[diary]

ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

■2003/3

3/1
もう

3月になっちゃったよ!!
結局、月変わってからも編集の作業して、UPして、メール通信を発信し終えるとお昼をゆうに過ぎてしまっていた。ふーっ(な、情けない…。)
疲労困ぱいして、お昼から、何をするでなく過ごしてしまい、時間を無駄にしてしまった。(な、情けない…。)
今日は、下のチビの立樹の3才のお誕生日で、夕食に家族でささやかにハンバーガーパーティーをすることになっていたので、早めに家に帰る。
カミさんのつくった立樹の大好きなイチゴがたくさんのったバースデーケーキでお祝い。
僕からのプレゼントは、MWC.WORKSHOPさんにお願いした木のお椀(ホントはBowlね。)。
カミさんが前からちび達の汁椀を探していて、漆器もいいのだが、ここのお仕事は僕らとなんとなく通じるような空気を感じていて(と、こっちが勝手に思っているだけですので、cobaさんお許しくださいねー。)、家の雰囲気にはこっちのほうがあっていると思ってお願いした。メープルのシンプルな仕上で木地を厚めに挽いてあり、木の量感が程よく感じられていい感じ。明日、裏にイニシャルを彫ってやろうと思っている。

久しぶり(っても、1週間ぐらいやろ!?)にゆっくりみんなで食事をした。
いいお誕生日になった。こないだ生まれたとこなのにもう3才だって!?はやいなー。
今日はそんなとこ。


3/2
きょうはお休みでした。

(最近、休んでばっかりちゃうん?)
仕事の量的には、あんまり休んでばっかりいられないのが現実なのだが、それでもちゃんと休んで自己管理のひとつもしないと年末の大惨事(また大袈裟な!それでも、テーブル一台納めて、クルマ一台廃車にしちゃあなぁ…。)のようになってしまうと食うとか食わんとかの前に、元も子もないことになってしまうことを学ばせていただいたので、程々な生き方のほうを選択することにして休むことにした。(単なる言い訳ちゃうん!?)
それでも、なんか休むことに罪悪感を覚えてしまうのが辛いところ、結局、気はあんまり休まらないような気がするのは、気のせいか?(気ぃ、気ぃって!?)
神様、僕は休んじゃいけないんでしょうか?嗚呼…。
どっちかといえば細く長くのほうがいいから…。
でも本当は、太く長くがいいけど。(なんじゃそれ!?)
いづれにせよ、今日はそんなとこ。(おいー!!なんか無理矢理やなー!?)


3/3
春一番なのか?

今年は春が早いらしい。
一日雨だったが、風が強く、なんとなく春一番を感じさせる風だった。
普通に仕事の一日、「ロフトベッド」の制作。(なかなか進まんのー!?)
長くて、重い部材が多い(そんないう程でもないやん!!)ので狭いアトリエの中、取り回しが大変。天板のようにある程度加工の工程が決まっているものなら、それほどでもないのだが、こいつときたら、穴掘ったり、ホゾ取ったりと一通りの加工をしないといけないので、いっそう大変である。こういうときにはホントにもうちょっと広い仕事場が欲しいと切に思う。今度流れ星を見た時にでも願っておこうと思う。(ばか…)
昼過ぎに、出入りの自動車屋さんがきて、年末にクラッシュしたクルマを持っていった。廃車である。
いつも出入りしている営業マン(このかたがすごいやり手)の人が年末から体調を崩して入院していて、このクルマがクラッシュしたことを最近知ったみたいで、週末に入院先からわざわざ連絡をくれた。
原因がなんにせよクルマが壊れた時は、ある意味クルマを売るチャンスである、この人が元気だったらまっ先に飛んできたに違いない。
それを、ディーラーのこの人の仕事を引き継いだはずの担当者は一切顔を出さなかった。一度か二度、社長のクルマのオイル交換で事務所にきてこのクルマ見ているはずなのに…。
この人からの電話を切って、1時間もしない間にディーラーの人が飛んできた。よっぽど言われたのだろう、しきりに頭を下げる。
こっちはお金がないから、どっちにせよクルマ買えないし、廃車するにせよディーラーに頼むと余計なお金がかかるから、別のところで処理しようと思っていたし、来てくれなくてもどうでもよかったので、こっちにお詫びするのは微妙に筋が違う気がした。
まあ、せっかく来てくれたので、どうすれば安く費用が上がるか聞いてみた。
こっちはクルマ持っていってくれれば、事務処理なんかは自分でするから余計なお金を払いたくないということを伝えると、週明けに必要書類を持ってクルマを引き取りに来てくれるということになった。
そして今日、クルマを引き取りにきた担当の方がいうには、実費(印紙代等)だけで事務処理もしてくれるとのこと。
ありがたいが、そりゃそうだろ。とも思う。
だって、今は買えないとしても、どっちにせよ営業車は必要なんだから、どうみても見込み客である。しかも、今までの付き合いもあるのだから、そのぐらいのことをしておくほうがどうみてもお互いに得である。
たぶん、このクルマ全部自分で処理してたら100%
別のところでクルマ買うと思う。で、いまだと、少なくともこの人からだったら買ってもいいという気もあるからね。
お客さまをこっちに振り向かせておくということは、神経を細やかに振舞うことがいかに大切かを学ばせてもらった。
この人にくらべると、僕なんかほんとまだまだだと思う。どこにも先生というのはいるもんだ。

そして、春一番とともに、愛車は廃車となって去っていった。(なんじゃそりゃ!?)
妙に寂しげ…。今日はそんなとこ。


3/4
寒ー!!いっこも春ちゃうやん


そう、いくら春が早いとはいえ、こないだ3月になったばっかりである。そりゃ寒い日もある。(そんなことはどおでもいい!!)
引き続き、「ロフトベッド」の作業だが、読みがあまりに浅かった。迷宮に入り込みそうである。穴あけひとつするのに、機械の位置を変えないといけないのだ。角のみなんか、据えて使うからキャスターも付いてないし、重い…。くそーっ、がんばって儲けてもうひとつ横にプレハブ小屋を建ててやる!!(プレハブでいいんか?ちっちゃいがんばりやなー!!)
とまあ、そんなことをいっていても始まらないので、仕事を続ける。
夕方、木の暮し研究会の打ち合わせに木匠へ。
春先からのイベントの打ち合わせ。
また、芦生の森にも行くのだ、楽しみ。
嗚呼、スローライフ、そのかわり金はない。
今日はそんなとこ。


3/5
通常


普通の一日。
とりわけなんてことはなかった。と思う。
なかったよなー!?(わからんのかそんなことも!)
うん、なかった。
いや!!あったかもしれない。
最近、上のチビが電話の掛け方を覚えて、カミさんに叱られたりすると、僕のケータイに電話をかけてくる。
今日もあった。
ディスプレイで自宅からの電話だとわかるので、カミさんからの用事の電話かと思ってでると、電話の向こうから風汰が泣きながら訴えかけてくる。「ママに叱られたー!!」って。そんな時はたいていカミさんはふて寝っているので、チビの話だけだとこっちは状況がわからず実際対処に困る。
泣きながら電話をかける兄の電話を弟の立樹が奪う。兄貴怒られてるとこっちはやたらと機嫌がいい。
ふたり揃って、早く帰ってこいっていうし…。
僕も僕で、放っとけないので帰っちゃうし。
なんかみんなで企んでるんちゃうんか?
頼むから、そんなことで電話をかけてこないでくれ!!
仕事にならんやろ。
無理無理やけど、今日はそんなとこ。(たのむでほんま…。)


3/6
一雨ごとに


えーっ、今日もまたとりわけなんてことはないんだけど…。
引き続き「ロフトベット」の制作。
ホゾ取りをして、部分ごとに仮組み調整する。
部材を組上げて実際の形が見えてくるとなんとなく仕事が進んでいる気がして、ほっとする。(って、なんとなくちゃうやろ!!)
でも、やっぱりかなりでかい。
ノックダウン(分解組立式)で納めるので、一回全体を組んでおかんといけないが、はたしてここで組めるのか?(頼りないなー!?)
そろそろ、床面と天板も段取りしはじめないといけないかな。(かなって、誰に確認してるんだ?)
いいかげん完成させないと…。(赤字か?)


暖かくなってくるのかな?
今日はそんなとこ


3/7
木工家?革屋さんへ行くの巻


昼から、信英交易の守谷社長が革屋さんを紹介してくださるということで、大阪は大国町へ向う。
なんで、突然革屋さんなのかというと、前に一度話の流れで革ヒモ探しているということを話した時に、「いいとこ知ってるから紹介するで」ってことになり、椅子張りにカッコイイ革もちょっと使ってみたかったので、ぜひぜひということから、今回に至った。

大国町は、皮革関係の問屋さんが多いことで、知る人ぞ知る町。
紹介していただくお店で社長と待ち合わせる。
そこの社長さんもちょっと頑固の入ったタイプで、「紹介じゃなかったら、口きけへんで。」なんて、嘘か本気かわからないがいわれてしまった。というのも、そもそも問屋さんなんて一見さんがちょっと来て小口で買うようなところではないし、よくデザイナーらしき人が来てろくろく買いもせんと、あれ出せこれ出せとうるさいらしい。
今的にいえば、ユーザーフレンドリーでないお店ということになるのだろうが、良きに連れ悪きに連れ問屋というのはそういうところなんである。
だからといって、無下に扱われることなく、素人の訳のわからんイメージを聞いてくれてドンピシャのものをだして見せてくれた。やっぱりあるとこにはあるものである。
ただ、買うとなるとやはり問屋さんである。牛半身からになる。金額的には安くなるのだが、それでもそんだけ使うんかってことになるとちょっと困る。椅子張りだったら使うかもしれないが、革ヒモ程度では、到底使い切れない。
他にも、牛そのものの毛がついている、ほんとそのまんま革っていうのを、おもろいやろって見せてくれた。脱色染色なにもしていないので、毛の色も部分で違うし、毛並みもある。どうすんねんこんなん!?って思ったが、よく考えてみれば、板耳付きで使ってるのとなんとなく繋がるところがあると思ってしまった。
ワイルドでナチュラル。これをストレートに使うとカッコイイかもしれない。
値段も微妙なところだ。買えなくもないが、買ってどうしよう…。素材を見て考えたい気もするが、今姑くはそんな時間もないし、衝動買いは後悔に繋がることが多い。ということで、ちょっと時間をおいてみることにした。
素材マニアの僕にはここもやっぱり面白いところである。
今度独りで来た時には、相手してくれるのだろうか?それだけが心配ではあるが…。

木工家?革屋さんへ行くの巻、これにておしまい!!

今日はそんなとこ。


3/8
普通の土曜日

普通に仕事。
引き続き「ロフトベッド」の作業。
ステンのキャップボルト(六角レンチで締めるボルト)でノックダウンするようにホゾ先に鬼目ナットを仕込む為の加工。
長い部材の木口に穴をあけるのだが、うちのボール盤ではあけられないので、補助治具(大仰にいうけど角材に誘導穴を開けただけやろ!?)を使ってのハンドドリルでの作業。
あと、床板と天板に使うセンとタモの板が、板ゾリしていて、荒木の厚みで仕上げ寸法を取れなさそうで、分止まりのこともあるので、反り戻しをした。
ちょうど一斗缶で焚きモンをしていたのでそれを使って焙り、フォークリフトの角でてこにして反りを取る。
火のそばにいるとはいえ、今日は結構寒かったので、さすがにジッと待っていると冷えた。
それでも、うちのアトリエん中でこれはできないからなー。
しかたがない。
明日になったら、反り戻ってたりして…。(そんな!?)
寒かった、今日はそんなとこ。


3/9
お休みってことで…。

(また休みなんか?)
一週間というのも、ほんとあっという間である。
ひと月、一年の早さから考えれば、ほんとに一週間なんてぼやぼやしてるとすぐ過ぎ去っていく。
心してかからないと、ただ月日を見送ってしまうことになりかねない。注意注意!!
なんていいながら、きっちり日曜日休んでしまう有言不実行な僕である。(な、情けない…。)
今朝から、姉一家と妹一家がお袋と一緒にそれぞれのダンナさんを残して、ディズニーランドなるところへ出かけていったのを、うちのチビが見送っているので、そんなの仕方ないことやいいながらも少々不憫にも思い、ディズニーランドとはいかずとも、ディズニー映画ぐらいはということで、最新作「リロ アンド スティッチ」を見に行くことにした。
風汰は、劇場でチケットを買うギリギリまでドラえもんとどっちを見るか迷っていた(ちなみにこの子の両親共にかなり優柔不断なのだそうだ…。)が、ドラえもんは昨年不慮の事情で仕方なく見るはめになったのだが、一年せん間に次の映画のプロモの為にテレビで放映されてしまったという屈辱(大袈裟やなー!?)もあり、そんなもんに金払えるか的貧乏人根性でそれは絶対に見ないと僕が意地を張って、「リロ…」を見ることになった。(「なった」じゃなくて「強行した」んちゃうん!?)
最近は、ディズニーも年に数本劇場映画を公開しているので、ニュージェネレーションシリーズの初めの作品(美女と野獣、アラジン等々)と比べるとありがた味のようなのが薄く感じてしまうのは僕だけだろうか?(そもそもディズニーアニメにありがた味うんぬん言ってる時点でどうかとも思ってしまうが?)

いってもアメリカンエンターテェイメントマーケティング(なんじゃそりゃ!?造語か?)の最先端企業である。金に変わるものはなんでも金に変えてしまうのだから、なんらかの戦略の上でのことなんだろう。(まあ、お前には関係のないことだが。)
さすがにストーリー性が強いので、下のチビにはちょっと難しかったようで、後半帰ろうよ攻勢でなだめるのに難儀したが、最後見終わったときには、それなりに満足したようである。
しかし大人的には、吹き替えでなく字幕で見たかった…。
映画一本で日記ここまで引っ張るのもそれなりに大変なんである。(いうほど引っ張れてないやん!!そもそも内容もないし…。っていうか、無理に内容の無い日記毎日書くのもどうかと思うがなー!?)
それを言っちゃーおしめーよ!
今日はそんなとこ。


3/10
ぼやぼやしてると…

もう入学準備のじきに差し掛かったるじゃないか!?ということで、「ロフトベット」もラストスパートで、重いケツを叩く。
ノックダウンを組み込んだので、全体を組んでみる。
なんとか、作業台の上にのったが、やっぱ、でかい!!
でかい割に構造部材が少ないのだが、ちゃんと効率良く利いて強度的にも問題ない。
この週末に納品と宣言したので今週はかなり効率良く(ようするにムリムリってことね!?)動かないといけないのであるが、それ以前の問題として、ここに至るまでもう少し段取りよく仕事進められなかったのか、いつもながら情けない。
どうなる今週…。
今日はそんなとこ。


3/11
時間が…

どんどん作業。
「ロフトベッド」の続き、つづき!!
床板と天板の木づくり。
この間、反りを抜いているので、長さの割に、厚みはかなり歩留まりよくとれた。
手間のことを考えると、もう少し厚い板から削ってしまったほうが効率がいいのだが、材料も結構高いのでこういうこともたまにはやらないかんと思ってしまった。
こんな状況の中、明日一日イベントの現地視察で出かけてしまうので、天板を矧ぎ合わせておいて、養生させておくため、バタバタと作業を進める。
こういう状況になると、普段マイペースな手と頭が驚く程効率良く動く。意外とやるやん僕!!(自画自賛で、そう思ってるだけ違うんか?)
とりあえず今日やるとこまでできた。(ほんとかー?)
その代わり、明日の準備が…。(やっぱり、しわ寄せ…。)
どうしよう…。

どうしようもないので、今日はそんなとこ。(おいおい、放っておくんか?)


3/12
イベントの下見

ということで、いってきました兵庫県は佐用郡南光町(って、どこやねん!?)。
現地の宿泊およびメイン会場として予定しているアトリエくすくすさんとこの自然大学(といっても学校法人ではありません。)で丸太小屋ドットコムの池田さんと落ち合う。
こっちからは、木の暮し研究会の井本氏にクルマを出してもらって一緒に行く。(さすがにオンボロ軽トラであそこまではいけないからなー!)
道中、阪和高速から、中国道にでて片道2時間半ぐらいを見ていたのだが、中国道の吹田入り口、要するに大阪を出るまでに渋滞に巻き込まれ1時間かかってしまい、予定より30分以上遅れて、片道3時間ちょいかかってしまった。

中国道からは、クルマの流れもスムーズで、高速を降りてからも、特別細い道や、山道等なく、走りやすい田舎道で迷走を得意とする我々二人でも迷うことなく現地に着くことができた。(奇跡だ!!)
なかなかのいい田舎である。
山があって、川がある。絵にかいたような田舎の風景。
そして、自然大学。
池田さんといえば、予定より遥かに早く到着していて、すっかりお待たせしてしまっているので早速、中に入る。
いたいた、くすくすさんとご主人。くすくすさんも岡山に行かれて以来お会いしていないので、結構お久しぶりである。ご主人はホームページでお読みして予々存じていたのだが、お会いするのは初めて。(このお二人がなぜ、この地で得体のしれない大学をやっているのかは、この方のホームページの「カントリーショップへの道」をご一読いただければ、その波乱万丈な経緯をご理解いただけると思います。)

そして、池田さん。
この方も、お会いするのは初めて。
掲示板の書込みから、率直な話、実直で生真面目そして結構神経質そうなイメージを持っていたのだが、初対面だったせいかもしれないが、実物からもそのような空気を感じた。(ちなみに悪い意味ではないですよ、って妙なフォローをすると余計にどつぼにはまる。)
僕のええかげんな性格のせいもあって、ちょっと行き違ったことがあったのだが、実際に現地で顔を突き合せてお話することで、イベントのイメージも良いトコ悪いトコ踏まえ少し具体的に見えてきて、企画の方も大枠固まった。(気がする。)
まだもう少し煮詰めることはあるにしろ、掲示板へ打ち込まれた文字から、実現へと一歩ぐらいは前進したのではないだろうか?
まあ、イベントが本業じゃないんだから、そんな段取りよくコトが運ぶって訳にはいかないでしょ!?(また言い訳か!!)
って、ことで課題を残しつつ、今日はそんなとこ。


3/13
残りわずか

タイムリミットまで残りわずか。
とにかく作業。(「ロフトベッド」やな!?)
何やったか忘れた。
とにかく順調でないことは確かだ…。
いやー、参った!!

ほんま、今日はそんだけ。


3/14
ヘビーだ。

うー、24時間働いた。
こんなことするもんじゃない…。
取りあえず完成したが、集中力がなくなった後半はメタメタだった。
塗料はこぼすし(たっかいのにもったいない)、研ぎたてのカンナの刃を落してしまうし、突っ走って片付けないから足元ゴッチャゴッチャ、書き出すときりがない。
よくもまあ、怪我しなかったもんだ、そもそも無事完成したのが奇跡に近い(いっこも無事ちゃうやん!?)

やっぱり仕事は段取りが大切です。(いつも言うてるやろ!!)
嬉しいはずが、もうひとつ気持ちが晴れない、鬱だ…。
というか、しばらく布団で寝てない気がする。
布団で眠りたい、
今日はそんなとこ。


3/15
疲れも…

なんとか完成した「ロフトベッド」を納品する。
あいにくの雨、納品を手伝ってもらう材木屋さんが社用車のワゴンで来てくれたので、それに積ませてもらう。
ギリギリ入る大きさで助かった…。
お客さま宅まで約30分、年末のこともありハンドルは任せた。
午前中に卒園式を済ませたばかりのお客さま一家が出迎えてくださる。
早速、バラバラのパーツをお部屋に搬入し、組み立てる。
組み立てていると持ち主になる今度新一年生の息子さんがもの珍しいのか、人なつっこく話し掛けてくる。正直、邪魔なんだけど、自分のベッドと机ができあがるのをうれしそうに見てくれているのもうれしくて、はかどらないけど、こちらも無駄口をたたいて返す。
組み立て終わり、ベッドを立ち上げると息子さんが早速上にあがる。お母さん曰く梯子を上がるのが楽しみだったそう。
ベッドの上ではしゃいでいる姿をみていると、さすがの疲れどこかへ吹っ飛んでいく。
僕のつくった机(なのかベッドなのか?)が、彼の成長をそばで見守っていくんだなー。
一仕事終えて、ホッと一息である。
さあ、次は…。
まあ取りあえず今夜は寝れそうだな。(寝てる場合ちゃうんやろ!!)
たのむわ、ほんま!今日はそんなとこ。


3/16
積木遊びの会

さすがに、朝起きれなかった…。
やっぱ、自分で思う程若くないのかなー!?
ちなみに、25才ぐらいから年とってないつもりでおります。(それりゃ、ちょっと無理があるやろ!!)
今日は、積木遊びの会な訳だが、参加人数がやたら少ない。
その上、風邪が流行っているのか、余計に少ない。
ただ、この体調で子供たくさん相手するのもなんだし、まっ、いいか!!(また、なんでも都合良く解釈できるんやなー?社会活動としてのうんぬんくんぬんはどこにいったんや!?)
それはまあ、また次ってことで…。
しかしまあ、疲れが取れなくなってきたねー。
もうすぐ誕生日だし…。
(暗になにか求めてるんか!?)
いっ、いやそんなことは…、
はは、今日はそんなとこ。


3/17
力抜けてる

いやー、なんか力が抜けちゃって…。
気持ち切り替えていかないと次の仕事も控えてるし、いけない、いけない!!
それにしても、いよいよきな臭くなってきたけど、やっぱり武力行使でしかコトは納まらないのだろうか?
民主主義に独裁、キリスト教とイスラム教、アメリカの景気と石油、過去の因縁、等等、複雑にからみ合って、どっちが悪いとかの問題じゃないからなー。世界世論がアメリカを武力行使に追い込んでるっていう見方もあるし…。
まあ、それでもわかることは、ミサイル打ち込みゃ死人が出て、難民になっちゃう人もいるってことでしょ。前線に出るアメリカ人だって、犠牲がゼロって訳にはいかないでしょ。その一人一人にやっぱり親がいたり、子供がいたりって家族がいる訳だから。
大を活かす為に小を犠牲にするというが、物事は全体と個だからね、世界の指導者たるもの、小に向ける目も持ってもらいたいものだ。
ミサイル打って、その場凌いだところで、後に残る問題のほうが大きいんじゃないの?
だってこの前の湾岸戦争にしたって、フセイン政権はそのままなんだし、この間のテロに対する報復だってヒゲのオッサンは結局どうなったかわからんまんまじゃない?
少なくとも、全体を構成する個のほとんどが、武力での解決を望んでないんじゃの?
僕は…、っていっても、アメリカの属国と揶揄されるような平和な国で毎日3食メシ食って、不自由なく生活しているんじゃ説得力もヘッタクレもないんだろうなー。
とにかく、戦争反対!!これだけは切に願う。
今日はそんなとこ。


3/18
ちょっと嫌な話

力抜けてる場合じゃないので、次の仕事にかかるのだが、手押しとプレナーの刃が切れてない。古い機械で、刃物の交換も楽じゃないし、時間がかかる。おっくうだ…。
研ぎに出してた刃を取りに機械屋さんへいくと、最近泥棒が流行っているという。
よくあるお金を盗む泥棒じゃなくって、作業場から工具を盗んでいくらしい。
それも、ちゃんと下見して、夜中にやってきて、すぐ売れるものだけを選んで盗んでいき、盗んだその朝に大阪でも盗品マーケットで有名な場所があって、そこで売り捌いてしまうんだそうだ。しかも、この前までは、工具に書いている所有者の名前をちゃんと消していたのだが、最近では名前書いたままで売っているんだそうだ。もうなんてことだ!?
聞くと僕のよく知っているところも、つい今朝、やられてしまったようで、設置しているスライド丸ノコもボルトから外して持っていったり、インパクトドライバーもほとんどやられて、結構大きなコンプレッサーさえ持っていかれて、残ったのが普段使ってないような古いものばかりで、仕事もできない状況だそうだ。持っていったものは、よくいう売れ線だ。そういうプロがいるんだろう。
もうまったく嫌な話だ。
盗んで売るほうもなんだが、買うほうも盗品と知って買っているっていうのが、よけい嫌になる。
一部なのか、なんなのかしらないが、そういう連中の為に
3k労働者はモラルが低いというイメージを持たれてしまうのは、はなはだ迷惑なことである。
物騒だ、うちは小さいから大丈夫だろうなんて高を括ってもられないらしい。
手道具うちに持って帰らなあかんなー。
やだやだ、ふー。今日はそんなとこ。


3/19
ハッピーバースデー僕!!

いよいよ30代も折り返し。
四捨五入すると40歳チームへの仲間入りである。
この5年間のことを思うとあとの5年もあっという間に走り去ってしまいそうである。
思い起こせば5年前…。(って、そんなこないだのこと振り返ってどうすんねん!?)
まあそういわずにこの5年間を簡単に総括すると、30歳になった年に2年間お世話になった我が師和久洋三氏のもとを離れ職業技術校に入校し技術という分野へ足を踏み入れる。ちなみに木工道具を本格的に手にしたのは、この時がはじめてなのである。修了時に横浜にて同期生有志
でグループ展を開く。
修了時31歳、約10年間離れていた大阪へ戻り、無謀にも「木の工房KAKU」を立ち上げる。恥ずかしながら親の顔で国民生活金融公庫から300万の事業資金を借り、家業の材木屋の土場に8坪のプレハブを建てて中古の木工機械を購入し残りのお金で材料を買いはじめたものの、見通しが甘過ぎ、口コミや紹介だけではほとんど仕事もなく、挙げ句借入金を食い潰し、見兼ねた親父に家業を手伝わせてもらう名目でなんとか生活できるだけの給料をもらいながらの情けない日々を過ごす。苦し紛れにホームページも立ち上げてみるが、表紙一枚のホームページではなんにもならない。ちなみに木の暮し研究会の立ち上げもこのころ。
32歳を迎えるチョイ手前で次男「立樹」誕生!!食い扶持が増えますます困窮。いろいろやってみるが、ろくな成果も産み出せず、ますますドツボに踏み込んでいく。
33歳、このころは、ほとんど材木屋の仕事の傍ら、たまにくる少ない仕事をこなしながらも、本業は木工という訳のわからんプライドだけを持ちながらホゾをかみながら過ごした。

34歳になるチョイ手前で、最期の砦であった自営の看板も家業の材木屋を法人化する際に苦渋の選択で吸収の憂き目にあい、あえなく廃業。

しかし、その材木屋のほうもこの不況で無駄な赤字部門を抱えている余裕もなくなりつつある。
いよいよ後がなくなり、じたばたしてても始まらないので、自分の中で進退の期限を後2年とし、この期間で食えるようにならなければ、フリーとしての活動を一旦休しし、外に働きに出ると心に誓う。
とにかく、できることをやってみよう精神にシフトして、足掻きまくることにしてみた。
ホームページも再構築し、日記をつけだしたのもこの頃。
この仕事をはじめて3年という節目
にじぶんちショールームにて、はじめての展示会モドキもやってみた。今まで単発で制作してきたものを、お客さまからお借りしてひと部屋コーディネートしてみると、自分のスタイルがはっきり見え、これでいけると少なからず確信できた。
とにかく、ちいさな一歩、はじめの一歩を大切にして、思いつくことをいろいろやってみた。行動することを大切にした。なぜなら、僕は頭でっかちでおっくうで甘ったれな性格だから…。
さあ、35歳になった。まだまだ満足に喰えているとはいえない。
期限もあと1年を切っている。

しかしまあ、
よう考えたら、なんとも穀潰しな5年間だったのだろう…。
それでもこうやって生きている。
いろんな人と出会い、助けられ、支えられていることを忘れちゃいけない。
家族にも、仲間にも…。
なんだか青臭い話になってきたなー。
単なる途中経過に過ぎない一日。
されど、節目になる一日。
すべてに感謝!!今日はそんなとこ。


3/20
始まってしまった…

アメリカが中東で戦争が始めてしまった。
戦争に正義はないと誰かがコメントしていた。
始まってしまった以上、市民の犠牲を最小限に、早くことが納まることを祈る。
まだまだ武力を解決手段として選んでしまう大国がリーダーとして世界が構成されているという現実を見せつけられた。
武力行使の言い訳を助長する独裁者っていうのもいるし…。
難しいなー。
一日も早い平和と喜びを。
今日はそんなとこ。


3/21
平和な国での普通の一日

次の仕事「カウンターベンチ」のプランニングを仕上げてしまおうと昨日の夜から引っ張って、図面を描いてイラストにしてお客さまへメールする。
締め日なので、材木屋の溜った伝票を入力するが、年度末だというのに枚数が少ない。
それでも年度末の予算消化の無駄な公共工事が減っているのはある意味いいことではある。
少なくとも税金の無駄遣いに頼ってメシを喰わなくていいように、主体的な活動をしていきたいと思う。(まだまだやけどなー!?)
それにしても、休みの日の仕事ははかどらないもんだ…。(だったら、休んだほうがエエんちゃうん?)
そうも言ってられないのよ!!今日はそんなとこ。


3/22
趣味とはいえ…

午後いちから、制作させていただく家具の打ち合わせに西宮のお客さまのお宅へ伺う。
夜、ひと段落してから、趣味で木工をされてる方のお宅へ、出前木工教室の打ち合わせをしに伺う。ここで仕事をはじめた頃は、個別に木工教室みたいなことをしていたのだが、もともと一人で仕事をするのが目一杯の狭いアトリエなのと、ここのところ仕事のほうがばたばたになって、個別で対応すると金額的にも効率が悪いこともあり、木工教室は木の暮し研究会のほうのにシフトしている。
今回この方も、はじめにお話を伺ったときには、そういう経緯でお断りさせていただいたのであるが、よくよく伺うと、ご自宅のガレージにちょっとした工房なみの仕事が出来そうな小型ながらの木工機械と作業場をお持ちで、結構なものまでご自分でおつくりになられているので、なにからなにまでというより、ワンポイント的にアドバイスのようなことをさせていただけば大丈夫なようだったのと、なにより、じぶんちショールーム(自宅やろ!?)の近くで仕事の帰りにちょっと寄れるということがあったので、家庭教師じゃないけど、出前講座で、無理のない程度ならお手伝いさせていただけると思いついた。
実際ガレージのほうもうちのアトリエより広いぐらいのスペースで、簡単ながらひと通りの工具、機械もそろって、駆出しの作家なら十分仕事が出来きて羨まがるようなガレージ工房だった。
趣味とはいえ、なかなかのもんだ。
ここで、思ったものを好きなように制作している。
ある意味羨ましい…。
まあしかし、羨ましんだとこでどうしょうもないのだが。
今日はそんなとこ。


3/23
刃物づくり体験

朝から、木の暮し研究会のイベントで刃物づくり体験ということで、木工刃物の産地兵庫県三木市へ。
今回お世話になるのは、ノミやカンナを主につくられている高田製作所の高田良作氏。
ちょくちょく日記にも登場するのだが、岸和田界隈の地車(だんぢり)彫刻をやっている彫刻屋さんの刃物を製作しているご縁で岸和田にご用でくる時にたまにうちにも寄ってくださる。
中国自動車道、三木小野インターを下りてほん近くにある作業場にお邪魔すると、前にお邪魔した堺の鍛冶屋さんと同じ油と鉄にまみれた、木工とはまた違う独特の雰囲気が漂う。
今回、体験させていただくのは、切り出し小刀。
高田さんのところにはよくこういう依頼もあるらしく、まったくの初心者向けに、複雑な工程を飛ばして一日で完成させられるようなノウハウもちゃんとお持ちである。
でもって、今回急遽参加者の方のキャンセルがでたので、事務局の僕達も体験できることになって、残念な反面ちょっとラッキーと不真面目ながら思ってしまった。
はじめにおおまかなイメージを紙に描いて、それをもとに鋼と地金をすでに張り合わせた板をおおまかに(といっても、ほぼイメージどおりである。)
氏がグラインダーで削り出してくれ、そこから始まる。
地金をたたいて裏を出して、カタチを金やすりで整える。
焼き入れをして、焼き入れによってこごんだ反りをたたいて戻し、裏押しをして、刃をつける。
体験向けに、実際の製品工程より簡単な工程になってはいるが、大枠の工程を体験できる。
とはいえ、金やすりでカタチを整えた以外は、ほとんど氏の傍らでホントに体験したという程度であったが、そりゃあしかたがない。そんな簡単にできるもんじゃあないということを身をもって知ることも大切なことである。
今回
僕は、十数年来頭に引っ掛かりつづけていた海老ナイフをつくった。
というのも、デザインの専門学校に通っていた頃、課題で動物園、博物館のお土産をデザインするというものがあり、その当時、海の生物の機能美に傾倒していた僕は、水族館のお土産ということで、海の生物をモティーフにしたカトラリーを考え、その中で一番力を入れてデザインした海老ナイフをどうしても金属の質感でモデルにしたかったのだが、当時、知識的にも技術的にもどうしようもなく、木型モデルで終わってしまった。
そして今日、切り出し小刀と微妙に(微妙にか?)ニュアンスが違えど晴れて実際に使える海老ナイフを多少不細工ながら手にすることができ、この十数年来の懸念のひとつを解決することができ、非常に満足であった。(お前、何しにいったんや!?)

話は、まったく突拍子もない方向へ飛んでいってしまったが、自分達が普段使っている道具でありながら、日常から少なくなっている伝統的な打刃物がどうやってつくられているのか、そういうことを知り、いろんな人に体験してもらう機会としてまた企画したいと思う。
さて、今度は何をつくろう!?(って、参加者限りがあるんやから、今度は引率に徹しろよ!?)
今日はそんなとこ。


3/24
ペンは剣より…

朝から気が重かった。
掲示板というメディアはいくらローカルなホームページであれ、マスである。
その現実を思い知らされた。
メールや掲示板、ましてやホームページというのは、気軽に文字を操れ、案外文字文化のリベンジに役立っているものだと思う。
反面、その文字の使い方、文章の持つ力というのも改めて気付かせられる。
ペンは剣より強し。
少なからず日頃から、ネットというメディアで文章を使い表現活動をし、メールを使ってコミュニケーションをしていると、文章に対する感受性も強くなってくるような気がする。
その文章をこと細かく読まなくとも、その文体、語、その他諸々を視覚的に捕らえ、直接感情へ刺激がくる。何をいってるんだと思うかたもいると思うが、人間の感性というのは総じてそれほどすごいものなのである。
それはどういうことかというと、感情的に書かれた文章は、あまりに刺激が強すぎて読むことすらできないのである。
あまりにストレートで感情的な表現は、素手で急所を撲るようなものである。
極端な言い方をすれば、それを使えば相手を殺してしまう危険があるという覚悟があってのことか?と…。
事実、こんな精神状態で今日一日仕事をして、間一髪大怪我ということもあった。
職業木工家?の営業窓口であるホームページの掲示板である、営業活動へも多少なり影響する恐れもある。ともすれば間接的に失職へ追いやるということである。
さすがにそこまで
思い当たらないが、殺されてしまうだけのことを僕がしてしまったのかもしれない。
ここに書いている時点で、僕の一方的な言い分になってしまう。
ただ、手榴弾のように投げ捨てられた言葉には、反論の術はない。
事実、自分の不備が少なからずあったことは認めるが、闇討ちで命を奪われるような手段を取られる覚えはないことだけは、わかっていただきたいものだ。
言い訳めいているが、打ち合うのなら、グローブを嵌めた一発を打ち出すぐらいの心遣いは欲しかった…、自分のことを棚に上げて言えば。
こんなことになるなんて…。
今日はそんなとこ。


3/25
まあ、気を取り直して

仕事をしましょう。
「風汰の椅子」を4脚、2脚分のご注文にあわせて、ついでに2脚余分に部材を加工する。
注文分を先に仮組みして、次の仕事の材を仕入れに大阪平林まででかける。
次のつぎのつぎ分ぐらいの材をまとめて仕入れたのと、その中にダイニングテーブル用ののブラックチェリーが入っていたので、今まで支払ったことのないぐらいの金額になってしまった。あまりに予想をはるかに上回っていたので、金額を見た時に、目ん玉と心臓が飛び出しそうになってしまった。
たまたま、まとまったお金があったので、近くのコンビニのATMで引き出して、半金だけで支払えたが、自転車操業のクセに前金なしで材料を買うのは、ちょっと冒険をしすぎた。
仕事があるのはありがたいが、その分出て行くお金も多くなって、結局手元に何が残るのだろう…。
経営力か?むづかしいところだ。
それにしても、ブラックチェリー恐るべしである。
今日はそんなとこ。


3/26
春ちかし

日に日に暖かくなって、春も近いんだねー。
って思ってると
3月終わりやないか!?
大変や!!
やらなあかんこといっこもできてない。
一週間も過ぎるの早すぎ。
こないだ月曜やったのに…。
そんな中、お昼から珍しく取材を受ける。(これまた唐突やなー!?)
南大阪のローカル線南海電鉄の駅で配るNATTというフリーペーパーだそうだ。
僕は、別に地元密着型でやってるわけではないが、取材お断りの頑固親父のお店でもないし、来る者拒まずが基本姿勢なので、喜んでお受けする。(なんだかんだいって、喜んでるやん!!)
たまにはこういうのも面白いが、できればグローバルにメジャーなメディアのほうがもっと嬉しい…。(贅沢な!!で、なんで訳のわからんカタカナ並べてんねん?全国紙とか全国ネットとかいうと、あからさまやからか?)
まあそういうことなんだけど…。
メディア(特にグローバルにメジャーな、やろ!?)の皆さーん!!うちは取材お断りのお店ではないですよぉー。(って、ムッチャ誘ってるやん?それにこんなとこ見てへんって!!そんなことより、仕事しろって!!)
すみません…、今日はそんなとこ。


3/27
普通の一日

朝、犬の散歩をして、ふときれいに咲いてる梅の花を見て気付いた。
葉っぱのない枝に、小さい花が並んで咲くんだ!!って。
知ってる人にしてみると、当たり前のことなんだろうけど、そういや、そんなのじっくり見たことなかった。
慎ましやかな華やかさってとこか。
ちょっと新鮮であった。
桃のつぼみも春の予感をさせている。
「風汰の椅子」の組み立て。
この椅子は、本当に基本的な仕事でできているが、それ故に手を抜けないし、つくる度に心を改めさせてくれる。
それでも組立だけは、どんなに慣れても緊張感を伴う。
問題なく組み上がった時の安堵感、なんともいえない。

昼すぎ夕方前に、木工をやりたいという人が参考にしたいと話をしにくることになっていたのだが、約束の時間を過ぎてもこない。結構遠くからくるので、遅れてるのかとも思うが、かといって連絡もない。
最近、いろいろあるので、こちらの勘違いかと思いメールのやり取りを見直すが、そうでもない様。あれあれどうしたことか?
こっちは、余計な時間を使わず、仕事が出来るので別に構わない。
もう最近こういうことにも変に慣れっこになってしまい、呆れはするが、怒る程でもない。
まあ僕が、遠いところわざわざ逢いにくる程の器でないことに気付いたのかもしれない。
あとのことは、そのひと自身の問題なので、しらん。
この時期でなかったら、お説教の押し付けメールのひとつも送ったかもしれないが、自身のことは自覚するしかどうもいかないことになってるみたいなので、そういうお節介もよっぽどの時にしかしないことにする。
自分のやったことは自分で気付くしかない。
ねっ!?今日はそんなとこ。


3/28
とはいったものの…、

昨日の続きなんだけど、うちに来れなくなったのは、よくよく考えると途中で事故やトラブルにでも遇ったからかもしれないと、妙に心配になってしまった。

一方かたからものを見ると、どうしても自分の都合のいいほうに解釈してしまうので、気をつけないといけないが、よくよくそんなことまで気を配ってないといけないのもしんどいもんだとも思う
。(だから、なんなんだ!?)
「木の暮し研究会通信 春号」の編集で、昨晩から缶詰め状態。
このあいだ冬号送っばっかりやん!と思うのだが、あれからもう季節が変わろうとしている訳だ。(そりゃ、こんだけ暖かかくなったらなー。)
「もうやーめた!!」っていうのはどんだけ簡単なことか…。
イベントへの参加者数や、会員数、費用対効果等々いろいろ考えれば、この会だって、すべて順調に進んでいる訳ではない。(っていうか、順調に進んでることがなにかひとつでもあるんか?)
端的にいえば無駄なあがきかもしれない。端から見れば、やるだけ無駄に見えるかもしれない。もっと効率的にやる方法もあるのかもしれない。
それでも、毎回自分達なりに考え、楽しみ、ぼちぼちながら実績も積み重ねてきている。
やめた時点で終わりである。
どんな経験も無駄にはならないというが、投げ捨てたのと、どうしょうもなくなってしまったのとは跡に残るものもまた違う気もする。
かれこれながくなってしまったが、これも続ける為の単なる言い訳なのかもしれない。
まあ、少なからず、楽しみにしてくださる方がいる。
やってる自分達も楽しい。
そんなうちは続けたい。
そして僕は金持ちになれない…。(どんな関係があるんや!?そんなに金持ちになりたいンか?)
なれるもんならなってみたいさ!!ついで程度だけど…。
御託並べたところで紙面は埋まらない…。
今日はそんなとこ。


3/29
あーっ!!

「木の暮し研究会通信春号」の続き、午前中になんとか編集を終え印刷する。
発送先のリストを見直し、封筒へ宛て名を印刷。
アンケートハガキ等々別に封入するものも段取りし、封筒詰めする。
全部自前できる。パソコンとプリンターってすごい道具だと改めて思い知る。
おかげで余計な仕事や時間が増えてる気もするが、それって、今までできなかった情報発信&収集の手段を手にできてる訳だから、ポジティブに考えたほうがメリットはある。
いろいろ言われるが、要はバランスを考えってこと…。
夕方、近くに郵便局の本局があるのでそこに持って行くと便利なもんで今日の郵便物で扱ってくれる。
なんとかかんとか発送し終えた。
ホッと一息…、なんていってられないぢゃないがー!?
暦を見れば、もう月末である。来月号のホームページの編集と更新作業もしないといけない。
あー!!
なんでこんなに段取り悪いんかなー!?
我ながら嫌になる。
しかし、今日はもう気力が残ってない、どうしょう…。(わー、わー!!どうすんねん!?)
今日はそんなとこ。


3/30
呑気に休んでる場合じゃないんだけど…。

一応日曜なので、午前中チビ達と過ごす為に休みにした。
日曜日の朝は、レンジャーとライダーで始まる。
うちと同じぐらいの年頃のお子様をお持ちのお父様のほとんどは同じように過ごしてると思います。(なんだかんだいっても俗っぽいんやなー!?)
風汰が、自転車の補助輪を外したいというので、外す為の工具を探すがいっこうに見当たらない。アトリエ行けばそういう工具はいくらでもあるので、家にもあると思ったらなんにも無い。母屋に聞くとオンボロのモンキーレンチがあったのでそれを借りてようやく外す。
そして、クルマの通りの少ない平坦な道で練習する。
コマ無しの自転車、そうそう簡単に乗れるはずが無い。
しかも僕に似て結構どんくさいのだ、これが。
教えるほうも、今は当たり前のように乗れるが、どうやって乗れるようになったのかまったく覚えていない。確かに最初全然乗れなかったのが、ある日練習してると、突然憑物が取れたのごとく乗れるようになったという記憶しか無い。
いまどうやって乗ってるのかも、よくよく考えるとわからないもんだ。
なにかで見たが、自転車というのは、反射で乗ってるらしく、理屈で考えて乗ってるものではないらしい。
そんなもん口で教えられない。
しかもこの息子、これまた僕に似て、理屈っぽい。
バランスってどうやれば取れるの?とか、頭で考えようとしているのだ。
そんな頭で考えてバランス取ろうとして乗れるもんちゃうやろ!?といっても、納得ができないらしい。
とにかくこれだけは乗ってカラダに覚えさせるしかないじゃないの?
ガンバッてもらうしか無い。
さあ、自転車乗り回す日は来るのか!?
まあ、僕でも乗ってるからなー。
夜、K-1見てて、いま流行りのボブ・サップが、パンチ一発でKOされた。ミーハーな僕としてはボブ・サップが勝ったらオモロイと思っていたのだが、ある意味いいものを見せてもらった。
ちょっと試合の流れ的に見るとアクシデントのようにも見えてしまうのだが、試合の流れを変えて、ふっと空いた隙間にピンポイントで入った一発、グローブをはめているにも関わらず眼底骨折させてしまう威力、決して偶然ではない。研ぎすまされた体術、感性から放たれた一発だからこそできた術だと思う。
呆気無いただの一発、華がなくとも美しさがあった。
学ばせてもらった一発である。
今日はそんなとこ。(おい、それまでずっと休んでたんか?)


3/31
今月も終わり

「風汰の椅子」2脚の座面を仕上げて、塗装する。
そして月末恒例、「ちいさな木の工房だより4月号」の編集。
ほんとにひと月あっという間に過ぎ去って行く。
このところの不規則な生活が祟り、不覚にもMacに向ったまま寝てしまった。
編集終わらないまま、日付けが変わり4月を迎える不甲斐無さ。
ということで、呆気無く3月は終わりを告げる。
とほほ…。
呆気無く、今日はそんなとこ。


■木の工房KAKU■
e-mail : kaku@kinokoubou.com
All Rights Reseved,Copyright Woodwork planner KAKU

[home >>]