[diary]

ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して

「ふつうの木工家?のふつうの日々」

■2002/7/1〜

7/1
いや〜7月ですね〜。
良く考えると(良く考えなくても、ましてや、考えなくてもである。)今年も半分終わったわけですよ、どうですか半期振り返ってみて、いいことありましたか?
なんだか、バタバタと毎日を過ごしてしまい、「もったいないことしたな〜。」なんて思うこともしばしですが、まあ、バタバタした分いろんなこともあった訳なので、それはそれでヨシといったところでしょうか?
そんなことはさておき、
朝から、メルマガを編集し、発信する。とりあえずホームページ更新に関する作業は終了、ホッとした。

土曜日につくった「カコイのイコイ」のDMを増刷。
発送する為、宛て名を印刷しようとしたところ、宛て名印刷用のインクジェットプリンターのカラーインクがおまへんで〜(実際「おまへんで〜」とはいわないが…。)というアラートがでてきた、ほとんど宛て名しか印刷してないからカラーインクが減ってるなんて考えもしていなかったのだが、取説とか見てみると、使わなくてもヘッドクリーニングとかで無くなるものらしい、なんとも納得いかない。しかたがないので、アスクルに注文し、明日へ先送りする。

連日のお泊まりで、夕方には疲れがいっぺんに吹き出し、意識もぼ〜っとしてしてしまったので、もう切り上げることにいたしました。
月初は疲れる、今日はそんなとこ。

7/2
7月も早二日、
午前中、アスクルからの荷物が届いたので、DMの宛て名を印刷して、郵便局へ持っていく。

「チェスト」のほうは、天板にしようと思っていた楠の板を木取りしようとひっぱり出すが、当てが外れて、サイズが少し足りない。どうしたものかと考えていると、そういえばこの板の共木を前に井本さんに分けてあげたことを思い出した。まだ残っているか、電話をして聞いてみたら、幸い、まだ残っている分があるとのこと。その場にないので、詳しい状態がわからないので、明日連絡してもらい、使えそうならこっちの手持ちの板と交換してもらうことにした。僕の記憶があてになれば、彼が持っていった板なら十分使えるはずだ。とりあえず、なんとかなりそうだが、しかし、なんとも段取りの悪いことだ、お恥ずかしい。(しっかりしろよ!!)
先に引き出しにかかっておこう。今日はそんなとこ。

7/3
引出しに使う桐材を仕入れに、隣の市にある(クルマで15分ぐらい)桐材屋さんへ。
この辺は、「泉州桐箪笥」といって、伝統工芸にも指定されている桐ダンスの産地なので、桐材専門の材木屋さんというのがちゃんとあるのだ。この材木屋さんを知ったのは、たまたま道を走っていて、木を桟積みしているので、「あ〜、こんなとこにも材木屋さんがあったんだ!!」と思って、積んである木をよく見ると、普段見たことのないカタチに挽いた材が並べてあり、なんだ?と思い看板を見ると「
桐材店」と書いてあり、こんなところに桐材屋さんがあるんだというのがきっかけ。で、後日、引出しを制作するときに桐材が必要になり、そこで分けてもらった。そのときに、前に見て気になっていた、謎のカタチの材について聞いてみると、それはお琴のボディにつかう材だそうだ。そう聞いて、そのカタチを頭の中でぐるぐる廻してみると、和服美人が演奏する床に置かれたお琴のカタチとぴったりマッチした。「お〜!!」しばし感動であった。
今日は、ちょっと忙しかったそうで、明日取りにいけるような段取りにしていただけるようにお願いしておいた。
アトリエに戻り、前板のほうを木取りする。
前板には、センの木を使う、この木は白くて品があるので、正面に持ってくることで、デザインに緊張感を与えてくれるだろう。
夕方に、井本さんが、昨日お願いしておいた楠の板を持ってきてくれた。
覚えていたとおりの板で安心、天板なんとかなる。
何とか、お尻が見えてきたかな?
と、把手考えてないんちゃうんか?おい!!
う〜ん、まだまだ気が抜けないぜ。とりあえず、今日はそんなとこ。

7/4
昨日井本さんが持ってきてくれた、楠の板を天板に加工する。
木づくりしていると、楠独特の樟脳臭がアトリエに充満する。
二枚を並べて、矧ぎ合わせる。今回は矧ぎ合わせて一枚に見せるというより、意匠的に二枚並んでいるように(実際二枚並んでいるんだけれど。)見せる為、木端に少し切り面を取り、目地を強調してみた。
午後からは、桐材屋さんへ。
桐材は、普通一本単位での販売なんだそうだが、予算的にちょっと難しいので、無理をいって、半分にしてもらった。(これでも僕としては、かなり無理をしたのだが…。)
ちなみに前にいった時には、たまたま半端なものが残っていたので、必要な分だけ購入できたのだ。
最近は、桐箪笥をつくっているところがめっきりと減ってしまったそうだ。たしかに、若い世帯で桐箪笥を置いてあるお家なんて、あまりイメージできない。婚礼家具というもの自体、無くなりつつあるもんね。これも時代の流れといってしまえばそれまでだけど、いい仕事が、継承されていかないのは、寂しい。
これは、桐箪笥だけじゃないけれど。

うん、今日はそんなとこ。

7/5
「チェスト」昨日矧ぎ合せた天板を仕上げて、本体に取付ける。
これまたなかなか、いい雰囲気になりました。残るは引き出し。
桐材から、それぞれの部材を木取りしする。一杯分の部材を、一枚の板から取るように気取りする。もともと一本の木なので、性はにているが、心側と外側ではちょっと違っててくるので、できるだけ近いところでまとめる。
でもって、木づくりにかかる。
明日、上のチビの七夕発表会なる幼稚園のイベントがあるので、それを見に行くには、身綺麗にしていくように、カミさんから指示をうけたので、いつもより早く切り上げ、頭を切りに美容室へいった。(頭切ってどうすんネン!!)こないだいったのが3月だから、まだあんまり伸びてないのに〜。と思っていたが、実際切ってもらうと、やっぱり伸びている。いや〜、さっぱりした。
「子供の発表会にいくから、髪の毛を切りに行く。」なんとも所帯じみた話だ。
我ながら、情けない。今日はそんなとこ。

7/6
引出しの木づくりの続き。
午後から、上のチビの七夕発表会を見に公民館へ。
クラスごとにダンスと合唱、ピアニカ合奏の発表をする。小さい会場とはいえ、観客のいるはじめての舞台でちょっと緊張している様子に、見ているこっちがドキドキする。
無事(?)、練習の成果を発表できたご褒美に、ケーキを買って帰りみんなで食べた。(ご褒美とは建て前で、単に自分が食べたかっただけ。)
夕方、仕事に戻ろうとしたら、下のチビがごねたので、寝かし付けていると、週末の疲れのせいか、一緒に寝てしまった。
気づくといい時間だったので、荷物だけ取りに戻ることに…。
中途半端なしまいかたになってしまった週末。今日はそんなとこ。

7/7
七夕ですね〜!!曇り空で天の川も見えませんよ。(というより晴れていても見えませんが…。)
まるまる一日休んでしまいました、ほんとスミマセン。
チビ達とデッキで水浴びしたり、買い物へ出かけたり、普通のお父さんの日曜日でした。
今日はそんなとこ。

7/8
「チェスト」引き出しの加工。
木づくりの済んだ板を、本体と現物合わせで、仕込んでいく。
側板は引き出し口の高さより微妙に幅を詰めて、スムーズに動くように。
前板はあとで削りあわせる為に幅、高さともに入るか入らないかギリギリの寸法。
先板(裏側の板をこう呼ぶ)は、入りやすいように仕上がりで、前板より若干先細りで仕上がるような寸法。
というふうに、引き出し一段づつ板を仕込んでいく。
そして、できた板を組む為に仕口を加工する。
前板と側板は包み小根追入れ組みを用いる。(なんのこっちゃ、ようわからん?)
この仕口は見た目シンプルで、釘、木ネジを使わずに組み上がるので、少し手間はかかるが、前板の仕口にはよく使っている。
という具合で、引出しというのもなかなか手間のかかる仕事なのだ。
これをきちんとやらないと、がたがたのみっともない引出しになってしまう。
やっぱり「ぴしゃ」っと納まる引出しでないとね。今日はそんなとこ。

7/9
引き出しの仕口を加工し仮組していく。
ちょっと引き出しに入れてみると、いきなりちょっと堅い。あとから削りあわせる様に仕込んではいるが、側板はスムースに入るようになっているはず。あれっと思い、側板だけ再度入れてみるが、やはりちょっと堅い。試しに全部入れてみるが同じように堅くなっている。ハテ?と思うが、すぐに思いついた。今日は雨上がりで妙にジメジメしてるやんか!?そう、湿気を吸って板が膨張していたのだ。この板を仕込んだ日もたいがい湿度が高かったが、今日はそれ以上に高いのだ。
さすが桐の板は吸湿効果が高いと妙に感心してしまった。桐の板を昔から引き出し箱に使う訳はここにある。桐のこの性質が、大切な衣類を保管するシェルターとしての役割を果たしているのだ。
さすが桐箪笥につかう桐だけのことはある。
木の性質をあらためて思い知らされてしまいました。
日々、是勉強!!今日はそんなとこ。

7/10
いや〜、もう10日ですよ!!はやいな〜、こないだ7月になったばかりやん。
「チェスト」の引き出しを組み立てる。
内側の仕上の為、カンナの刃を研ごうと、刃を抜いて見ると、裏切れの予感。
そういえば、しばらく裏押してなかった。ついでにもう一丁のカンナの刃も同じようだったので一緒に裏だし、裏押しする。(この辺の詳しい話をしだすと、キリが無くなるので、割愛いたします。)ちなみに裏押しは、最近は、ダイアモンドを使うのが主流らしい(金物屋さんの話では)が、僕は金盤を使っている。(単に、ダイアモンドを買うのが惜しいだけらしい…。)
で、内側を仕上げて、箱を六つ組み立てる。
当たり前だけど、手早く正確に。きっちり仕込んでいるから、歪んじゃうとあとで痛い。
さあ、もう一息。といいたいところだが、把手がね〜。どうしょ!?
どうしょう?というところで、今日はそんなとこ。

7/11
いや〜、「痛いところをつかれた」っていうのは、こういうことだと実感!!
なんのことかといいますと、この日記をたまに読んでくれている、友人がわざわざホームページのお問合せフォームを使って感想(っていうのか?)を送ってくれた。
『今月のダイアリーもうひとつやなー。ちょっとパワーダウン? うほうほ。昼から酔っぱらっているつねみより。』(実名でてるやないか!?)という一見すると酔っ払いの戯言のような内容なのだが、僕にとっては、まさに「痛いところをつかれた状態」なのだ。

この日記、たわい無い日常のことを書いてあるのだが、ここを訪れてくださるかたに近況をお知らせする意味もあり、僕的には意外にウェイトをおいていて、見た目以上に時間もかけている。ただこの時間というのが曲者で、これを書いている時間で他の仕事が進むとも捕らえることができ、
このところ仕事の進行の焦りもあり、今月に入ってから確かに内容的に端折っている感が否めなかった。週に一度にするとか、気が向いた時にするとか、方法も確かにあるのだろうが、業務の記録が残るという意味では、やはり毎日記すことに意味があると思う。(というか、言い出してはじめた以上、止める訳にはいかないだけだろ!!)
はじめて約半年、これからもずっと続けておおいなるマンネリズムを目指す為にはこういう壁にもぶちあたるもんだ。考える機会をくれた、酔っ払いのメールに感謝!!
ということで、今日も「チェスト」の続き。
組み立てた引き出しを仕込んでいく。
部材の段階の仕込みで途中までは入るので、ここから、調整をしながら手ガンナで削りあわせていく。本体に触っているところを確認し削る。再度入れてみて、触っているところを確認し削る。そんなことを繰り返しながら、「すぅ〜、ぴしゃ。」っと納まるようにする。(これほんま、自己陶酔してしまいます。)
最終的に本体との境目もすべて同じ隙間にし、正面が同一平面(面いち)になるように仕上げる。こんな効率の悪いことをしないで、はじめから入るようにつくればいいのにと思ってしまうが、いきなり入ってしまうと、仕上げた頃には、ガッタガタの引き出しになってしまうというみっともないオチが往々にして待っている。
引き出しは手間がかかるのです、はい。
夕方、日曜日の木工教室の打ち合わせをしに木匠へ。
12名のお申し込み、とりあえず安心。
事務所に戻って、メールのお返事でもと思い、Macの前に座ったとたん、眠気に襲われそのまま撃沈(撃沈って、また古い言い回しやな!!)。気づいた時には夜中の1時。そのまま帰宅、そんなこんなで晩飯にありつけなかった。う〜、今日はそんなとこ。(こんな感じでいかがでしょう?みなさま。)

7/12
土曜日の木工教室でつくるスツールの構造について、加工を担当してくれる木匠の高元さんと打ち合わせする。(昨日いっぺんにやっとけ!!)
簡単木工教室と銘打っているとおり、組立ては部材をコーススレッド(木ネジ)で締めて行う、ホゾ等の仕口は使わない。こう書くとすごく安易なモノづくりのように聞こえるが、わざわざ安易につくれるように実は意外に考えているのだ。まずどうして安易につくれるのかというと、これまで、ほとんどこういったことをしたことが無いかたが、この作例をつくることで、モノづくりの楽しみを感じてもらいたいこと、そして、今度は自分で何かつくろうとした時に、この作例の構造をまねて、応用してもらえればいいということ。そこで大切なのは、安易につくれるからといって、安易には壊れてもらっては困るので、構造にひと工夫必要なこと。これがまた普段のモノづくりとはちょっと違った切り口なので、固定概念を捨てつつ、応用できることは応用し、ひっくり返し、斜に見たりして、あれこれ考える。ギリギリになってこんなことをやっているという基本的な問題はさておき、二人で無い知恵(高元氏失礼。)絞って、仕様を決定。あとの加工はお任せする、申し訳ない…。
簡単っていうのは、結構難しい。(変な言い回し!!)

今日はそんなとこ。

7/13
「チェスト」もいよいよ大詰め。
引き出しも仕上げ、把手をつける。
秘密裏にいろいろ考えていたのですが、全体のバランスからここはやはりシンプルで、なおかつちょいアクセントになるような(そんな都合のいいことがあるのか!?)感じにしたいと思いつくってみた。ブラックウォールナットの30mm角棒を欠き取ってLチャンに加工し長さ80mmでカットする。まさに把手の為の把手という無機的なカタチがブラックウォールナットならではの質感といい感じで組み合わさって、全体の印象を引締めてくれる。
把手というのは、全体のほんの数%の部分だけれど、ここでとんでもないもんを持ってくるとすべて台なしになってしまう。そういう意味では難しい。
あと、
「スターウォーズ」見に行きました、早速。(またなんとミーハーな!!)
夜9時以降のレイトショーは料金が割引になり、またその時間だと観客も少しはおさまっているだろうと思い、仕事の段取りをつけてから映画館へ。
やはり初日、この時間でも結構なヒトがきていましたが、ひとりでいったので、結構いい席が残っていて見ることができました。
面白かったッス!!さすが「スターウォーズ」、すばらしい娯楽作品ですよ。
クライマックスでは、「ほんとかよ!!(良いも悪いも含め)」と思わず驚きのシーンが登場するし、甘ったるいラブストーリーは展開されてしまうしで、もう大満足!?
エピソード3がもう待ち遠しいです。
まったく何をいってるのやらで、今日はそんなとこ。

7/14
木の暮らし研究会の木工教室でした。
疲れのせいか、朝から目覚めが悪く、ドリンク剤でドーピングして準備に向かう。

はやいもので今回で8回目、会場のセッティングなどは要領も良くなってはきているが、つくるものが毎回違っているので、つくり方の順序など、指導方法は直前まで頭を悩ませている。自分達が簡単だと思っていることが、普通の方には結構難しかったり、限られた時間の中で、いかに楽しくつくれるかとか、キットだからといって、みんな同じものができるのではなく、どこかでオリジナリティーも出せるようにしておきたい、などなどといろんなことを考慮しないといけないので、なかなか頭が痛い。
とりあえず始まってしまえば、なるようにしかならないのではあるが、マンネリにしない為には、考えることが必要だ。しかし、事務局はみんな本業を持っているので、なかなか顔を揃えられないので、考えるのがいつも直前というのもちょっと問題アリではある。
今回もとりあえず盛況(たぶん?)であったが、いよいよマンネリ化を感じつつある。(感じているのは、やってる本人達だけなのかもしれない。)
マンネリ化を考慮しつつ、次のネタも考えないとな〜。今日はそんなとこ。

7/15
またもや台風接近中ということで、ドキドキ。
今回は、近くを縦断していきそうな雰囲気なので、ちょっと心配だった。ここにきてから、まともな台風というものを経験したことがないので、このおんぼろプレハブアトリエが持ち堪えることができるのか? 積み上げられた材料がどっかに飛ばされていっていってしまわないだろうか?不安な要素はいっぱいだ。(ただでさえ不安要素がいっぱいなのに…。)
台風情報が気になる、なんとかそれてくれないだろうか?
刻一刻と、状況が変わり予測がつかないのが、自然の摂理。(自然の摂理っていうのかそれ?)それるようなそぶりを見せたと思ったら、ちょっと戻ってみたり。(う〜ん、じれったい!!)
僕の気持ちが通じたのか(通じてないちゅ〜の!!)、こちらに近付くにつれ進路がそれてきたようで、ちょっと安心。とりあえずものが飛ばされないようには用心しておく。
しかし、ややこしい天気だ、体調までおかしくなる。
梅雨明けまだかな〜!?
夏は夏でまた暑いんやろうな〜?心配事はつきない。(何の心配や!!)
今日はそんなとこ。

7/16
クルマのオイルは忘れる前に替えましょう!!
僕のアトリエと自宅はクルマで15分程の距離があり、通勤の脚はもっぱら自家用車だ。(クルマで15分っていってるんだからそれぐらい言われんでもわかる。)

僕は、それほどクルマというものにこだわりがなく、(正確にはこだわるとお金がかかるので、あえてそこの部分は無視しているというほうが正しいだろう。)今乗っているクルマは、姉貴が嫁入りの時に持っていったのを買い換えの時に譲ってもらったお下がりの10年もののプレセアというやつだ。
そんなんなので、クルマというものは走ってくれればとりあえずヨシということにしているので、究極的に無頓着である。(傷、凹み、汚れはあたりまえ。相手が壊れないものならこちらがぶつかるのは全然問題ない。)
で、今日、給油しようと思い、いつものディスカウントスタンドに立ち寄ったところ、「オイル交換はじめました。」と書いてあったので、「そういえばオイルって交換しないといけないんだような〜、こないだ交換したのはいつだったっけ?」と思い、そこで交換してもらうことにした。
クルマを預けて、中で座って待っていると、スタンドのにいチャンがなにやら慌ててやってきた。「もうどのくらいオイル交換してません?」「さあ、覚えてないな〜。」と僕。
「オイルが古くなり過ぎて、エンジンの中にこびりついてしまってますよ!!」どうやら尋常ではないらしい。一度エンジン内のオイルを洗浄しないと新しいオイルを入れられないらしく、その費用プラス1500円。(おいおい金額の問題か?)
とりあえず走っているから、そんなことになっているとはつゆ知らず、もう少しで大変なことになっていたのだ、
知らんということは恐ろしい。
オイルを交換し終えたクルマに乗って気がついた。このクルマこんなに音が静かだったんだ。
走っていればそれでヨシという以前の問題なんだな、オイル交換って。
しかしクルマって金食い虫だね、こだわらなくて乗っていても金がかかる、
もうすぐ車検も待っているし。
都会だと無くてもさほど困らなかったが、こんな片田舎では必需品だからな〜。
しかも毎日乗っていると、環境に負担をかけていることすら忘れてしまう。
『クルマ』それは裏腹な存在だ!!
何の話をしてるのやら!?今日はそんなとこ。

7/17
「チェスト」はいよいよ塗装。
すべての行程を終え、素地をチェック、傷、凹みはないか?
隅々まで確認し、塗装に入る。引き出しから順に塗る。引き出しは前板の表と両木端、木口のみを塗る。本体は内側を塗らないので、外側を向かって右側板からぐるっと一周段取りよく塗っていく。あっちこっち、とびとびに塗らず、順序を決めてつなげて塗っていくことで塗り忘れが防げる。(読むと当たり前の事だけど、DIYなどで塗装する場合覚えておくと結構役立つテクですよ!!)
全体に濡れ色がつくと樹種の違いのコントラストも際立ち、雰囲気もぐっと良くなる。
ブラックウォールナットのアクセントが想像どおり良く効いている。
この時期は気温が高いので、乾燥もはやい、夜には天板の上塗りができた。
夕方は、井本さんと週末のイベントの打ち合わせ。
二人でやるのは、ひとりでやるのと違った難しさがあることを実感。
お互い気を使っている部分と、こだわりの部分がうまく噛み合っていない、もうひとつコミュニケーションがうまくいっていない感じだ。
任せたつもりが、つい口を挟んでしまうので、気を使わせてしまっているのかもしれない。僕ももう少し大人にならないといけないとも思うが、なかなかね〜。難しいところだ。準備期間ももう無い、そんなこといってる場合じゃないのに…。
大丈夫かよ、おい!!今日はそんなとこ。

7/18
「チェスト」完成!!
気温が高いので、塗装の乾燥も早い。
本体の裏板を取付ける。ちなみに裏板、引き出しの底板にはベニヤ板を使っています。しいていうならば、あえて合板使っています。なぜあえてなのか?というお話はまた頭(舌)の回転がいいときにさせていただいて(舌はともかく頭の回転がいい時なんてアルのか?)、使っている合板は、シナ共芯合板といって、すべてシナ材(実際には似た樹種も含まれるでしょう。)で構成されてたものです。もちろんFc0規格です。
最後に、引き出しの側板にロウを塗って滑りを良くし、納める。
作業終了!!いろんな角度から見てみる。う〜ん、なかなか。(相変わらずの手前味噌。)日常使用するものなので、機能的にも当たり前なカタチといえば当たり前なのだが、要所要所の木の使い方が結構アクセントになっている。
デジカメでスナップを撮って、お客さまにメールでお送りする。その時に、この週末のオープンルームでお披露目させてもらえるようにお願いをした。
のち程、お返事いただき、お披露目させていただけようお許しをいただきました。
で、この週末は、このチェストの実物を「じぶんちショールーム」にてご覧いただくことができます。
ほっと、一息着く間もなく、週末の準備。
展示品がまだまだ足りないので、つくらなくてはいけない。
資料とか、展示台とかもだ!!
またしても睡眠時間返上である。(布団で寝たい寝たい、う〜!!)
もう、歩いていてもつまずきまくりである。(足上げてるつもりなんだが、どうも上がってないようなんだなこれが…。)
ふう〜、今日なんだか昨日なんだか知らないが、そんなとこ。

7/19
準備準備で、てんやわんや!!(てんやわんやってどういう意味?)
あれつくって、これつくって、会場のセッティングの為に家具を移動して(この時だけは、「じぶんち」でないショールームが欲しいとつくづく思う。)、新作の「チェスト」も搬入し、頭脳労働、肉体労働くんずほぐれつである。(おいおい、何をいってるんだ!?訳わからんぞ!!)
昨日はほとんど寝てないし、判断力が3分の2ぐらいしかない。
もうなるようにしかならない。
ちょっと慌てておりますので、この辺でご勘弁を…。今日はそんな床。(『そんな床』ってなによ?)

7/20
オープンルーム「カコイのイコイ」初日
朝から、事務所へ資料をつくりにいき、OPEN前に戻って掃除その他準備をする。
井本さんがきて、器に植物を活けていく。
準備万端といいたいところだが、すべて植え終わる前にお客さま第一号。
今はやりのメーキング映像のサービス状態である。(確かにメーキングではあるが、サービスではないだろう。)
出ばな挫かれりゃ、あとはご想像どおりということですが、ひとりひとりの方とじっくりお話ができたという意味では、それはそれで良かったとポジティブに考えるほうが、実にもなるか…。
木のある空間と緑というのはやはり相性がいいもので、ディスプレイは期待通りいい雰囲気に仕上がったのですが、見ていただけるヒトが少ないというのもちょっと寂しいもんですな。
とにかく1日目終了、今日はそんなとこ

7/21
「カコイのイコイ」二日目
マッタリとした一日だった。
ご来場の方には、いい雰囲気の中で、ゆっくりと時間を過ごしていただけたことでしょう。(やっぱり、ヒト少なかったんだね…。)
2年前に木の暮らし研究会としてイベントに出展したとき、名簿に名前を残していてくださった方、2組にお越しいただき(別々に)その時以来久しぶりに再会した。
お一人は、堺で包丁をつくっている年輩の鍛治屋さんで、最近鉄のオブジェをつくって楽しまれていて、今回の主旨に興味を持っていただいて、遊びに来てくださった。
鉄というも、自然素材なので、僕達のやっていることと結構相性がいい。今度、井本さんと一緒に遊びに行かせてもらうことになった。
もうお一人は、堺市の某所の郵便局長さんなのだが、趣味で木版画をされており、木版画教室もたまに郵便局で開かれているというかたで、前回以来お会いしていないのだが、実は、この冬に版画教室を木の暮らし研究会でやってもらおうとこっそり考えていて、近いうちに連絡しようと思っていたところを、あちらのほうから、わざわざお越しくださったのだ。本当に偶然である!!(カミのお導きか…)
せっかくなので、そのことをお話したところ快くお引き受けくださり、冬のイベントがひとつ企画できた。(このかた、蕎麦打も嗜んでおられるそうで、蕎麦打教室も企画しようかと密かに企んでいます。)

イベントをやって、どんどんヒトが押し寄せるというほうが確かに成功としてはわかりやすいが、ヒトとヒトが出会いゆっくり語らう時間と場所を提供するということも、この世知辛い昨今意外に大切なのではないかと思ったりしています。(負け惜しみのようにも聞こえるぞ!!)
イベントにかかる経費は自己投資ということで…。
7月のオープンルームも無事(事故が無かったという意味で…?)終了。今日はそんなとこ

7/22
ちょっと落ち着いた。のか!?(落ち着いてる場合じゃないだろ!!)
そうそう、落ち着いている場合じゃなくて、たまっている仕事を順に片付けていかないといけない。
材木屋の二十日の締めの請求の為にたまっている伝票を入力し請求書を出力。
こういうルーチンワークに時間を取られるのが一番厄介だが、これをMacにさせてるおかげで、こっちもいろいろ使わせてもらっているので、贅沢は言ってられないのだ。
イベントのお礼状を兼ねて暑中お見舞いのDMハガキを制作し、とりあえず来場者の方に発送する。(暑中お見舞いは後日発送ということで…)
頂き物をいただいたかたに、イベント用に制作した一輪挿しを発送。
そんなことをしている間に気付くと一日終わりかけている。
30,000番カウプレの景品のプランを練るが、明日の納品に義兄貴のクルマを借りに行かなくてはいけないので、途中で切り上げ。
これはこれで、ばたばたとした一日であった。今日はそんなとこ

7/23
「チェスト」をお届けに京都へ。
11時のお約束に合わせ、朝からクルマに積み込み、一路京都へ。
さすがにひとりでは運べないので、カミさんに手伝ってもらう。カミさんに手伝ってもらうとなると、必然的にチビ達が付いてくる。(しかも幼稚園が夏休みなので、ふたりとも)
まあ、このところ日曜日もイベント続きでお出かけしていないので、ついでにフォローも兼ねておく。
途中、たいした渋滞もなく無事に京都に到着。(お客さまのお宅へ辿り着くまで、いつものとおりご近所をふた周り程迷走したことを除けば…。)
メールでのご依頼なので、お会いするのは、はじめてなんだけど、何度もやり取りしているので、不思議と初対面という気がしない。
無事に納品を済ませ、冷たいものをいただきながら、お話をさせていただくと、
お若い(実年齢は知りませんが僕の見た目)奥様なんだけど、ライフスタイルにこだわりを持たれている様子が感じられ、きっと大切に使っていただけると思いうれしかったです。
いい出合いといいお仕事ができたことを感謝です!!(信仰がないもので誰に感謝していいものかこういう時に困ります。森羅万象としておきますか!?)
お客さまのお宅をあとにし、せっかくの京都なので、おいしいものでも食べようか?と思ったのだが、誰ひとりとして、(誰ひとりって、チビは別にして、カミさんとお前のふたりじゃねえか?)予備知識を持たずに来てしまい、どうしたものかと喧々囂々。
とりあえず、カミさんが前々から行きたがっていた(じつは僕も)「一澤帆布」に立ち寄り(って、食いモンちゃうやん!!)、今日のお駄賃にお手ごろなカバンをひとつプレゼントした。(ちなみにうちのカミさん、ここでカバンひとつ選ぶのに小一時間である。)ここのお店は、今では一躍メジャーな京都名物なので、いまさらうれしそうに書くのも気が引ける。
で、思い当たるところがあり、そこへ向かったのだが、定休日だった。
そこは「京大前の新進堂」だったのですが、「新進堂」といえば、ご存知の方も多いと思いますが、かの人間国宝 黒田辰秋氏が若かりし頃につくられたテーブルセットがあり、それが本当に何気なく置いてあり、そこでお食事できるという、この仕事しているものなら、感動モノのお店なのです。僕は3年前、一度来たことがあり、久しぶりの京都で改めてあのテーブルの前に座りたかったのですがまったく残念。
で食事はさておき、もう一件寄っておきたいところがあり、そこへ。
「鍵善良房」くずきりで有名な老舗の和菓子やさんなのですが、ここにも黒田辰秋氏作のショーケース(ショーケースといっていいのかな?正しくは、「拭漆欅大飾棚」)があり、ここは3年前来た時に定休日で、実は今回もっとも寄りたかったお店(というか、京都にいけることになったときから、ここに来れるとワクワクしていたのだ…。)だった。
前を通り、開店しているとホッとするが、老舗ならではのなんとも重厚な雰囲気で、チビふたり連れてカジュアルなカッコで入るには気が引けてしまった。せっかくここまでと思いきって、お店に入る。お店の雰囲気に圧倒され、このまま引き返したくなる気弱な僕。
クルマを借りたお礼にと思い、カウンターに並ぶお菓子の値段を見て目玉が飛び出しそうになるが、ぐっと押さえ込んで薄暗いお店の中を見渡す。おお〜、恋い焦がれていた(失礼か?)あれが、お店の奥に鎮座しているではないか!!
すごい迫力を感じるとともに、お店の日常となっていることに感動した。
これだけのものが、なんとも普通に感じられる、それはこの老舗の持つ雰囲気とバランスが取れているからなんだろうと勝手に解釈してみるが、「使い続けられている」それがすごい、単に「使い続けられる」だけの為でもあらゆる要素が必要である。
何のことをいっているのだか、訳がわからなくなってきたが、結局、京都見物とかこつけて、僕の見たいものを見ただけだった。
おいしい食事はマクドナルドで…。(とほほ、チビ達カワイソ〜)
今日はそんなとこ

7/24
カウプレ30,000番ご当選の青森県のHiroさんよりリクエストをいただいていた、「子供用の椅子」を制作する。あくまでカウプレの賞品なので、「風汰の椅子」の椅子程、手をかけず、なおかつ丈夫で、デザイン的にも恥ずかしくないものができないかと考え、アトリエを見渡すと、丁度欅の白太の板をプレナーかけておいたのを見つけ、これで何とかできないか、頭をひねくり回してみた。

箱の一面を伸ばせば椅子みたいなカタチになるじゃないか!?突っ張る方向の力を持たせる為に、下にくる面を座面のほうに寄せればいい。仕口は小根追入れにすれば、昇降盤で溝を切れるか?(一端を掴むとどんどん広がっていくのが、プランニングの面白いところ)
考えをまとめ、簡単に図にし、木取りを考え(ここは慎重に!!)加工を始める。
ここまできっちりまとまれば、あとは流れでできていく。
組み立てて養生しているとき、母(大阪ではオカンといいます。)にいわれて大事なことを思い出した。(ここまでの事とまったく関係ありません。)下のチビが、自宅の階段を降りるとき、カーブのところが狭くなっていて、そこをまたわざわざ通って、この間2回も階段を転げ落ちたのだそうだ。幸い、何ごともなかったのだが、狭い家の狭い階段なので、傾斜が急だから、万が一の事が起こりかねない。で、その階段の狭いところを通れないように、遮蔽物を取り付けるようにカミさんに言われていた。いい加減やっておかないと、誰に似たのか学習能力のない我が息子はまたもや転げ落ちてしまう。
丁度段取りもいいので、適当な板と工具をクルマに詰め込んで、自宅へ向かう。
とりあえず、カーブのところに板を取付け、強制的に迂回させるようにしてみた。早速チビに階段を降りてもらうと、途中までいつものとおり降りるのだが、板のところに来ると、なぜだか引き返す、いつもと勝手か違うので、戸惑ったのだろう。下から呼んで促してみると、板を避けてから、急に注意深く階段を降りるようになった。よしよし、とりあえずこれでいいでしょう。(もうちょっと学習してくれると、こんなことしなくてもいいのに!!)
で、アトリエに戻り、椅子を仕上げる。
塗装は今回、「プラネットカラー」という自然塗料をサンプルでもらっているものを使ってみる。(おい、実験台か!?)
「グロスクリアーオイル」ってラベルに書いてあるものを塗ってみる。
シャブシャブしていて、いつも使っている「オスモ社」の「エキストラクリアー」に使用感は似ているかな?臭いは溶剤に使っているテレピン油の臭いがする。オスモは鉱物油なので、臭いが硬いが、テレピン油のほうがすこし柔らかい。
仕上がりは乾燥してみないとわからないので、まだなんとも言えないが、どうなんでしょう?どっちがどっちとも言いにくいですね。
はっきりいえば、どちらも基本的には成分は自然素材だから、似たようなもので、オイルとワックスの配合の違いが仕上がり感の差のような気もするし、溶剤、触媒に何を使っているかということもあるし、ぶっちゃけたはなし値段の事もあるし。う〜ん、難しい!!
総じていえば、どれも高いから、ある程度メジャーなほうが訴求力もあるので使いやすいということもあるかな。
う〜ん、難しい…、結論は先送り。(おいおいそんなお役所みたいなことを!!)今日はそんなとこ

7/25
午前中、昨日つくった椅子ともう一件、発送する為に荷造り。
昼から、とある筋から、杉の板(W700×L4500)を2枚いただけるというので、枚方市へ向かった。(枚方市は大阪北東部の京都府との境目にあり、泉州と対極的の位置で、よっぽどの事がないと行くこともない。)
途中の阪和高速は渋滞もなくスムースに走ったのだが、高速を降りてから一般道に入ったとたんに大渋滞。このあたりは交通情報でもよく名前を聞く渋滞スポットらしく、残り4分の1の区間を走るのに、それまで走った距離以上の時間がかかった。
いただいた板は、保存の状態がいまいちよくなかったが、それなりの大きさで、乾燥もしているので、まあここまで走って損はないという感じであった。(そもそもが頂き物なので贅沢は言えないのだが、ここまでくる手間というものをつい計算してしまう。)
お礼にビールを1ケース置いて、帰途に付く。
帰りのほうが、道はすいていたので、往路の半分の時間であった。
それでも結局、半日仕事になってしまった。
夜、お客さまからの頼まれモノにかかる。既製品のドールハウスの壁(シナベニヤ製)に窓を開けてほしいという依頼で、現物をお預かりして、しばらくお待ちいただいたのが、ようやく手を付けられる。テンプレートをつくってトリマーでくり抜いて、細い板で窓枠をつくる。こんなことしたことが無いので、何がなんやらわからんが、とにかくやってみた。
かかったら仕上げてしまいたいので、気付くと時計はおやつの時間を指しかけていた。
ううっ、そんな!!眠いやないか。
寝る。今日はそんなとこ

7/26
午前中、ゴン(犬→雑種)を病院に連れていく。調子はそれなりにいいのだが、薬をやめるとすぐにお腹に水がたまり、また具合が悪くなる。一生薬に頼って生きていくカラダになってしまっているらしい、可哀想…。(犬の薬代も貧乏材木屋には痛い、そのことをお袋に責められるが、ゴンを見捨てることができない、動物好きの親父も可哀想…。)
甲斐性なしの僕は見ていることしかできない、虚しい…。(ゴンの治療代ぐらい、ポンと出してやるぐらいには早くなりたいモンだ。)
昼からドールハウスを発送する為に梱包するのだが、繊細、でかい、カタチも複雑。厳重に梱包しないと、発送中に壊れてしまうと困る。なんとか、かんとかやっとこさ荷物をまとめたが、予想外に手間取ってしまった。
今週はいってから、いろんなモノ送っているが、荷造りの手間って結構バカにならないんだね〜。
夏休み木工教室のネタも考えんといかんし、あれもやらないかん、これもやらないかん。
ああ〜、もう週末やないか〜!!
とほほ…(とほほって!?)今日はそんなとこ

7/27
月末までという仕事がまだ残っているどうしょう!?
サンドブラストで絵を付けたガラスの板を立てる脚の注文。
脚といっても、30×20×90(ミリ)の角材に斜に溝をきったものをふた組で40セット、予算的なものもあり、材料も手間もそんなにかけられない。栗の角材の半端な材料を掻集めて、木づくりする。節があったり割れがあったりするので、少し余分めに材を加工するが、角材を切り出してみると、結局丁度いいぐらいの数だったりして、なかなか感がいいと悦にいってしまう僕。(それは感がいいとはいわんやろ!!)
溝を切って、水引きしたところで本日は終了。
起承転結何にもなし。(いつものコトか…)
今日はそんなとこ

7/28
日曜日で一応定休。
夕方まで、のほほ〜んと過ごす。(ほんとうは、のほほ〜んとしてられないはずだが…。)
夜、花火大会を見る為、姉の家に。(マンションのベランダから真正面に花火が見えるのです。)
これまたのほほ〜んと。と言いたいところだが、チビのいとこ達(要するに甥姪だな)がみんな近い年齢なので、もう騒がしいったらありゃしない。のほほ〜んどころではない。
ビールを飲んで、ベランダで夕涼み。マンションの高層階って蚊がこないのね、うらやましい。(高層階には住みたくないが、蚊がこないのはいい。)
しかし、このところ酷暑で人生ペースダウン。(人生って!?)
こんな調子で8月乗り切れるのか?
今月ももうすぐ終わってしまう。さあどうする…!?今日はそんなとこ

7/29
さあさあ、急いで急いで!!
昨日一日のほほ〜んと過ごした割には疲れはとれない。(もう気持ちの問題なんだろうな〜!?)負けるな僕!!(あほか?)
7月も残り少ない、残りの二日はあってないようなものだ。
ガラス立てを仕上げて塗装する。オイルで仕上げると塗りっぱなしにできないので、一個ずつ拭き取っていく、いやいやまったく大変だ。
乾燥の為に並べて、置いておく。(これ又段取り悪いから場所を取る。)
次の仕事、レッドウッドの写真立てのサンプルをつくる。
木の暮らし研究会の仲間でウッドデッキをネットで販売しているADプロダクツの佐々木氏よりの依頼である。
5点程、イメージの違うものということで、今までのバリエーションの中(バリエーションという程も無いだろが!!)からセレクト(セレクトって、また…!?)して制作する。一点ずつ機械のセッティングを変えたりしないといけないので、5点加工するだけでも結構な手間と時間がかかる。
額縁を留め(45度)に切ったら、組み立ててしまいたいので、キリのいいところまでやってしまう。
カエル鳴く 静かな夜中 機械廻すのも 気が引ける。(なんじゃこりゃ!?)
今日はそんなとこ

7/30
はいはい、月末月末。
ガラス立ての塗装が乾燥しているので、1000番のサンディングクロス(研磨布)で仕上の毛羽取りをして梱包、発送する。そして写真立ての続き、框組のタイプをひとつ加工し組み立てる。養生してる間に、昨晩組み立てておいたほうの額縁の表面の目違いを払い、留の部分に挽き込みで雇い実を入れる(挽き込み留め接ぎ)為の加工をする。これまたきりのいいところで切り上げて、ホームページ「ちいさな木の工房便り8月号」の編集にはいる。
毎月書いてると思うが、一月過ぎるの早すぎ、この間おんなじことやってたやん!!
なんだか心にゆとりが無くなってくる。カレンダーに追い回されている気すらする。
う〜ん、まってくれ〜!!、行かないでくれ〜!!7月〜。
僕の力では引き止められない。今日はそんなとこ

7/31
いやはや、7月も終わり。
ホームページ「ちいさな木の工房便り8月号」の編集。
この間のイベントの時にとっておいた写真をまとめて加工する。
それぞれちょっとずつ切ったり、色調補正したりするので、これまためんどくさい。
素人カメラマンが旧式のデジカメで撮っているので、これだけはどうもいかない。
何でもマイセルフだからね〜。
合間に(合間なんていったら怒られる!!)「写真立て」の続き。
裏板をシナベニアをカットしてつくり、その大きさに合わせてガラスを切る。(もちろん自分で…)その厚みに合わせて、押さえの板を加工する。(金物は使っていません)
立てる為のささえ棒をつくり、塗装する。
で、編集の続き。途中うたた寝をしてしまい、気付くと日付け(今日の場合は月か!?)が変わってしまい大慌て、世間が活動を始める前になんとかUP。
着替えに家へ帰り、メルマガの編集。
う〜、眠いのだ〜!!今月はそんなとこ<close>


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