[diary]

ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

■2003/5

5/1
いつのまに5月に…

いやはや恐ろしい。
ホームページの更新を先送りにして「ブラックチェリーのダイニングテーブル」の制作である。
吸付きが納まったので、脚のホゾを加工する。
幕板とL字に一ケ所だけの接合なので、前後左右への振れに対応する為、小根付き重ねホゾを2枚にした。
ホゾを加工し、仮組してみる。
天板に取り付けて、ひっくり返して立ててみると、無事にがっちりと組み上がってホッとした。
というのも、机上ではうまくいくと思ってやっていても、実際組み上がってみないとわからないというなんともリスキーなことをやっていたので、正直立ち上がったときにはなんともいえない感慨であった。
万が一の時に為に用意していた部材は無駄になったが、まあそれはまた何かの時に使うとしよう。
脚の側面をほのかなアールになるようにカンナで削り、あとは、組立前に部材と天板に仕上げカンナをかける。
ブラックチェリーは刃の通りがいいので、カンナだけで仕上げる。
脚を組み立てて養生してる間に一息ついたら、そのまま寝てしまい塗料の乾燥時間がなくなりそうな時間になってしまい大慌てで塗装にはいる。(いつもそんなんばっかりやな!?)
嗚呼、なんとか完成なのか!?
この続きはまた明日。(ってことは朝方塗ったんやな!?)
今日はそんなとこ。


5/2
死のロードはひと段落

塗装のほうはゴールデンウィークならではの良い気候のおかげでなんとか持っていける程度に乾燥し、納品の為、お昼にお客さまのお宅のある東大阪へ向けて出発。
搬入を井本氏に手伝ってもらえる事になったので、途中堺市に寄り、彼の自宅の前でピックアップする。
奥さんと子供達がお見送り、折角のお休みなのに、いつもパパをお借りしてゴメンね!
一路、東大阪へ。
搬入しやすいように天板と脚をバラして持っていったので、お客さま宅で組み立てる。
途中、ご主人もお仕事先から戻って見えて、あらかじめ購入されていた「北の住まい設計社」のブラックチェリーの椅子4脚(たぶん僕のテーブル一台より高いはず…。)をあわせてみると、雰囲気もばっちりでお気に入りいただけたご様子。
無事納品を済ませ、次は先日「テレビチェスト」を納めさせていただいた西宮のお客さまのお宅へ向かう。
2、3日前に奥様からお電話があり、ケヤキのカウンターから虫がいっぱいでてきたのでどうしたものかということ。そのケヤキは僕が納めたのではなかったが、話を詳しく伺うとどうやらヒラタキクイムシがサナギから孵って木に穴を空けてでてきたようである。
ヒラタキクイムシは幼虫が乾燥した木を食べるので、成虫がでてきた時には実害はないのであるが、ちゃんと駆除しておかないと他の家具に卵を産みつけられてしまうと被害が広がってしまう恐れがある。
とりあえずバルサンでまとめて駆除して、残りを殺虫剤でマメに駆除してくださいとお伝えしたのだが、仕事も落ち着いて納品で出かけた足もあり、先日の納品時にデジカメ忘れたので写真を撮りにもいきたかったので、様子を伺いに西宮まで向かうことにし、連絡をとってみた。
すると奥様、僕のつくった家具にちょっと隙間があってまた連絡しようと思っていたところだとおっしゃるではないか!?
す、すきまー!!まさか何が起こったのであろうか?どこに隙間ができたのか!?
もう虫のことなど上の空、どきどきしながら、西宮へ向かいクルマを走らせる。
お宅に着いて何ごともなさげにとりあえず虫のほうを先に見せていただく。確かに塗装にきた時より穴の数が増えている。たまたま一匹でてきた虫を見るとやはりヒラタキクイムシであった。
とにかくこれは念入りに駆除するしか方法はない。
さて問題の隙間であるが、どきどきしながらお話を伺うと、側の鏡板がどうやら動いてずれて隙間ができたようであった。ずれを直せば済む事で構造的には問題がなく、ホッとした。(たいしたことなくて良かったねー!!)
せっかく苦楽園にきたので、井本氏に今日の日当に美味しいケーキ屋さんでケーキを買ってお土産にわたして、うちにはシュークリームをお土産に買い、西宮をあとにした。
あと、芦屋の井本氏の現場を見に寄って帰路についた。
途中電話で、オオツカ電器の大塚さんからお食事に誘われたので、せっかくなのでのこのことついていき、疲れたカラダにアルコールが染み渡り、ホームページの更新をしようと思って、酔いをさまそうとクルマで寝たら気づいた時にはお日さまさんさんと輝く好天の土曜日であった…。(まったくなにやってるんだ!?)
はは、今日はそんなとこ。(って、もうだらだらと長い日記書くなよ!!)


5/3
すっかりふぬけ

うっかり寝過ぎてしまい、午前中たまった事務仕事をして、午後からじぶんちショールームでお客さまのお相手をする。
そんな感じで呆気無く一日が過ぎてしまった。
ちょっと節目には緊張感を解きほぐさないとひ弱な僕は壊れてしまいそうなので、これもまたヨシとしておこう。
それにしてもホームページはいつ更新されるのであろう!?(あろうって、おまえがするんやろ!!)
すっかりふぬけて、今日はそんなとこ。


5/4
たまには家族サービス

このところチビ達連れて出かけていないのと、このあいだからカミさん駅に送りにいって立樹が電車に乗りたがっていたので、朝から電車に乗って天王寺動物園に行った。
チビ達ふたりとも久しぶりのお出かけなので、本当に嬉しそう。
思えば、立樹が自分で歩くようになってから一緒に電車に乗るのは、もしかして初めてかもしれない。(なんちゅう父親や!?)
ただ、乗ってしまえば電車なんてのは、なんてことはない退屈な移動手段だったようで、道中半分も乗らないあいだに「まだなの?」攻撃に晒されてしまったことは云うまでもない…。
天王寺動物園も風汰画伯が立樹と同じ頃にふたりで来て以来なのだが、天王寺駅から動物園の入り口までの通りにブルーシートのアウトドアハウスが異常に多くて、しかも妙にこった造りで驚いた。

人出のほうも、連休中日でゆっくりだったようで、多くはあるが、混雑という程でもまだなかった。
中にはいると、立樹がひとりでどんどん先に進んでいく。別に動物園ははじめてでもないし、今までだとずっとべったりだったのに3歳過ぎて少しお兄ちゃんになったのか、我が子の成長を垣間見てちょっと嬉しかったりする。(うわー親バカやん!!)
嬉しいのもつかの間、人込みに紛れて迷子になってしまわないように、見失わないようにしっかり追いかけてないといけないのも、それはそれで大変である。
ほんと子供は元気で羨ましい。
お昼過ぎて、人出がピークになる頃に園内を一回りできたので、動物園を出ることにするが、その頃には僕のほうは歩くのもいっぱいいっぱいな感じであった。
前日一日、ぼーっと過ごしたとはいえ、そうそう疲れも取れてはおらず、おかげさまの好天を通り過ぎ暑いぐらいのなか、チビ達追いかけまわしているのもたいがいである。
帰りにデパートに寄って、キハチのソフトクリームをせっかくなので少し贅沢に各自ひとつづつ食べる。(些細な贅沢やなー!?)
帰りの電車ではさすがに立樹は寝てしまっていたが、駅に着いたらまた元気に歩き出した。車中30分程寝ただけで回復するのである、やはり子供は元気で羨ましい。僕なんか中途半端に寝てしまったら余計に疲れて頭がぼーっとする。
疲れて帰ればあとは寝るしかない。
ホームページの更新はいつのことやら。
どうしよう…、今日はそんなとこ。(やっぱり自分に甘いんやなオマエは!!)


5/5
そんな場合か!?

朝からホームページの更新をしようと頑張っていた僕であったが、お昼前に(株)木匠の飴村社長から電話があり、茨木市の山の中で竹炭焼いてるおばちゃんのところへ行くけど、乗っていかないか?と誘惑されてしまい、好奇心旺盛の私はついつい乗ってしまった。
竹炭焼いてるおばちゃんのところの横で、「まだま村」というヨシ葺き屋根の竪穴式住居でできたオモロイカフェがあり、そこでお茶を飲んでいたのだが、イベント展示でタイの手織りの布を使った「うさとの服」というのを展示販売していたのだが、その服に使っている生地が妙に心地よく、ずっとこういう生地で椅子を張ったり、クッションや座ぶとんをつくってみたいと思っていたので、生地だけで手にはいらないか聞いていみると、それはやっぱり無理だったのだが、その横で同じ生地でつくった寝具をデザインしたという、タイに住んで活躍されているデザイナーのたかはし美ゆきさんという女性の方とお話することができ、その方がオーダーでそういったものも制作していて、いろいろこちらの求めていることをお話ししながら意気投合し、なにかできそう!!ってことになった。
まあ、ホームページの更新は遅れてしまったのだが、新しい人との出合いもあったということで、大目に見てくださいな。
夜からがんばるから。
今日はそんなとこ。


5/6
なかなかね。

延ばしに延ばしたホームページの更新をなんとか済ませ、メール通信を発信し終えた。
ああ、やっと4月が終わったって感じである。
ということは、5月は1週分早く終わっちゃうってことか!?
うわー!!もう6月の準備も始めないといけないってことね。
もう輪っかクルクル廻すハツカネズミのようなもんだな、こりゃ…。
マイライフ アズ ア マウス ってか。
ハハ…、今日はそんなとこ。


5/7
ふぁ〜あ

なんか本調子でねー!!って感じだ。
しなくちゃいけないことはいろいろあるんだけど、気持ちがなんかついていかない。
また、いつものあれだな!?(またはじまったでー!!)
今回は上昇点が結構高かったので降下点はかなり低いところへいってしまうかもしれないなー。
なにごともコンスタントっていう訳にはいかんのか?まったくもっていやんなる。
まぁ、カッコつけたところでただのヒトだからね。(なんや!なんや!!カッコつけてるつもりなんか?)
スランプとうまく付合っていくというのも仕事人にとっては必要なスキルだな。
そもそもスランプにならない為の自己管理能力ってのが必要なのかもしれないが、それはまたもう少し成長してからの課題にしておこう。
ふぁ〜あ…、今日はそんなとこ。(しばらくこんなん続くんか?こんな日記誰も読みたないちゅーねん。)


5/8
シャキっと

引き続き、なんか調子でねー!!なのであるが、そうもいってられないので、次の仕事にかかる。
「スピーカースタンド」の制作の為、図面を描く。
木拾いして作業にはいるのだが、もうひとつモチベーションがあがらない。
ここはひとつ無理してがんばらずに、先月酷使した道具の手入れをすることにする。
け引きの刃も切れなくなっているので研いだり、
カンナの裏も切れぎれなので、裏出ししたり、刃口の広くなったのもあるのでそれを埋めたりして、労をねぎらういつつ今月もがんばっての気持ちを込める。
そういえば前髪もうっとおしい、髪の毛も年末以来切ってないし、見た目からちょっと引締めてみようと思い、いつもの美容室に予約し夜仕事を早く切り上げて髪をさっぱりしに行くことに。
これから暑くなるので、いつもよりさっぱりしてもらった。
髪型変えると結構気持ちも変わる。
さあ、シャキっといきましょう!!
シャキっと、今日はそんなとこ。


5/9
あんまりシャキっと

しませんなー。
ともいってられないので、仕事をしましょう!!
「スピーカースタンド」の制作
図面からイメージイラストを描いて、これからつくるぞ!!って気持ちを盛り上げる。
途中、人手がないので材木屋の配達を手伝うが、配達先の近くにこのあいだちょっとお知り合いになったYoi工房さんがあったことを思い出し、アポ無しで申し訳ないがちょっと訪ねてみることにする。
タオル工場の一角に看板があったのですぐにわかって、中に人陰が見えたのでちょっと覗いてみた。作業中だったので、声をかけるのもなんだと思い躊躇していると不振なヤツが来たと犬が吠えたので、こっちに気付いてもらえた。(いい番犬やなー!!)
お会いするのは初めてで突然の訪問にも関わらず、手を止めてくださりいろいろお話しをさせていただいた。
工房をはじめて丸2年なのだそうであるが、繊維工場の跡で結構広く、家賃も安い。場所を探していて偶然見つけられたそうであるが、これはなかなかのめっけもんだ。
機械も一通りあるが、まだまだ置けそうである。
ご近所なので、またなにかおつき合いさせていただければと思う。(そういいながらご無沙汰の人いっぱいいるやん!?)
こう見えて実は人付き合いが悪いほうなのである。
突然の訪問で長居も申し訳ないので程々でお暇。
戻って、作業の続き。
木取りと木づくりするが、手押しとプレナーの切れも悪くなってきた、そろそろ交換だな、欝だ…。
盛り上がりに欠けつつ明日へ続く(考えようによっては、明日に続いてること自体が幸せなんじゃないの!?)、今日はそんなとこ。


5/10
あれれ、もう十日やん!?

えらいこっちゃ、えらいこっちゃ!!
ホントいい加減気を引締めていかないと己の首を締めかねない。
うーん、どうしたものか…。
こんな調子でもう十日、ぼやぼやしてると6月になっちゃう。(それはちょっと急すぎるやろ!?)
そんなことはないあっという間に月日は流れるものである。
今日も一日なにしてたっけ?って感じで終わってしまったし…。
こういう時期は、こんな日記ばっかりでスミマセン。(読んでるこっちも欝になるわ、ほんま!)
いやはや、かなり引っ張ってる。
今日はそんなとこ。


5/11
およよ、もう11日やん!?(要するに書き出しがないっちゅー訳やね!?)

ってことで、今日はオープンルームでした。
うっとおしいお天気の中、二組も(「も!!」なのか、相変わらずスケールちっちゃいなー!!)お見えいただきました。(しかも夕方来たひと組は友達みたいなもんやろ!?)
掲示板にも書込みいただいているやっこさんがお母さまと、弟さんの三人で遊びに来てくださり、趣味でいろいろお作りになりたいということで、アドバイスとも講釈ともいえない僕のたわいない話しを延々と聞かされてしまうといういつものパターンになって申し訳なかったり、何回か納品を手伝ってもらった元材木屋勤務の香山君が、お友達ふたりと一緒に遊びに来てくれ、若い友達のほうが、今、テーブル工房で無償でお手伝いをしていてこれから椅子等もつくっていきたいということなので、これまたアドバイスとも説教ともいえない僕のたわいない話を延々と聞かされて可哀想という、要するに、たわいない話を一方的に話し続けるという、恐ろしく手前味噌なオープンルームの一日でした。(もう文体無茶苦茶やな!?)
こんな調子ですが、僕の手前味噌な話も結構面白いようなので、よろしければぜひご機会がありましたら、一度皆様もお足をお運びください。(ほんとかよ!!二度と聞きたくないっていう人結構いるんちゃうん?)
ってことで、今日はそんなとこ。


5/12
はあ、もう12日だ…。(15日ぐらいまで引っ張るつもりやな!?)

ぼやぼやしてる間に、お尻に火がついてしまった。
「スピーカースタンド」の制作中。(お客さまお待たせしてるんだから、とっととつくってしまわんかい!!)
ホゾの加工を済ませてしまい、仮組。
音響装置の特性ということでスピーカの底面と床面との接点を点にする為に、脚柱となる角材の上端と下端面を丸く削る。
荒取りを丸ノコでして、残りを手ガンナと小刀で削る。
小さいほうは35角の材に40Rなのでそれ程ではないが、大きいものは90角に100Rと少々大きいので、想像以上に手強い、なにせ木口面を削っているのでなおさら手強い。
ちなみに、木口を削る時に水で湿らせると繊維が柔らかくなり削りやすくなる。
したがってそうする。
親父に頼まれてた、趣味の水彩画教室の展覧会のハガキを明日持っていくというのでつくる。
いつもやってることなので、フォーマットは同じで別につくること自体はいいのだが、さて印刷する段で、用紙を見ると前に買って使えなかったハガキ用紙であった。
微妙な厚み加減で、プリンターが拒絶するのだが、今さら買い替えにいく時間もないので印刷してみると、取り敢えず印刷できた。
片面印刷して、裏面印刷し残り数十枚のところで紙詰まりしだした。
紙が湿気を吸って膨らんだようである。
そんな微妙な厚み加減なのだ。
一枚おきに紙詰まり、夜中というか明け方近い時間で、次第にイライラがつのる。
イライラの頂点で、やけくそで過熱して湿気取ってしまえと電子レンジにいれてみた。
ホッカホカのハガキをセットして印刷再開。
するとどうでしょう!?
いままで、紙詰まりばかり起こしていたプリンターが嘘のように動きだしたではありませんか!!
と思ったら、すぐに湿気を吸って詰まりだす。
仕方がないので、小分けにして冷凍庫に入れ、数枚ずつレンジでチンする。
もう効率悪いったらありゃしない。
数十枚ちょっと印刷するのにどれだけ時間がかかるやら。
実はいまだに印刷中である。
なんてこった…、今日はそんなとこ。(ホントに今日である。)


5/13
うっふん、もう13日だ…。(まだやるか!?)

「スピーカースタンド」お客さまから催促のメールが…。
丸く削るのに手間取っています。
荒取りした角材を抱え込み、豆ガンナで角を落していくとだんだん球面になっていく。
良く切れる刃物で木口を削るとピカピカになってはげ頭みたい。
なんとか削り終え、部材に仕上げをかける為水引きする。
納期も遅れてしまってるし、
ああ、なんとか早くつくってしまわないと…。
気持ちは焦るが、手が遅い。
ああ、今日はそんなとこ。


5/14
ぴーひゃら、もう14日だ…。(やけくそやな!?こんなことしてても誰も喜ばんぞ!!)

朝から「スピーカースタンド」の組み立て。
なんかもう梅雨みたいな雨が降っている。
入梅の時期は、乾燥期の痩せと反りを意識した仕事をしないといけないので、なにかと面倒な季節である。乾燥した季節は逆のことがいえるのではあるが、昨今の住宅事情はエアコン等の冷暖房器機のおかげで年間通じてどちらかといえば乾いている傾向なので、労働環境がアウトドアに近い我がアトリエの場合はより使用環境を意識した仕事をする必要がある。(なんだか堅い話になってきた。)
なんとか塗装まで済ませたので、明日には発送できる。(唐突やな!?)
沖縄は梅雨入りだそうである。
地球温暖化のせいで、梅雨入り早くなってるんじゃないの?とオカン
がいってた。(オカン!?オカンって…。インターナショナルなインターネットで方言をつかうなよ!!
インターナショナルったって、そもそもJapanese only なのだから知ったことではない。
今日はそんなとこ。


5/15
やっとこ15
日だ…。(やっと終わりか!!もうとうに飽きてるんだよ!!)

15日まで引っ張ると書いた以上、引っ張るしかない律儀な私。
なんともうっとおしいお天気が続く。
なんかシランが一日終わってしまった…。
「スピーカースタンド」の発送をし、次の仕事のプランを練って、夜、近所のハイアマチュア木工家の米田さんのお宅へ伺って、非売品の焼酎(45度だそうだ、美味しかった)をご馳走になって、帰ってチビ達と久しぶりにお風呂に入って遊ぼ−って布団に横になってそのまま寝た。
ああ、こんな調子でも一日は終わる。
今日はそんなとこ。(おいっ!!もう終わる気かよ!?)勘弁してください…。


5/16
なか日


次の仕事にかかる前に、ロフトベッドのお客さまのへのサービスアイテムの机の上に置くブックシェルフとこれ又半年もお待たせしてしまっているお年玉プレゼントスツールをつくってしまうことにする。
スツールのほうは、ずっと前に加工のほうはできているが、ブックシェルフはデザインのところから新たに起こさないといけない。
サービスアイテムなので、あまり極端に手間と時間をかけられないので、ごく基本的な構造でシンプルにしかも半端な有り材で歩留まりよくつくれるように頭を捻る。(そんなんはデザインしたとは言わない!)
いや、シンプルにつくりやすくデザインしたのである。(それは言い訳!)
夜は映画を見にいった。いつも行くシネコンは9時以降はナイトショー割り引きで1200円なので、たまに見たいなと思う映画があると利用している。
X-men2を見に行ったのだが、このあいだテレビで前作をやってたので、ついつい罠にはまって見に行きたくなってしまった。(まったくもってミーハーなやつ!)ちなみに前作もちゃんと映画館で見ている。しかも1200円で…。
基本的にこういう系は好きなので、まあ理屈抜きに楽しめた。(こういう映画は理屈抜きで楽しむもんだ!!)
仕事放っておいてなにをやってるのか!?と天の声が聞こえては来ているが、衝動のままに行動するのもたまにはいいかもしれない。(人に迷惑かけなくて、人道的なコトならね。)
身勝手な僕を許して…。(またか…。)
今日はそんなとこ。


5/17
驚きと驚愕(おんなじことやないか!?)、ショック!!


お昼から、先日カウンターが虫に食われたお客さまのお宅へ虫穴の補修に伺った。
虫穴の補修自体はさほどのことでなく作業を済ませたのであるが、もうひとつ別のカウンターを見ると随分痩せて反りと隙間がでていいたので、カウンターを納めた材木屋さんも随分、乾燥甘い材を使ったものだなーと思っていたら、僕のつくった家具の鏡板もこの前よりかなり痩せてしまって、年間の縮みを見越した最小値以下になってしまっていて、ひどい隙間が空いてしまっていた。
季節的に入梅あまりに
あれれー!?とあまりことに一瞬思考を失うが、冷静にこの板の乾燥が甘かったか確認の為、他の各所を計ってみると、相応にすべて縮んでいる。
いろいろ考えて少し思い当たることがあった。
この空間が過乾燥じゃないか?確かにここにいると空気が乾いてる気がする。
ちょっと奥様に声を掛けてみると、珪藻土のせいかしら?と言われ、なるほどそうかもしれないと思った。
確かに生活されていて、ひんやりとするのは気温のせいもあるが、空気中の湿度が低いせいでもある。
湿度計で測った訳ではないので、断定できないのであるが、それぞれのお宅により環境が違うので、まったく予想外のことが起ってしまう。
さて、どう対処するかであるが、鏡板自体ははめ殺しなので交換できない。
鏡板は3枚を本実でつなげているので、各々の継ぎ目の目地を大きめにバランスよく空かせることで、なんとか苦し紛れであるが見栄えを保つことができた。(苦し紛れなのか!?)
このお宅もリフォーム完成後間がないので、しばらくして空間自体が落ち着いてきたらまた変わる可能性もある。
お部屋の環境と家具が馴染むまで、少し様子見である。

それにしても、まだまだ甘いというか、経験しないといけないことがいっぱいあると改めて気を引き締められる。
なんとかうまくフォローできたことに関しては、運が良かったというか、不幸中の幸いとい
うか、助かった…。
ふーっ、今日はそんなとこ。


5/18
原生林で


木の暮し研究会のイベントで昨年11月に行った京都芦生の原生林を歩きに行ってきました。
道中、同じ道にもかかわらず前回は道路に雪が積もっていたからか、ちょっとしたことで風景が変わり、曲がらないといけないところを曲がらず迷走。
なんとか無事、ガイドの藤山さんとの待ち合わせ場所に着き、そこから山の入り口近くまでクルマで移動。
天気予報では、午後から曇りとなっていたが、暑くもなく程よい気候。
雪が無いぶん、歩きもやすい。
コースは前回と同じであるが、新緑の季節だと同じ山でもこれほど景色が違うんだって思うぐらい。
昼食をとったガイドの藤山さんの秘密の場所には、直径1mはあるトチの木が自然倒壊しており、掘れた根っこの部分が滝になってそれは凄いものを見ることができた。
それにしても、1mの巨木が横倒しになったままなのである。仮にも木工を生業とするもの、指をくわえて見ているのがどんなに辛いものか、ご想像いただけるだろうか。
これをこのまま放っておくからこの森が守られているので、それはそれで大切なことである。喜んで指をくわえていよう。
あと、前回時間切れでいけなかった原生林中の原生林にも足を踏み入れることもでき、そのなんともいえない崇高さには、本当に心をうばわれてしまった。
前回より少し距離を歩いたので、日頃の不摂生がたたり、帰りの道ではすっかり息が上がり、年齢的には2番目に若いくせに一番だらしなくなってしまった。
もう少し自分の足を普段から使うようにしないといけないとやや反省。
この前も良かったが、今回の森も良かった。
森には季節季節の顔がある。
大きな森に力を分けてもらった。
リフレッシュな一日、今日はそんなとこ。


5/19
目覚めると…


クルマの中だった。
芦生から帰り、同乗者の参加者の方と井本氏を木匠の事務所で降ろし、アトリエの前の駐車場までなんとか辿り着き、ホッとしてよせばいいのにクルマのシートを倒して休んでしまったが最後、気付くと朝がた4時であった。
いまさらうちに帰るのもなんなので、仕事をはじめる。
芦生で撮った写真を見て思い出に浸りながら
、早速お礼状をつくる。
こういうことは熱いうちにやっておくのが味噌だと僕の師匠である和久洋三氏に耳にタコができる程聞かせていただいた。
ようやく意味がわかって実践できるようになってきた。ちょっとは成長したのか!?(それほどではないと思う。)
「ブックシェルフ」と「お年玉スツール」の組立をして(まだできてなかったんか!?)、養生の間にホームページの更新等々。
なんか知らんがなんかしてる間に一日終わってしまった。
足がまだ痛くないのは、年老いていく証拠であろうか?
今日はそんなとこ。


5/20
朝から京都へ

株)木匠が縁あって京都市内にある住宅展示場の一角を使えることになり、そこに大きなウッドデッキのステージをつくり、そこで木の暮し研究会として木工教室等のイベントをやってみようということで、その現調と打ち合わせ。
住宅展示場というのもなかなか厳しいようで、平日にはほとんど人陰がない。
受付のお姉さんにお話しを聞くと平日は毎日こんな感じらしい。
土日等チラシや新聞広告が載ってイベントがあると人も集まるらしく、そのイベントの一環としてどうやら我々のソフトが求められているようである。
まあ、使えるものはなんでも使えの精神でやってみましょう。
せっかく京都にきたので、お昼は新進堂にしようと皆を誘い行ってみるが、都合によりお休みであった。昨年きた時は定休日、これで2回振られた。
まあ、これから京都に来る機会も増えるだろうし、いずれ開いてる時にこれるでしょう。
しかし京都、隣の県だとはいえ片道2時間弱、ちょっと行くには遠い。
戻ると夕方、それなりに一日仕事になってしまった。
簡単に言ってみたものの結構大変かも。
今日はそんなとこ。(そうそう毎日つっこむのも面倒なんだよ!!)


5/21
散らかし上手

午前中、材木屋の〆日の請求書を出力する為、たまった伝票を入力する。
半月ちょっと分まとめて入力するのだが、やっぱり減ってるよね。居候の身分では、親ガメ転けたらなので、ちょっと死活問題である。
はやく親ガメ支えられるぐらいの仕事ができるようにならんといかんというか、もう早くなんていってられなくなってきているのが現実である。
数字は現実を如実に表す。
最近お世話になっている広葉樹専門の近所の材木屋さんが集金に寄ってくださり、アトリエを見せてというのでご案内するが、散らかってることを指摘され、仕事できるところは仕事場綺麗にしてるとお説教されてしまった。
確かに、自分でも嫌になる程散らかっている。
ひとつ言い訳をすれば、いろいろどうしてもやることがあって、自分の身の回りのことはつい後回しにしてしまう。基本的に片付け下手な性分であることは判っているので、片付けるシステムを用意しないと片付かないのだ。
余裕がないということもあるし…、最低限片付いてればいいやみたいな。
これじゃダメなんだろうな−。
たしかに客観的に見ると、どう見ても仕事できるようには見えんわこりゃ。
自己嫌悪に陥りつつ、今日はそんなとこ
とほほ…。


5/22
リコール

えっと、おはずかしいお話しですが、「スピーカースタンド」をつくり直すことになってしまいまして、それをやってます。
見解の相違といいますか、なんといいますか、いつもの感じでシンプルスマートにつくってしまいまして、どうもこのオーディオというのはこけおどし的なボリュームというのが必要なようで、もっとボリュームが欲しいとのお客さまのご要望でリコールと相成ってしまいました。(きちんとコミュニケーションとらんのが悪いんちゃうんか?)
お客さまのお客さまをお待たせしてしまっているので、なるべく早めにお送りしたいのですが、経費削減の為、同じ工程でできる追加注文分もいっしょにつくって送らせていただくことにさせていただいております、はい。(日本語無茶苦茶やな!?)
ついでに友人に頼まれているちびテーブルも一緒に下準備しちゃってたりして、なるべく作業効率をよくしてマイナスを補完するべくちょっと頭なんぞ使ってみました。
仕事してるといろいろありまして、いい事ばかりじゃないんだよ〜♪
最近また、同業者志望の若者(じゃないかたもいらっしゃいます。)と知り合う機会もあるのですが、一見派手で楽しそうに見えるこの仕事も案外笑ってられない事が多くて、そういうことをどうやってクリアーしていくかということに日々頭を痛めないといけなかったりするのよ。
下手するとつくってる時間より頭痛めてる時間のほうが長かったりして…。
欲しいものは、簡単に手に入らないのだよ!!
相応の努力とか、苦労とか、汗と涙と冷や汗を流し、いろんなことを犠牲にし、失敗や挫折も乗り越え、コンプレックスも受け入れ、感謝の気持ちも忘れず、etc…、そういう過程を経て、ようやく端っこに手が届き、手が届いたと思ったら突き放され、それでも食らい付き、しかもそこから先はまだ未開の領域なので、なにが起こるかわからない。もしかしたら永遠に追い続けて手に入れる事はできないかもしれない。
あー、また訳がわからなくなってきた。
要するに、何ごともやってみないとわからないけど、大概のことは自分が思っている以上に簡単じゃないってこと。(でもそんなこと自分でやってみないとわからんやん!?)
まあ、それはいえてる。
結局なにがいいたいのだか…?(なんだかんだいって自己弁護じゃないの!?)
今日はそんなとこ。


5/23
普通の一日

「スピーカースタンド」と「ちびテーブル」の加工
木づくりした部材の木目を見ながら使う向きと位置を決めて勝手墨をつけ、加工の前に墨付けをし、加工に入る。
話は飛躍するが、ケータイ電話のキーが打てなくなって着信専用になっている。
着信はできるので、とりあえず日常生活には差しつかえは無いのだが、週末ちょっと遠出をするので、万が一かけることもあるかもしれないので、しかたがないので買い替える。
さすがに1年で同じ原因の故障をしてしまっては、いかに気に入ってようがもう同じものを買うのも気が引ける。(詳しくは1年前の5/9の日記をご覧ください。お前は予言者か!?)
ポイントも少したまって割引もきくそうなので、とりあえず一番安いパカってなるタイプにした。
類にもれず、これにもカメラがついている。
ケータイにカメラなんかいるんか!??と日頃より疑問に思っていたのだが、自分のケータイにカメラがつくと案外嬉しいもんで、早速いろんなモノを撮りまくる。
ちょっと撮るには結構重宝。
もうちょっと解像度が高くてフラッシュでもついてれば、ホームページ用のスナップもいろいろ撮れそう。なんて欲も出たりする。(いつもながらなんて調子がいい奴だ!?そんなんもう普通のコンパクトデジカメやないか?)
こりゃ、ケータイにカメラも付くわな。
でも、他の機能はあまり使わない…。
今日はそんなとこ。(わーなんか適当な日記、しかもいつ書いてるのか!?)


5/24,25new
松本へ

クラフトフェア松本を見にいくという名目で、松本へ向う
実のところ、一度は見ておきたかったのであるが、そうは云っても松本までは結構遠いので、クラフトフェアを見に行くというだけではちょっとクルマ走らせる気力もなかったのであるが、今年は美ヶ原の前田木工藝の工房へ前田先生と大作さんに会いに寄らせていただくという別の理由もできたので、一念発起、松本へクルマを走らせる事と相成った。(相成ったっていうのもどうよ!?)
お昼過ぎの到着を目標に朝方出発しようと思っていたが、みんなの段取りを済ませ結局アトリエを出たのが9時、途中トイレとお昼の休憩を挟みつつ松本に到着したのが午後3時半、開場は5時までなので、時間が無さ過ぎあまりに呑気すぎた。
開場に入って草々に三木の鍛冶屋の高田さんのブースを見つけたので、ご挨拶しておく、まあいろんなとこに来るな−って感心なのか呆れられたのか、云われてしまった。
途中、カミさんとフウタとはぐれ、立樹と一緒にまわっていたので、なかなかじっくりも見れない。
ひと回りしたところで、開場時間になってしまった。
じっくり回ればそれなりになにかあったかもしれないが、ちょっと時間が無さ過ぎたかもしれない。
かといって、今度は早くきてゆっくり見に来よう!!というところまでモチベーションを上げられるものでもなかったというのが本音か…。
僕がどう思おうが、やはり日本で最も有名なクラフトフェアである。会場には結構な人出で賑わっている。私の知る限りこういうイベントでは一番人を見た気がする。(そういうお前はどれだけのものを見てきたんや!?)
出展にも審査があるようで、一度は出展してみたいと思ったりするが、うーんどうだろなー!?
とりあえず目的をひとつ果たした会場(もしかしてここに来る事が目的なのか?)を後にし、一路美ヶ原へ。
工房のほうは、丁度、木彩会という展示会の出展準備でお忙しいところにもかかわらず、喜んで迎えてくださり、夕食にまでご招待いただいてしまいました。
日が暮れる頃、工房に到着すると、お忙しいのに夕食の準備もすっかりできていて、段取りの良さに感心してしまう。
先生もいらっしゃって、研修生のかたもいっしょにテーブルを囲む。
研修生の皆さんは、工房に住み込んで食住ともにしながら、いろんな事をここで学んでいる。
お酒が入って、よせばいいのにそんな皆さんにこれまたいつもの講釈をたれてしまう僕も僕である。(よりによって前田純一氏のお弟子さんやぞ!!)
大作さんもお忙しいようで、なかなかゆっくりお話する時間もとれなかったけれど、顔を見て、この間の話を今年中になんとか形にしようと改めて意志を確認するだけでも十分自分にハッパをかける事ができた。
あまり遅くならないうちにお暇し(それでも10時はゆうに廻ってしまってたやろ!!)、帰路につく。
別に日帰りする理由も無いのであるが、次週にあまり疲れを残したく無いので、素直に帰ることにする。(単純思考で、point to pointでしか移動できず、ついでにあそこ寄って、あっち寄ってというのができないんやな?)
途中仮眠をとりながらクルマを走らせ、家に着いたのが朝の7時過ぎ。
アバレンジャーに間に合ったのが無理矢理クルマに乗せられ連れていかれたチビ達へも顔も立って幸いであった。(なんなんだいったい!?)
仮眠を取ったとはいえ、夜通し走ったので、さすがに午前中は爆睡してしまった。
かといって、昼から無茶苦茶仕事したってことでもない。
そんな、週末であった。(って、どんな週末や!?)
今日はそんなとこ。


5/26
なにをしてたんでしょう?

っていう間に、一日終了!!
今日はそんなとこ。


…ってな訳にはいかんわなー。
一度やってしまうと味をしめてしまいそうなので、やっぱりやっちゃいかん。
なんていいながら、やってしまったりして。(どっちやねん!?)
ほんとちょっと休んじゃうと細かい仕事ができちゃって、バタバタしてる間に一日終わっちゃう。
気持ち的にも休み明けっていうものあるし。
そんなことってありません?(おいおい、誰に聞いてんねん!?どなたか応えてやってよ!)
嗚呼もう月末、どうしよう…。


5/27
どうしてたんでしょう?

親父が、水彩画サークルの展示会のお礼状をつくってくれというのでつくる。(仕事しろよ!!)
余白に写真を入れようと思って、あたりを散策すると野イチゴが真っ赤に実っているのを見つけた。
うちの番犬を散歩させている時、春先そこに咲いていた花をやたらと食べていて、なんでこの花ばっかり食べてるんだ?と不思議に思っていたものであるが、野イチゴの花ってもしかして美味しいのだろうか!?
美味しい香りがするから食べたのだろうか?
なんとなく解らいでも無いが、それでも花喰うか!?
で、それを撮って余白を埋める。
そんな事して、あと今日は人手がないので材木屋の配達に行ったりしてる間に午前の部終了。
午後から「スピーカースタンド」と「ちびテーブル」の制作の続き。
うー、これもちょっと仕事の割には
長引き過ぎである。ちょっと真面目に仕事してるんか?
なんとか今週中には送ってしまって集金を済ませないと支払いのほうが…。
自転車操業、火の車である。(その割には呑気に遊び回ってるやないか!?)
うー、今日はそんなとこ。


5/28
仕事してました

まだやってんだよ…。
しかし、これは誤算だった。
一日坊主頭削ってた。
指先しか使ってないのに、ムッチャ疲れた。
しかもまだ残ってるし…。

簡単にしかもきれいにつくってしまう方法はあるし、それで効率化は図れる。
あえてそれをしない。
木でつくる作業のほとんどの工程が機械でできてしまう。
その恩恵は大いに受けている。
だもんで、そういう美学というか哲学が少しぐらいあったほうがいいんじゃないの。

今日はそんなとこ。


5/29
ちょこっと嬉しいお話し

昼間、材木屋の事務所のほうに僕宛の電話がお客さまからあって、オフィシャル(オフィシャルだってよ!!プライベートでもおんなじケータイのくせに。)にはすべてケータイ番号を使っているのであれ珍しや!?と思いでてみる。
お声から察するところ年輩のご夫人であるが、今月掲載されたNATTSを見てお電話くれたそうである。しかし、記事にはオフィシャルの番号を載せているのでこの電話にかかってくるのはなんでだろー?(やめろミーハー、もう微妙に古くなりつつあるのに…)と思ってお話しを伺っていると、どうやら僕のことをまったく知らない人ではないらしい。
もうちょっと話を伺うと、ああっ!!これはこれは!!と驚きともなんともいえない驚きに襲われてしまった。(結局驚いたってことやろ!?)
僕がここで仕事を始める前にちょっと働いてた材木屋の即売会で額を買ってくださった、はじめてのお客さまであった。実際にはあわせてだした椅子を買ってくださったお客さまもいるのであるが、今ではどちらが先だったかとか覚えていないので、どちらもはじめてのお客さまと僕の中では位置付けられている。(また回りくどい、理屈っぽいいいまわしやなー!?)
たまたまNATTSを駅で見て、あの額の…と思い当時お伝えした自宅のほうの電話番号に訊ねてくださり、うちの母より事務所の番号を教えられたそうだ。
あの時は、立場上お客さまのご連絡先等お伺いできず、それっきりになっていたのであるが、こうしてあの額を通じて僕のことを覚えていてくださり、こうしてわざわざご連絡くださる。
なにがきっかけになるかわからないが、なんとも嬉しいことである。
ともあれ、こういうことが、がんばる気力になる。
やっぱ、やめられまへんなー!!(やめろ下品な!!)
うん、今日はそんなとこ。


5/30
ありゃ、もう月末

月初めにバタバタすると、あっという間に今月もあと二日となってしまっていた。
このころには、やり残した事がぽろっとでてくる。
足りなすぎるのか、抱え過ぎるのか?
そうして又先送り…。

ほめられた事じゃないなー。
あー、編集もしなきゃ…。
今日もそんなとこ(あれっ、そんだけ!?手抜き…ってこと?)


5/31
ありゃ、もう月末 Part2(露骨に手抜きやな!?)

ホームページ「ちいさな木の工房通信6月号」の編集なんだが、日中来客等々でほとんど手がつかなかった…。
ネタもいっぱいいっぱいだし、「今月のアイテム」なんてもう紹介するもんが無い。今月は苦し紛れの無理無理攻撃で誤魔化したが、さすがに来月は無理だろう、なんか新しい企画を考えないと…。
「今月の木」だって、仕事で実際に使う木はほとんど紹介したし…。
世の中に木の種類はまだまだいっぱいあるけれど、学術的な紹介をしている訳で無いので、基本的に自分が実際に扱ったことのある木でないと意味が無い。
なんか変わった木使って仕事すればいいじゃん!!なんて、それじゃ本末転倒だし…。
嗚呼どうしよう、一ヶ月なんてあっという間。
今月はこんなとこ。(ってどんなとこ?)


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