乳房に異常や「しこり」を触診できたら乳腺専門医で受診する
こと(近所の外科で受診して紹介を受けても可)。良性の女性化乳房症と乳がんとを区別し、乳がんを早期に発見すること。


 2,000名以上も受療しておられる男性の乳がん患者間の情報交換と自助努力により男性特有の治療法とQ.O.Lの向上が図られるのではないでしょうか?

 本HPは男性乳がん患者の早期発見の一助になればと思い、作成しました。
 
 全国48都道府県の皆さんから多数のアクセスがあり、また世界からもアクセスがあり感謝しております。


      2010年10月11日から現在までの訪問者 人です。ありがとうございます。
1
 .男性乳がんの発症と治療
2
 
 男性の乳がん認識
 男女の乳がん患者数と死亡者数
 男性乳がん体験(10年まで
4-1   男性乳がん体験(完治以後)
 ピンク・リボンのことブルー・リボンのこと
 男性乳がん患者の文献など
7  お役に立てたらメールを下さい
 更新日:2021/5/08(土)
男性乳がん患者の早期発見・診断・治療の願い
       
       
       
       
 がんの早期発見(キャベツの発芽に例える)  がんの晩期発見・手遅れ(キャベツに例える)
 がんの早期発見・早期診断・早期治療の啓蒙  がんの転移(ブロッコリーに例える)
 ○早期発見  ×晩期発見