[diary]

ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

■2003/6

6/1
6月になったっていうのに

昨晩から、ホームページの更新をしていたら、ふと模様替えをしたくなった。
下世話な話でみっともないのであるが、売れてる有名なローカルネットショップというものをいろいろこれでもかという程見て廻って、ちょっと気になっていたことに確信をえた。
ほぼ全部といっていい程、どこもフレームを使わずに単ページ構成にしているのである。
ページの構成も何となく法則性があるように似ているのである。
なんでかと思いながらも、自分とこのページの構成がこれでいいのかちょっと疑心暗鬼になってしまった。
なんせ売れてるネットショップである。
多少性格性が違うとはいえ、僕とこもネットショップとしての側面を一応持ってるつもりである。
たぶんモノの本を読めばその答えが書いてあるのだろうが、なにせ夜中なので、本屋も図書館へも行く訳には行かない、検索してみたがそれらしき答えにも辿り着かない。
訳がわからないまま、このままいつも通り更新していいものか不安なまま色々仮説を考えてる間に時間がたってしまった。
こんなもんは考えてたところで正しい答えに辿り着く訳も無く、更新もしないかんと追い込まれて、ある結論に達した。
「今のままでいいんちゃうん!?」
ここまで膨らんだページを一から構成し直すとしたら大仕事である。
思いつきで一日や二日でできるものでもない。サイト構成のコンセプトから組み立てていかんとかえってダメにしてしまう。
それに、売ってるものが違うし、そもそものスタンスも違う。多少なりこのスタイルで実績もあるし…。(ダメな奴の言い訳の代表みたいやないか!?)

でも、ちょっとだけ模様替えしてみた。(たぶん誰も気づいて無いと思うでー!)
変われない男ってダメねー!!
月の初めから、思いやられる…。
今日はそんなとこ。


6/2
6月2日になったっていうのに

しばらく手が止まってしまっていたので、とっととやってしまおう。(そんな事いいながらいつまでやってるんだ!?)
組立を全部済ませ、「ちびテーブル」の天板を仕上げていたのだが、今回使ったこの木、一応材木屋さんではシカモアといってたが、シカモアはじめて見たので、ほんとにシカモアかわからないのだが、シカモア初めて見たのでサンプルにもらったのをなぜだか使っているのも問題であるが、ここではそれは問題ではなく、(あー、なんか回りくどいな−!!)仕上カンナをかけていると、すぐ切れやんでしまうのだ。
柔らかい木なので、刃をだせばかかるのだが、やっぱり切れてるわけではなく、スクレッパーで引っ掻いてるよな感じである。
小さい天板なのに一通りかけると切れやんでしまう。
一回では全面かかり切らないので、すぐ研いで、またかけて、すぐ研いで…。
なんなんだー!!
なんなんでしょうこの木は?
シカモアですか、本当に?
本当にって、本当のシカモア知らないんですが…。
もしかして、この木メープルみたいに金喰い持ってるのか?
なんだかもう!!で、今日はそんなとこ。


6/3
あっという間に

一日終わってしまった…。
午前中、京都でのイベント等々についての打ち合わせ。
それが終わって、お昼を食べる間もなく、今月末の泉佐野緑化センター主催の木工教室の会場を下見する為に株)木匠の飴村社長と泉佐野市立生涯学習センターというところへ向う。
泉佐野市といえば、関西空港のお膝元で、バブル崩壊の波をもろに受けた、いまや日本でも有数な財政難の町であるが、そんな町にあるとは思えない程というか、こういう箱を建てちゃうからそうなってしまうのか、というような立派な設備。
僕の通っていた高校の裏っかわにあるのだが、もう卒業して以来何年ぶりでもちろんあの頃はこんな立派な施設群はなく、すっかり様変わりして驚いてしまった。
会場の工芸室に案内していただき、備品を見せてもらってさらに驚き。
道具箱に入った、新しいのままのノミやカンナやのこぎりがいっぱい。多分テーブルに座れる人数分はある。
担当の方に伺うと、できて7年来いまだに使った事がないらしい。
驚きであるとともに呆れてしまった。
いやはやお役所である。
こんだけの道具揃えようと思ったら、いくらかかることやら…。
まあ、この会場を借りれば自由に使っていいということなので、せっかくいいもん見つけたので、なんか使い道考えてみよう。
ただ市の設備で営利目的での使用はできないというので、木の暮し研究会としての活動の一環ということになるのかな。

それにしてもこれみんな税金ってことでしょ?
すごいね税金って!!(どう凄いっていうんだ!?)
まあいいや…。
今日はそんなとこ。


6/4
どっどーん

やっと仕上がった…。
いつまでかかってるんだって感じであるが、いつものごとく大赤字である。
誰のせいでもない、僕のせいなのであるが、まあしかし、こんな調子で仕事しとったら、いつまでたっても御殿には住んで左うちわって訳にはいかんわな。(って御殿に住んでうちわ扇いでもらうつもりなのか!?)
「ちびテーブル」は風汰の椅子にあわせて、学校の机を微妙にアレンジしてみたので、椅子とあわせるとなかなかかわいく、なかなかやるじゃん!!な雰囲気に仕上がった。(手前味噌やなー!!)
でも見た目より手間がかかるので、こりゃまた売り物にはならんな。(アカンやん、それじゃ!!)
夜は、木の暮し研究会の定例通信編集会議。(漢字にしてみたらなんかカッコイイやん!?)
夏から、秋へのイベントを考えるが、京都会場とじぶんちショールームのイベントもあり、イレギュラーで出張木工教室が入ったり、むこう数カ月いよいよ日曜日とは縁がなくなりつつある。さて、カラダが持つのか?(イベントっても遊んでるようなもんやろ!?)
それより家族と縁遠くなっていくほうが心配である。
っていうか、すでに縁遠くなりつつあるのだが…。
みなさんはご家族を大切にしてください。
今日はそんなとこ。(ところで、「どっどーん」ってなに?)


6/5
しいて普通の一日かな?

「ちびテーブル」と「スピーカースタンド」の発送
最近、段ボール箱つぶして梱包用の箱をつくるのがうまくなってきた気がするのは気のせいか…。(そんな事うまくなってどうするんだ!?)
「ちびテーブル」を発送する前にじぶんちショールームへ持っていって、撮影する。
今週はじめて立樹の顔を見た気がするので、ちょっといっしょに積木で遊ぶ。
戻り際、いつもなら一緒に行くとごねるのだが、健気に見送ってくれるので、あまりに愛おしくなり、ついついクルマに乗せて連れて行ってしまった。
用事があって出かけるので、その時に送って帰ればいいやと思って連れて行ったのであるが、お昼から材木屋の配達があり、はじめて大きなトラックに乗せて送って帰る。
いつもは軽トラか僕のクルマなので、トラックの高い座席で見晴しが良く結構嬉しそうであった。
配達にいった材木屋さんは、一年振りぐらいに行ったのであるが、社長が代替わりしていろいろ新しい試みをしているらしく、一般のお客さまに取っ付き良い店構えに改装していて、アマチュア木工愛好家もターゲットに考えているようで、面白い材料も仕入れていたので、いろいろ見せてもらった。その中でトチの丸太を挽いたものがあって、社長が一度試しに丸太買いしてみたくて、安かったので買ってみたという代物で、少し持て余しているようにお見受けしたので、もし買える値段でしたら少し分けてくださいとお願いするとお値段をだしてくれ、それを聞くと一本分ぐらいなら引き取れなくもなかったので、その中で使いでよさそうなのを買うことにした。(お金ないくせに…。)
大阪の片田舎といっても、なかなか丸太一本買う機会っていうのはないので、値段のこともあって、ついつい買っちゃうんだよねー。
木に関しては、衝動買いの癖が抜けない。
やっぱり御殿は立ちそうにない。
それでも御殿と同じぐらいの材が残ればいいのだが…。
それも難しいか。
やれやれ、今日はそんなとこ。


6/6
なんか知らんが一日終わった…。

あれれ?
なにしてたんだっけ…。
午前中、ちょこっとホームページ更新して、柿花さんがお顔を見せてくださって、
お昼から、お見積もりのお問い合わせをいただいていた建築家さんが訪ねてきてくださって、材木屋の配達に行って、木工教室の作例をつくる為にホームセンターで2×4材を見ながらプランを考えて、
あまりに眠いのでクルマで寝てしまって…
うーん、なにやってたんだろう…?
ダミだこりゃ!!
今日はそんなとこ。(そんなとこどころちゃうぞこりゃ!?)


6/7
これまたなんか知らん間に…

カルチャー教室での木工教室のチラシに掲載する作例の写真を今日メール送る事になっているので、お昼から打ち合わせに出かけるので午前中に大慌てで試作して撮影する。
出発前になんとかメールを送り、お客さまのお宅に持って行く見本の椅子を取りにうちに帰り、お昼も食べず猪名川町のお客さま宅へ向う。
地図でだいたいの位置を把握していたのだが、土地勘がないせいか、どんどん奥地(って未開の地じゃあるまいし…。)に入って行ってちょっと不安になった頃、目印の小学校を発見。
予定より少し時間がかかったが無事に到着、お宅訪問。
カウンターの椅子をどうするか、いろいろご相談しながらイメージを固めていく。
結構長居しての帰り道、通り道の川西市にあるcafe「HANARE」に寄ってみる。
材木屋の営業をしていた香山君に聞いていて、築100年の旧家を改装していい雰囲気で、オリジナル家具も展示しているということで、機会があれば一度行ってみたいと思っていたところ、丁度通り道でお客さまとのメールの中でも話題にでたこともあり、寄ってみる。
せっかくなので、仕事で近くに来ているはずの井本氏に連絡を取り誘ってみる。
都合良く時間が合ったので、近くで待ち合わせる。
なかなか立派な屋敷造りの旧家を雰囲気を崩さずうまくアレンジしていて居心地のいい空間に仕上がっている。(って、お前は評論家か!?なに様なのかと問いたくなる言い種だな!!)
極太の曲がりの松梁なんか、今じゃ地松でこんなの探すのほとんど不可能じゃないか!?っていうぐらいの立派なものが使われている。
こういう場所を見ると、素直に僕も欲しいな−って思ってしまう。
一応、一号店は青山でと決めている(心の中でやろ!?)のだが、大阪店はこういう場所にしようと決めてみた。(想像上ヤロ!?)
思うのは人の勝手である。
しかも思えば叶うっていうやん!!(そう思うのも勝手やけどな!)
放っといてくれ!!
日はそんなとこ。


6/8
父親参観

やってることは昨年とまったくおんなじなので、昨年の日記をご覧ください。

…ってな訳には、いくらなんでもいかんわな。(しかもこの手のフリはもう飽きたしな。)
まあしいて違いといえば、昨年より子供達の歌がしっかりしたのと、どっかで見たことあるオッサンがいるなと思えば、高校卒業してふらふらしてた頃、バイトに行ってた八百屋さんで一緒だった旧友にクラスメートの父親として、十数年ぶりにバッタリ出会ってお互いビックリしたぐらいか。
子供は成長してるのに、親父はいっこも進歩してないって言われそうだなこりゃ。
だいいち、この歳になればそうそう目まぐるしく進歩もせんちゅーねん!!
(見苦しいぞ、やめとけ!!)
そっか…。
今日はそんなとこ。


6/9
なんだか仕事してないなー

なんでだろう?
仕事してない。
そりゃそうか、材木屋の配達にちょっと出かけたっきり、配達先が工房Yoiさんのご近所だったので、ちょこっと顔をだしてのつもりが1時間以上も話し込んだんじゃ仕事にならんわな。
おまけに邪魔しちゃってるし…。
「タモの一枚板ダイニングテーブル」のデザインもまとめないと次の仕事にかかれない。
すっかりお待たせしちゃってるし。
仕事しようよ!!
がんばって。
ほんと…。
今日はそんなとこ。


6/10
おもちゃ作家の青木さん

仕事せないかんのだが、景気付けにカウプレにご希望いただいていた「ちびスツール」をつくっちゃう。(なにが景気付けなんだ?)
カウプレの賞品だからというわけではないが、お試しでいろんなことができるので、結構景気付けになるのだ。
今回は、一見シンプル簡単に見えるのだが、ちょっと凝ったつくりにしてみた。
夕方、木の暮し研究会の9月のイベントに予定している「木のおもちゃ手作り教室」の打ち合わせ。
出席は、講師をお願いしたおもちゃ作家の青木宏子さんと井本氏と僕。
青木宏子さんとは、数年前、僕がたまたまなんかのイベントに展示していた時、僕のプロフィールに「童具館」という文字を見つけ、声をかけていただいてお知り合いになった。
そもそもその前に僕のほうは、その数年前におもちゃの仕事をしていた頃、今は無き「手作り木工辞典」のおもちゃ作家の特集記事で青木さんを見たことがあり、僕と歳も変わらんのに(これ書いちゃまずいんじゃ無いの?)もうこんなとこ載ってるんだと思い(なぜなら僕の師匠の和久洋三氏と記事として同列だったのだから。)、それで知っていたので、青木さん本人だとわかった時は、なかなか凄い偶然で、こんなこともあるもんだと驚いたものである。
以来、木の暮し研究会の通信を送らせていただいているご縁もあり、今回ちょっと目新しいイベントをしたいと思い、青木さんにご相談をしたというのがことの経緯。

青木さんはご自身でいろんなところで手作りおもちゃ教室をされているので、ノウハウはいろいろお持ちでこちらとして大助かりである。
しかも手弁当な僕達にあわせてもくださり、重ね重ね大助かり。
せっかく面白そうなことなので、集客もがんばらないと申し訳ない。
しかしどうやって…!?(頼りないな−!!)

今日はそんなとこ。


6/11,12
京都でデッキ貼り

(おまえはいったいなにをしてるねん!!)との声も聞こえてきそうであるが、以前ここにも書いた京都の住宅展示場のウッドデッキを貼りに2日間まるまる現場作業である。
株)木匠の物件なのであるが、木の暮し研究会の活動拠点という位置付けなので、社長のところもあまり予算をかけられないこともあり、土台だけ職人さんに建ててもらって、あとは自分達で貼ろうということになった。
ちなみに自分達のことなので無報酬、だが昼食は社長の奢りである。
住宅展示場という性格上、土曜日曜は作業できないのでこの二日でやってしまうことになった。
延べ床面積150平米だそうで、数字だけではちょっと想像できないが現場を見る限りかなり広い。
当初、事務局3名でやろうかと話していたが、素人3人だとどう考えても2日や3日で出来るもんじゃないということと、井本氏が今週中の急ぎの仕事があり参加できないということになり、研究会の会員で大工塾にいってる柿花さんと仲間のかた、木匠の外構担当の職人さんに無理をいって手伝ってもらうことになった。(ちなみにこの方がたには、木匠より一応バイト代程度の日当は支給されます。)
ということで、朝一から京都へ走り、夕方までインパクトドライバーを握りしめひたすら床に向ってコーススレッドネジを打ち続けていた二日間なのでした。
ちなみに、二日めは夕方から雨で作業が予定より少し早めに終わらざるえなくなり、柿花さん達と新進堂へ行ってみた。
何度目かの正直、今日は開いていた。
扉を開けて中に入ると、店員さんが6時で閉店ですと僕に告げるので、時計を見ると
5時40分ぐらいだった。
どうしようかと思ったがせっかく来たので、コーヒー一杯でもということで席につく。
そうそう、このテーブル、約4年前とおんなじ。
そりゃそうだ長い間ここでこうやって使われ続けているのに、4年ぐらいじゃなにも変わらない。
人間国宝黒田辰秋氏の初期の作品である、考え様によっちゃガラス越しに展示されていてもおかしくないような代物である。
それが、こうやって使われ続けているというのがなんとも凄い。
まだまだ足元にも及ばないのであるが、このテーブルセットのように愛されて使われ続ける道具をつくりたい。そういう思いを新たにしてくれる。

それにしても二日まるまるほぼ空白である。
停滞した仕事のことを考えると頭が痛い。
どうしよう…。

馴れない仕事は特に疲れる
昨日と今日はこんなとこ。(おまえはいったいなにをしてんねん!?)


6/13
いつ仕事するんだ!?

木の暮らし研究会通信の夏号を編集する。
のだが、なんだかすっかり頭の中がからっぽでコメント文が浮かんでこない。
Macの前に座ったまま時間だけが過ぎていく。
どうにか絞り出さないことには、紙面は埋まらないし…。
くっ、苦しい。
海の苦しみ…
いや、
ウニの苦しみ。(どんな苦しみや!?)



おまえはもう死んでいる…。(嗚呼懐かしや…。)

今日はそんなとこ(無理矢理〆るか!?)


6/14
どうするんだ!?

木の暮らし研究会通信の夏号が終わらない。
どうしよう…。

そんなことをいいながらも、お昼から西宮、芦屋方面に所用がまとまってできたので、出かける。
まず、お年玉プレゼントのスツールをお届けに西宮市仁川というところへ。
途中、阪神高速湾岸線を走っていると突然前が見えなくなる程のどしゃぶり。
お宅に向う途中も山手の住宅街で一本道を間違ってしまい毎度のごとく暫しの迷走。
なんとかまあ半年越しのお年玉をお届けして、次は苦楽園へ。
「TVチェスト」の引き出しが一段だけ固くて開かなくなったらしい。
前回のこともあり、本格的な梅雨になってお部屋の環境がどうなっているのか、まだなんかありそうと思っていたところだったので覚悟はしていたが、一段だけというのがなんともどういうことか?
お宅へ伺い、引き出しを見てみると、真ん中の一段だけ手前8mm程で止まる。
状況を見ると上下はあたっていないので側ということになる。
引き出しを抜いて、手触り感で膨らんだところをカンナで少し削ってやると、すっと納まった。
特殊な例ではあるが、こちらのお宅はリフォーム完成以来いろいろトラブルに見舞われていらっしゃるが、人為的なことより、自然素材特有のそれはどうしようもない的なことがほとんど。
奥様が、自然素材をお好きでメリット、デメリットのあることをわかってくださり、こちらもきちんと状況を判断して説明および対処させていただけば、おおらかに受け止めてくださるので随分気持ち的にはお助けいただいている。
木を含む自然素材というのは、結果を完全にコントロールすることはできないので、馴染んでいくまで少々お手間がかかってしまうのであるが、気長におつき合いいただけるのでありがたい。
まあ、それに甘えてしまってはいけないので、なるべくトラブルの無いようにリスクヘッジをする責任もあることは確かで、そのように努めることは必須であるが、すべての結果を支配しようとすることは、それはそれで危険じゃないかとも思う。(なんか表現が固いなー!頭固いんちゃうん!?)
で、次に芦屋浜へ井本氏がお庭をつくった新築のお家のオープンルームに伺う。
なんでも、この間大学院をでたという若い建築士が自分のお姉さんのお宅を設計したということで、今風の建築というのもたまには見てみようということで、井本氏と待ち合わせをして伺う。
なかなか今風だ。
井本氏の庭は、出過ぎず、下がり過ぎずで、全体との調和を大切にして、本当に彼らしい。(って、おまえはどれだけ庭を語れるんだ?)
そんなこんなで、ひと回りして午後の部は終了。
しかし、編集はいっこうに終わらない…。
どうするんだ?

どうしよう?

どうにかしてよー!!(って、誰がよ!?)

はー、今日はそんなとこ。


6/15
木工教室

木の暮らし研究会の木工教室だったのだが、こうやって定期的に開催しはじめて丸2年になった。
最近は準備から株)木匠のスタッフの方々が手伝ってくれるので、大助かりである。
当初、社長とふたりだけできりきり舞いしていたことを思えば、井本氏も事務局に加わってくれ、多少パワーアップしている。
ただ、恐いのはマンネリ化で、運営側が熟れてきてしまって、緊張感と新鮮さを気付かずうちに無くしてしまうことである。
そういうことって、うっかりしてるとすぐに相手に伝わってしまう。
通信の編集も行き詰まっているのはそのあたりに原因があるのかも。
過度に手間をかければいいってもんでもないが、安に流されてしまうってのはもってのほかである。
イベントや企画に追われて会の本来の目的や主旨を見失う恐さも感じつつある。
階段を登ろうという時には、ちゃんと足元見ておかないとうっかり足を踏み外してしまう。
この会は、ただ人を集めて大きくなることが目的ではない。
初心忘れるべからず。
今日はそんなとこ。


6/16
やっとこさ

木の暮らし研究会通信のほうも、さすが今日中には送ってしまわないと死活問題につながるので、なんとか踏ん張って編集してしまう。(そういや随分仕事してないなー!?)
封筒へのアッセンブリーを夕方、井本氏に手伝ってもらうことになったので、さっさと印刷してしまう。
…のだが、こんな時に限ってプリンターの調子が悪い。
騙し騙しするも、さすがに部数が多いとらちがあかない。
仕方がないので、木匠のプリンターを借りにいく。
あっちはWinを使っているので、Macを持参する。
プリンターといっても、カラーコピー機なので、断然スピードが早くて画質も安定している。
うーん、こんなことならこれまでもここで印刷しとけばよかった。
うちのプリンターは、通信の発行の度に少々オーバーワーク気味なのだ。
刷れた端から、封筒にアッセンブリ−する。
夜7時過ぎ、作業が終わり郵便局に持っていく。
驚くことに、ここの郵便局はゆうゆう窓口が24時間営業なのだ。
案内をみて24時までと書いてあったので、24時までかと思っていたのだが、よく見ると0時からとも書いてあった。
24時=0時である。(当たり前やろ!!)

便利な世の中…、なのか…?
そんなことはさておき、取りあえず気掛かりなことがひとつクリアになった。
しかし、ほっとするのも束の間なのは周知の通り。(がんばれー!!)
今日はそんなとこ。


6/17
なかなか要領よく次に進めない。

なぜか目覚めるとクルマの中で、都合2泊目ということになる。
積木遊びの会の案内チラシをつくって朝から家へ持って帰る。
今や、僕がいつ帰ってこようと、それが当たり前のようになってしまっている。(家庭崩壊秒読みか!?こわいこわい…)

久しぶりに風汰を幼稚園にクルマで送ってからアトリエに戻る。
次々こなさないといけないことがあるが、先ずはこのあいだ買ってきたトチの板がそのまんまだったので、桟積みし直す。
たいした量ではないので、熟れたもんでひょひょいとリフトで積み直す。
重機って便利だ。
次に控える仕事はチョイ大物なので作業台を空ける為、途中になってしまっていたカウプレちびスツールを仕上げてしまう。
他にもちょこちょこやった気がするが、あんまり用事は片付いてない。
まったくもって、どうしたらいいのやら…。
今日はそんなとこ。


6/18
大丈夫なんか、僕!?

朝から嫌な雨。(梅雨なんだからしょうがない。)
雨だと材料出せないのもこまったもんだ。
結局、今日もなーんにも片付いてない。
いろいろやってる気はするが…。
とにかく早く次の仕事にかからねば。
ほんと大丈夫なんか?
今日はそんなとこ。(そんなとこ言うてる場合やないで!!)


6/19
あかんなー

昨晩から持ち越しのダイニングテーブルのイラストを仕上げてお客さまにメールする。
暫しお返事待ち。
あわせてつくるローテーブルのイラストも描いてしまう。
晴れ間を見て、ちびスツールを撮影し、発送の為に梱包する。
時間があいたので、昨年末の版画教室の講師をしていただいた坂本さんから頼まれてもう半年以上棚上げされていた、そばのコネ鉢を支える台をつくる。
機能優先なので、凝ったことは一切なし。
やっともうひとつ検案事項が片付いた。
それでもお金になる仕事をちっともしてない…。
どうしよう。
来月も霞を喰って生きなアカン。(それは無理やろ!?)
はー、今日はそんなとこ。


6/20
待機

お返事待ちである。
待ってるあいだ何もしない訳にいかないが、かといって次の大きな仕事にかかる訳にもいかないので、なかなかうまくいかない。
ちょっと棚上げしていたことを棚から降ろしてやることにする。
デザイン学校の恩師から紹介していただいた施設からの依頼、紙芝居の枠の試作を考える。
紙芝居の枠も仰々しいのが多いので、少しシンプルにしようと思い、なおかつ若干の量産に対応できる簡単な構造が必要なので、なかなか難しい。
考えるのって結構時間がかかるのだが、よっぽど名案がでないと換金できないのでなかなか辛いものがある。
たいがい外に働きに出るほうが稼ぎになるじゃないかと思うことがある。(それができないからこういう生き方してるんやろ!?)
まあ、その通りであるが…。
なかなかね。
今日はそんなとこ。


6/21
アクションを起そう!!

材木屋の〆日だったので、たまった伝票を入力して、請求書を出力する。
公共工事依存型の事業では今後ますます生き残れなくなっていくだろうということが、如実にわかる。
ただ単になにかを待っているだけで無く、積極的に直接アクションを産み出す努力というか、活動をしてこうという気持ちが大切なんだと改めて思う。
それは、規模の大きい小さいじゃ無いと思う。
小さいなら小さいなりに、どうすればいいか考えること、行動することそのもの自体が価値を産むような気がする。
確かに小さい活動だと、リアクションも小さいかもしれない。(現にそうだ。)
それでも、その小さいリアクションを大切にして、なにかを感じ取りフィードバックすることで、次のステップに進める。
そう思う。
確かに日銭は大切である。(そりゃほんとに死活問題だからなー!!)
ただ、そこに固執し過ぎると本当の死活問題に向ける目をくらまされる。
そんなふうにも思う。
久しぶりに、なにをいってんだか訳わからん状態になってきた。
(要するに仕事してないっていうことやな!?)
…今日はそんなとこ。(なんや、誤魔化すなよ!!)


6/22
やっぱ、やらなあかんで

オープンルームで積木遊びのワークショップ
3ヶ月に1回のペースでやって、今回でようやく丸一年。
はじめての方を対象にやっているので、毎回ネタ的には似たようなことをやっていることもあり、多少マンネリ感も漂いその上前回はほとんど参加者も無く、やっぱ無理だったのか、いよいよおしまいかと若干諦めムードもあったのだが、本気でやるならこの程度で諦めてどうすると、懲りずに今回も企画した訳だったのだが、もっと本気でやらなあかんで的にいろいろな要因が重なり、なにかを予感させる今回のイベントであった。
まあ、いつもの通り大盛況とまではいかないのではあるが、玩具作家の青木さんからのご紹介で、以前から童具や積木に興味をお持ちのお母さんが、大阪で実際にワークショップをしているところ探していたと喜んで参加してくださったり、たまたまオープンルームに落ち合わせいただいたお客さまがお子様がいらっしゃるということでお誘いしたところ、童具館の積木を使ったワークショップだとこちらにきてわかって喜んでいただけたりと、ちょっとしたことなのだが、このワークショップのこれからの方向性と決心を固めるきっかけがもらえた気がする。(いよいよ本業棚上げやな!?)
職業=「木のある暮らし案内人/木工家?」です!!(なんじゃそりゃ?)
賛否両論あるでしょう。
それでも信念と哲学を持ってこの生き方を生きていくしかないような気がする。
人それぞれってことでいいんじゃないの!?
ちなみにもっと驚いたことは、前述のお母さんお話しているうちになんとなく昔会ったことのある人のように思えてきたときに、先方から実は初対面じゃないとカミングアウトされ、やっぱりそうだったことだ。
高校時代のクラブの2こ上の先輩で、卒業以来なのでかれこれ二十年ぶりぐらいになる。(そりゃわからんわな!?)
むこうも僕のプロフィールみてかなり驚いたそうだ。
恐ろしく奇遇!!もうこれはなにかあるとしか思えなくなる。
いきなり教えを説いたりする人になってしまわないよう
に気をつけよう。
ワークショップ2回戦の後、夕方から木の暮らし研究会のミーティングにいく。
事務局メンバー増員につき、今後の方針を話し合う。
ほぼ2時間半、年齢、キャリアの差を飛び越え本音のぶつけあい。
これはお互いが敬意を払いあっているからできることだと思う。

この関係性が保てないような上辺だけの拡大はしない。
そこが見えただけでも有意義だった。
なにか新しい動きが予感できた普通の日曜の一日だった。(仕事しろよ!!)
教はそんなとこ。
あかんあかん!!今日はそんなとこ。


6/23
なんか疲れが取れない

いやいや、なんだか疲れちゃって、おまけにこの天気、いやになっちゃう。
気も進まなきゃ、仕事も進まんし。
やだやだ…。
無性に眠いのはなんでだ!?
気持ちが入ってないねー。

ダメな僕…
(嗚呼、突っ込む気にもならない。)
今日はそんなとこ。


6/24
疲れてなんていられない。

ぼやぼやしてると今月も終わっちゃう。
「タモの一枚板をつかったダイニングテーブル」略して「ダイニングテーブル」(それは略してるとはいわんやろ!?)の制作にかかる。
午前中にイラストをちょっと手直しし、メールで再送。
脚の変更なので、天板のほうを先にかかる。
幅750〜800、長さ1600、厚み80の板。
面積的にはそんなに重い感じはしないのだが、厚みがあるので結構重い。
10mm強の反りがあるので、勿体ないがその分は木屑になる。
まずは、電動カンナでだいたい平面まで両面を荒削りする。
電動カンナは集塵できないので、ただでさえ狭い足元があっという間に木屑だらけになる。
木屑といえば、今まで処理に困っていたが、この間造園家?(?マークつけたんなよ!!)の井本氏と話をしていて、庭をつくる時、上に捲くやつに使えそうということで、うちの土場の一角をつかって、そこに捲いておいて灰汁抜きして使えるか試そうということになった。
これがうまくいけば、木屑を無駄に燃やさなくてよくなるので、なかなかありがたい。
(そうそう、うまくいくかな!?)
なんだかんだとあるもんだ。
脱線したまま、今日はそんなとこ。


6/25
肉体疲労ッス

「タモのダイニングテーブル」制作中。
引き続き天板を削ってます。
だいたい平面から、ほぼ平面になるように、手ガンナの横摺り落していく。
手ガンナだといくら横摺りとはいえ、そんなに厚く落とせる訳ではないので、結構体力勝負である。
相手がタモで案外削りやすいのでそれでも助かる。
ほぼ平面になったら、もっと平面になるように長台ガンナで木目にそって削っていく。
削るのも手間だが、同じだけ刃を研がないといけないのもたいがい手間である。
切れやんで油断するとちょっと逆目掘っちゃうので、切れやむ前に刃を研ぎ直す。
そのほうが早く刃もつく。
夕方、日曜日の木工教室の材料を仕入れにいく。
週末に積木のワークショップのことで東京にある童具館へ打ち合わせにいくことになり、明日の夜からクルマを走らせ、他の用事もあり、帰りが土曜の夜になるので先に準備しておないといけない。
なんとも落ち着かない6月である。(こないだまでぼやーッとしてたクセに!!)
今日はそんなとこ。


6/26
出発準備(っていう程のことはない…。)

今晩から二日程留守にするので、朝からなんやかんやとやっておく。
夕方、日曜日の木工教室の材料の下準備。
SPFの2
×4材を使ってスツールをつくるのだが、多少手ノコを使ってのカットを体験してもらうような部材の木取りをしている。
夜中に出発なので、少し早めに帰って一緒に積んでいくレンタル積木を返却する前にちび達と一緒に遊んでおく。
5人ぐらいで一緒に遊ぶ量を3人で使ってしまったので、片付けるのが大仕事である。
せっかく一息寝ていきたかったのだが、大幅に時間を短縮されてしまった。
おかげで出発前に事務所に着いた井本氏から電話をもらって起される始末。
慌てて出かける。
さあ、ひとっ走りである。(そんなんで忘れ物は無いンか?)
今日はそんなとこ。(ってもう明日も始まってるけどな!!)


6/27,28
出張報告書(長いから、覚悟してね。)

夜中からクルマを走らせ一路東京へ。
運転手が二人なのが心強い、いつもは運転手が一人なので目的地に辿り着くまで運転し続けないといけない。
たいがい行く道というものは調子のいいもので、予定より早く着く。
早く着いたので、寄り道しようと思い、平塚の技術校でご一緒した、オアキ家具アトリエの青木さんの神奈川県秦野市にある工房が道すがら丁度いいと思い、まったく相手の都合も顧みず朝の早(はよ)から電話をかけてみる。
あまりに早すぎるので出ないかと思いきや、出てくださったので事情をお話すると、丁度これから納品に出かけるということでちょっと都合がつかなかった。
ものすごく久しぶりでだったので、すごく残念がっていただいたが、仕事があるので仕方がない。
それじゃどうするかと考え、井本氏が東京二回目の初心者で、横浜の中華街にも行ってみたいということで、湘南の海岸沿いを走り、鎌倉に抜け横浜へいくという、いかにもデートドライブに最適というコースを男二人で走ることにする。
いかにも湘南という海沿いの道、テレビの画面によく登場するオシャレ感漂う風景だが、結構好きな景色である。
鎌倉に入り、大仏を見ようということになって向ってみるが、朝早すぎてまだ開門していない。しかたがなので、横目に見ながら中華街を目指し、一路横浜へ。(お前ら、なにしに行ったんや!?)

時間も丁度通勤時間帯になり、クルマが増えてきてなかなかスムーズに進まなくなってくる。
紙でできたカーナビしか持っていないので、知ってる道しか走れない。
それでもようやく横浜市内中心部に入ると、勝手知ったる(なんていう程でもないやろ!?)横浜の街、懐かしや…である。
適当にクルマを止め(違法駐車ってことかな?)、中華街に行ってみるが、さすがに朝の9時半頃じゃ、開いてるお店も皆無に近く、人通りも少ない。
あのごちゃごちゃした独特の雰囲気が中華街っぽいので、それを井本氏に見せてあげられないのはちょっと残念であったが、それなりに雰囲気は楽しんでいるようだった。(お前ら、なにしに行ったんや!?)
朝食がまだだったので、テレビでよく見る中華粥のお店が丁度開店したので、そこで食べることにする。
ゆっくり見て歩きたいところなのだが、気温が上がってきて僕のほうは気が気でなくなってくる。
というのは、今回の本来の目的である童具館への訪問に際し和久先生への手みやげに、泉州名物水なす漬けを持ってきたのだが、要冷蔵のものをクーラーボックスに入れてクルマの冷房をガンガン効かせてきたとはいえ、まだお昼過ぎまで持ち続けていないといけない訳だから、気温の上昇はかなり気になるところなのである。
後は港町横浜らしいところをクルマでぐるぐる足早に回る。山下公園から氷川丸江を左手に、マリンタワーを右手に見、港の見える丘公園、異人館、外人墓地のある山手を抜け、再び港へ戻り、赤れんが倉庫を流し見て、みなとみらいへ出る。
これで横浜観光地一周である。
まだ少し時間があるので、そこから東京へ向う。
最近(でもないか)目黒通り沿いにインテリアショップが増えているので、それを見に行ってみる。
取りあえず目黒通りを走ってみるが、思いつきで何の情報も持ってないし、さすがに都心に近づくとクルマ止めるとこもないので、ちょびっとしか見れなかった。
次は、ちゃんと調べておこう…。
時間もお昼を回ったので、本来の目的地である童具館のある大田区に向う。
多分、東京の地理にお詳しい方はご察しかと思いますが、思いつきで動いているとはいいつつ、こう見えてかなり効率を考えて移動している案外計画的な僕なのです。(その割には思いつきやないか!?)

初日の午前中だけでこんな調子なので、この後まだまだ続いてしまうのですが、さすがにお読みになるのも大変でしょうから(書くのが嫌になったんやろ!!)、まずはここまで次回に続く。(といって続いたためしが無いやないか!?っていうか、もっと手短にまとめられないもんか?)
<予告ダイジェスト>
●童具館にて、師匠と久しぶりにご対面。の巻
●和久洋三氏の創造教育へかける人生観に井本氏大感銘!!の巻
●本場プレイルームでのワークショップに乱入、子供より積木で楽しむ大人二人。の巻
●夜の部は、なぜだか童具館卒業スタッフと久しぶりの再開。の巻
●そのまま、ついでに泊らせてもらうが、場所は和光市…。の巻
●朝食は青山のカフェと勢いづくも、案内されるところが相次ぐ閉店に行き場無し。の巻
●昼まで、都内スポット強行観光。東京タワーに東京駅、東京と名のつくものはすべて見たおす。の巻
●南青山出店計画第一弾、「単なる下見」の巻
●東小金井のお客さま宅へ打ち合わせ。「どこでも予定さえたてばお打ち合わせに伺います。」の巻
●最先端のコーポラティブハウスに大感激!!の巻
●さすがに帰りはつらかった。の巻


6/29
ヘビーだぜ!!

朝早く、東京から帰り着く。
二日留守にしたので、いろいろチェックするがそれ程仕事もたまってなさそうなので、ほっとするやら、悲しいやら…。
昼から、泉佐野市緑化組合主催の木工教室でその準備もあるので、ゆっくりもしてられないが、一旦家に帰る。
しばし家族と時間を過ごすが、カミさんのご機嫌が優れないように感じたのは僕の気のせいだろうか…!?
もう少し遊びたがるちび達を置いてでかけるのは、毎度のことながら後ろ髪を引かれる。
自分の生き方が不安になる一瞬である。
答えは出る時までわからない…。

木工教室のほうは、今回会場の泉佐野市生涯学習センターの備品の道具をお借りすることができるので、少し手ノコで切ってもらう部分を取り入れてみた。
題材として初めてのことなので、ちょっと不安なこともあるが、これもやってみないことにはなんともいえない。
構造的には、少々失敗してもちゃんと組み上がるようにはしてあるが、まったくダメな方がいると困るので、念のためスライド丸ノコも持っていくことにする。
初めての会場で、初めての方ばかりだが、木工教室自体は回数を重ねているので熟れたものなので、取りあえずは進行していく。
手ノコの作業もほとんどの方がはじめての経験のようであった。
案外年輩の男性の方もそうなのには少しばかり驚いたが、それが現在の現実なのであろう。結構傷は深いのかも…!?
それでもまあこういう会に参加しようという方なので、積極的にやってくださるのと、ここの道具がまっさらに近かったので、刃もよく切れていて、材もSPFと柔らかかったことも幸いし、大きな問題も無くほっとする。(小さな問題は山積みなのね!?)
つくったもの自体は、いつもキットとして提供するものと比べるとかなり簡単なものであるが、その分自分の手を動かすところを増やしたので、総じていえばお楽しみいただけたようである。
これをフィードバックして、今度は木の暮らし研究会のほうでもやってみよう。
とはいえ、この為に手ノコ人数分そろえるのも大変だよ。
ただでさえ予算なくて手弁当な会なのに…。

どうやって予算を集めるか?
こまってしまって、今日はそんなとこ。


6/30
すっかり油断してた…。


カレンダーって見てるようで見てないね。
もう6月も最終日じゃないか!!
なんにも考えてなかった…。
こんなことで今年も半年終わろうとは、なんとも情けない。
大慌てでネタを探すが、どこにもそんなもん落ちてない。
いやはや困った。(そんなことでどうする!?)
こまってしまって、今月はそんなとこ(昨日といっしょかよ!?)


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