[diary]

ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して

「ふつうの木工家のふつうの日々」

■2001/11/12〜11/30

11/12
今日から日記をつけることにした、でもたぶん3日後にはこのコーナー無くなってると思う。
日記にするから続かない、だから業務日誌にしよう。これはぼくが和久先生のところでお世話になったときから、毎日ずっとつけているのでたぶん続く、でも物凄い事務的なことなので、公開するようなことでも無い。
まっ、いいか…。
昨日、岸和田駅前商店街の商工会祭に「木の暮らし研究会」として出店した、その片付けで忠岡町の(株)木匠さんへ拝借していた軽トラを返しに行った。社長とほんのちょっと反省会と18日の木工教室の打合せ。
昼から材木屋の仕事で杭の先付(杭丸太の先を打ち込みやすく先を帯ノコでカットすること。)
ホームページのtopページにメール送信フォームを貼付けた。(これでお問合せ増えたらいいのに…。)
ダイニングチェアのご注文をいただいているお客さまにデザインの確認のTELをし、OKをいただいた。(明日から制作にはいれる。)
今日はそんなとこ。

11/13
2日目なのでまだ続いてる。
今朝、メールを確認すると11,111カウンタープレゼント当選者の方からメールが届いていた、青森県の方だった。
ココは大阪府岸和田市だから青森はけっこう遠い、以前某おもちゃメーカーに勤めていたころ出張で野辺地だったか?一回行ったことはあるが、あれでも東京から新幹線と特急に乗って6時間ぐらいかかって、物凄く遠く感じたが、ココからだとなんかよその国ぐらい縁がなく感じられてしまう。そんな遠くから、ぼくのホームページを見てくれていてカウントゲット(話は違うが、ここ長くなるのであとで戻ってきて読んだ方が良いです。ぼくはこの「ゲット」という言い回しが物凄く気にさわる。「ゲットする、ゲットした」なんか物凄く即物的で、「入手」するというより、「強奪」するというような感じがして、うちのチビ達(特に長男4才、いろんな言葉吸収ざかり)にはあまり使ってほしくない言葉である。最近、流行語から定着しつつあるのでちょっと嫌だ。話ついで言わせてもらえば、最近よく耳にする「勝ち組、負け組」という言葉も耳障りだ。この多様化の時代に一面的にモノを見て2分化してしまうこの言葉は、物凄く野性的で「弱肉強食」となんか似ている。ビジネス用語なんだろうけど、人間味があまりにもなさ過ぎる。なんかバブルな頃の臭いがぷんぷんするのは僕だけだろうか?
おやっ、もしかして僕が負け組だからこの言葉に過敏に反応してしまうんじゃないのか?なんにしろ分別のある大人、未来を担う次の世代を育てる気のある人間なら簡単に使うような言葉ではないような気はする。話は戻る)のメールがふつうに届いてしまうのって、今さらながら「なんかインターネットってこういうことなのね。」と思ってしまった。
そんで、プレゼントのペンスタンドを梱包して発送準備(こういうのって意外に時間がかかるんだけど、なんか楽しい。)
ダイニングチェアの図面を作図する。
今日はそんなとこ。

11/14
3日目だからたぶん今日まででしょう。
今朝メールをチェックすると賀来さんという同姓の方からメールが届いていた。読んでみると歳も近く、技術校で木工を勉強されているとのことで意外な偶然にびっくり!!メールの送り主もびっくりされていた。北海道の方だったが、もしかしたら顔も似てたりしてなんて想像してみたら、「世界に自分と同じヒトが3人いる。」という話を思い出した、もしかしたらそのうちの一人なのかもしれない。でも相手の方から見ると僕がその一人になるんやな〜。さて残りの一人は何処?
朝から材木屋の配達、昨晩だしそびれたカウンタープレゼントの荷物を近くのクロネコヤマトに持っていったら、送り先が青森なので飛行機を使うから配達が遅れるとのこと、どうやら昨今のテロの影響で荷物の検査に時間がかかるらしい。大阪の片田舎で日々を過ごし、海外へ行くこともなく、ましてや飛行機に乗ることすらそうない僕にとって、もはやテレビの向こうの過去の出来事になりつつある、あの事件の影響に思わぬところで出くわしたことで、僕らのこの平凡な日常とテレビの向こうの彼等の日常の違いについて改めて考えさせられてしまった。
21世紀にヒトは新たな進化をすることができないのか?
ダイニングチェアの仕様がようやく煮詰まった。
今日はそんなとこ。

11/15
4日目なのになぜか続いてる。
今日は、デザインの専門学校の同期生のヒトからメールが届いた、もう何年も会ってないのだが、なんかインターネットでたまたまこのホームページを見てくれて懐かしくなってメールをくれたそうだ。彼女(ちなみにそのヒトは女性です。)曰く、「仕事、こんなことやってたんですね。」「パソコン使いこなせるイメージじゃなかった。」たぶん彼女のなかでの僕はおもちゃのデザインの学校を出て、おもちゃメーカーでデザイナーやってたところで時がとまっていたのだろう。時がとまっている間に、僕はあんなこともあり、こんなこともあり、使えるはずのないパソコン(言っときますが僕のはパソコンじゃなくMacです。)でホームページなんかもつくっちゃってます。いや〜、自分では思わないが意外にヒトってかわっていくもんだね〜。
今日のお仕事、杭の皮剥き(これって結構手間。)
ダイニングチェアの木取り、夕方に近所で工房やってる遊木さんが遊びにきてくれた。僕より10才ぐらい年上で木型屋さんをやってたヒトなので機械のコトとか勉強させてもらえます。
今日はこんなとこ。明日はあるのか…?

11/16
5日目なのにまだ続く(もうしつこいちゅ〜ねん!!)
昨日の事だが、うちの上のチビ(4才)が公園で遊んでいる時に、スコップでお友達をぶったらしい。幸いたいした怪我はなかったのでよかったが、僕が帰宅した時には、もう寝ていたので、その時は直接話はできなかったが、カミさんには叱られているので2度叱りはしないでおこうとその時は思った。今朝起きて、チビの顔を見た時、話だけしておこうと声をかけ、子供を諭そうと試みるが、相手にしてみれば怒られているようにしか思えないようで聞く耳持たず、それに対してこちらも口調が荒くなって、どんどんとドツボにはまっていく、結局2度叱り。途中でカミさんが止めに入ってくれてドツボ・スパイラルは終着したが、でも確かに昨日の事とは言え、多少はチビも気にはしていたのであろう、その事をあえて突っ込まれると僕でもいい気はしない。かなり言葉と状況を選ばないといけなかった。(その時は、僕なりには選んだのだが…。)子育ては難しい。
業務は、大阪の平林に梁丸太引き取りに行ったぐらい。
今日はそんなとこ。

11/17
自宅ショールームの椅子がちょっと調子悪くなり、メンテナンスしたのだが、自分でつくったもの(あたりまえだが、商品レベルのもの)を自分の日常で使う事は重要だとつくづく思う。今回のようにメンテナンスの必要な箇所が確認できたりするし、お客さまに日常での使い勝手なんかも具体的に説明できたりもする。僕のような駆出し木工家にとって、自分のつくったモノがどんな風に経時変化(味が出てくるともいう)するのかを目の当たりにできるのってすごく勉強になる。一点ごとの注文生産なので、毎回仮説と検証的なところがどこかにあり、仮説の精度を上げるためには経験と知識が大切だと思い、仮説の検証の為のアフターケアもやっていかなければいけない。
明日は、「木の暮らし研究会」の木工教室なのでその素材の準備。ミニスツールをつくるのだが、杉や桧の間伐材の杭に使えない先の細いところの切り落としを脚に使うので、使えそうなモノを探してカットする。11名の参加予定だが、念のため15名分準備しておく。
今日はそんなとこ。

11/18
今日は、「木の暮らし研究会」の木工教室だったのだが、初対面の方が結構お見えになるので、ヒト見知りな僕は、いつもと違う神経を使う。今回で4回目なので、準備は、だいたい慣れてある程度段取りよく進みそうなのだが、決まってギリギリまでばたばたしている。始まってしまえば、なんだかんだ、ごまかしごまかし進行して(受講者の皆様の寛容さにはいつも感謝です。)最後には、皆さん喜んでお帰りいただくのだが…。でも疲れた、疲れといっても、イベントの疲れって、学生時代に長距離走を走り終えた時のようなあの疲れに似ている。体育会系の疲れかたっていうのか?
今日はそんなとこ。

11/19
今日は久々に心から感動した。
なにがって、生まれてはじめてあんなにいっぱい空から星が降ってくるとこを見たのだよ!!僕ってあんまり天体系は興味がないので、冬になったら「冬の夜空になったなあ〜」ぐらいにしか星は見ないので、今回の流星群の事も知ってはいたけど「別に見んでもな〜。」ぐらいに思っていた。で昨晩、事務仕事しながら、うとうとと眠りこけていた深夜1時過ぎカミさんが突然起きてきて、流星群を見だしたのである。僕も起こされたついでに見てみようと、我が家自慢のウッドデッキに出て夜空を見上げてみると、ひとすじの光の矢が一瞬だが、ものすごくハッキリと走った。感激した…。すかさずもうひとすじ、あっちにも光の矢、身震いした…。カミさんと二人でデッキにホットカーペットと毛布を持ち出して見た、見とれてしまった。住宅地とは思えない、深夜特有の静けさが心地よく、気付けば3時前だった。とりあえず寝た
早朝5時、又カミさんが起きて空を見に行った、まだ見えるらしい。今度は上のチビを起こして見に行った、4才のチビが流れる星をはじめて見てよろこんでいる。その姿を見て又、感動。(親ばか!!)もう薄明るくなるまで空見てた。
流星の話だけ、今日はそんなとこ。

11/20
今日はカミさんに散髪してもらった。今の仕事をするようになってから、日常でヒトにあう事がほとんどないので、髪型にちょっと無頓着になっている。そもそも毎日作業着だからあんまりお洒落という事を気にしなくなっているのか。朝起きて車に乗って工房への毎日だからな〜。東京にいた時は毎朝電車に乗って、会社にいればヒトにもあうから、多少なりとも気を使っていたものだが…。あれっ、お洒落とかってヒトに見られているからするものなのか?
考えてみると作業着だって汚れるからって何でもいいから着てるわけじゃないな〜。作業性や安全とかの必要条件を満たすのはもちろんだが、いかにも作業着ってカッコはしたくない。やっぱりイメージって大切かな?創作家具制作のような生活に関わる仕事をしていると、モノだけでなく、それをつくったヒトの哲学、ライフスタイル、ファッションみたいなところも含め、僕なら僕の全体像が、制作依頼の判断材料になるところが少なからずあると思うから。
あまりがんばってお洒落していなくても、その人なりのスタイルやこだわりが、第三者からお洒落と判断されるかどうか?ってことかな。まあいいや。
今日はそんなとこ。

11/21
ダイニングチェアに使う材料の挽き割りを「帯のこ」でやってたとき、刃が後ろに下がってしまうので調整しょうと、刃の前後を調整するハンドルを廻した、ちょっと気を抜いた瞬間、「がががっ〜」という音とともに刃が前に飛び出てしまい、金属製のカバーに食い込んで止まった。このカバーがあるので刃が飛び出してこなかったが、条件が悪いと刃が切れて飛び出してくる事もあるらしい。今回は、怪我にはならなかったのでよかったが、機械をなめてはいけないとつくづく思い、反省。最近は、ホームセンターでもルーター、トリマー、丸のこ等の切削用電動工具がホント普通に売っているけど、どこの売り場でも工具の安全使用(はっきりいって危険性)についてほとんど訴求されていないような気がする。(僕が気付いていないだけならごめんなさい。)昨今のDIYはアメリカンウッドワークの影響で(そもそもホームセンターがアメリカからやってきたものだからか?)、電動工具を使いこなしてモノづくりをする場面が多く、たしかに電動工具を使うと下手に手で加工するよりも早くきれいにできるので、その利便性(メリット)のほうに目がいってしまうが、何ごとにも反面性(デメリット)がなにかしらついてくるもので、この場合は危険性というデメリットがついてくる、しかもこの危険性というのが刃物に触れて手を切るとか直接的なものだけでないのがやっかいだ、巻き込み、反発等、知識がないと予測できない事故が大なり小なり起こりうる。アメリカンウッドワークの大家、ノッティーさんのホームページや欧州で修行されたオルガンマイスターの山野先生、須藤先生のホームページでは、具体的に安全性についての記述があるが、残念ながらインターネットの性格上、ごく一部の知ってるヒトの目にしか触れていないのではないか?
大袈裟なようだが、一般人にこのような危険物(あえてこう言わせていただくが)を販売する以上、付属の説明書だけでなく、カタログや販促ツール(店頭POPなど)などで、もう少し解説されていてもいいと思うのは、僕ひとりなのでしょうか?さあ、
僕の感じでは数年前と比べると電動工具のユーザーって増えてると思いますよ、しかも知識のない…。
反省と問題提起でした、今日はそんなとこ。

11/22
またも機械のトラブル、ダイニングチェアの木づくりをしてるときのこと、プレナーで厚み出しをしていると、突然「チャリン」と音がして材料が機械に入っていかなくなってしまった。「やばっ」と思い機械のカバーをはずせるだけはずして駆動部を見てみる、伝導用のベルトが弛んでいるようで、なんか部品が外れた後があり、良く見てみるとネジ穴が塞がっている。ボルトが折れたようだ。これはどうしょうもないので、木工機械の事でいつもお世話になっている坪井鋸加工所の坪井さんにTELをして見にきてもらった。さすがにプロなので見る間に修理してしまった、実に簡単に。僕の機械はほとんどが中古しかも、何十年選手である。このぐらいの機械は基本構造が単純にできているので、ごくたまにネジが弛んだりしたら今回のような事が起こるが、よっぽどの事がないと修理できないようなことにはならないらしい。
なんとも頼もしい、ただ、刃物の交換とかは最近の機械みたいにパッとはできなくて面倒ではあるが…。
今の僕にはしかたがない。今日はそんなとこ。

11/23
僕は基本的に日曜日を休んでいるが、このところイベントが重なって休日返上となっていたので、今日はひさしぶりの休みだった。家族みんなで「みさき公園」という遊園地に遊びにいったのだが、そこで仮面ライダーカーニバルというイベントがやっていて仮面ライダーアギト(現在日曜朝8時より放映中)のショーがあるということで、屋外ステージで席をとるために小1時間ほど早めの昼食を食べながら待って観たのだが、ハッキリいってひどかった。子供を対象にしているからというつもりだろうが、子供騙しとはこのことで、確かに子供達はその場のノリでライダーや怪人が出てくるとその事だけで喜ぶので、このショーの主旨としてはよいのだろうが、なんかこんなものを子供に見せてしまう大人(自分を含め)の無神経さに腹がたった。ライダーの格闘シーンの無気力さ(どう良心的に観ても危険回避とは思えない)やテレビのストーリーを無視したショーの内容(テレビの制作をしている人たちを冒涜しているとしか思えない。)等書き出したらきりがない。ショーを演出する側は子供をのせるつぼを知っているので、それに頼ってしまい惰性でやっているとしか思えない。
なんか、こんなところで今の社会や経済の問題を垣間見てしまったようで、「そら、こんなもん見せとったら、ろくな大人にならんわ!」って感じでしょうか。
子供育てて、こういったキャラクターものとの関わり方って難しいと思う。ただ、きっちりとした大人のスタンスというものを持っていた方がいいとは思っている。
なんの話をしてるのやら、今日はそんなとこ。

11/24
今日は一日腰がいたかった、昨日一日中、遊園地で下のチビをだっこしていたからだ。1歳7ヶ月ぐらいだったっけ、自分で歩けるのだけれど、あまり長い間は歩けなくて、かといって、ベビーカーにおとなしく乗っていてくれるわけでもない、しかも、妙にパパっ子で僕にだっこをせがんでくる。たまの休みにしか遊んでやれない身なので、嬉しくて、ついついだっこしてしまう。チビ自体はそんなに重くはないのだが、やはり1日中となると、疲労が蓄積していくみたいで、夕方にはもうだっこし疲れていらいらしてくる。カミさんとせんでもええ喧嘩してしまうし(奥様申し訳ございませんでした。)で、結果がこうだ。でも多分、この痛みは親父の勲章(言い回しが古いって!!)みたいなもんか…。
まだ痛い、今日はそんなとこ。

11/25
飛び石連休だった、ちょっと休み過ぎか?
一日中ウトウトしてたな〜。ポッカポカ陽気のせいかも。
隣街の姉のところへ車で出かける道中、前の車がオカマ掘った。(よく考えると下品な表現だよな〜)ほんと、「こんなところでか〜?」って道でだ、ちょっと渋滞でトロトロと前に進んでいるような感じ、そういえば前に聞いた事がある、こういう状況でのオカマって意外に多いらしい。誰もがまさかと思う状況って案外、気を抜いてしまうもんな〜。しかも、この陽気眠気も誘われてしまうし…。車を日常運転していると、意外にあるかもしれない、ハッとする瞬間って。くるまって走る凶器ってことは忘れちゃいけない。
注意一秒、怪我一生。今日はそんなとこ。

11/26
いや〜日記書いててなんですが、なんか気付くとクリスマスまで1ヶ月切ってますね〜。
クリスマス終わると年末だしな〜。
今やってるダイニングチェアはなんとか12月中旬までに仕上げたいのだが、手が遅いもので…。
一応スケジュールはあるのだが、いかんせん僕ひとりなので、制作意外にもメールでのお問い合わせにお返事を書いたりとかの次の仕事へつなげる作業にも予想外に時間を使う。ほかにも材木屋のほうの仕事も予測ができない。時間単位でのスケジュール管理は難しい。基本的に僕のところに注文くださるお客さまには、あらかじめこちらのこういった状況をご説明しているので、今日、明日の納品ということはないが、出来上がりをたのしみにされているお客さまをお待たせし過ぎるのも気になる。あまり納期を気にして、突貫的な作業になってずさんなモノをお渡しするのは、問題外ではあるが…。納得いくところまでなんていって、いつまでもだらだらとキリがないのもちょっと。この辺のところはバランスの問題かな?
お客さまからお金をいただいている以上はプロである事を忘れてはいけない。今日はそんなとこ。

11/27
朝から、日記をサーバーにUPしようとしたら、つながらない。プロバイターに問い合わせると、どうやらメンテナンスらしい、昼までつながらないということだったので、それじゃ昼からと思い、頃合いを見て、サーバーにアクセスしてみたが、今度はデータがない。冷静に考えてみれば、まだメンテナンスが終わってなかっただけなのだが、冷静でなかった僕は、サイトのデータを全て再アップロードした。ネットで確認してみると、BBSの書込みのが今年の9月分までしか表示されない。どうしたのかな?とよくよく考えて、ハッとした。書込みのバックアップまでUPしてしまったのだ、しかも古いバックアップ。上書きしてしまっているので、取りかえしつかない。Mac触りだしてから約7年、データの取扱いには気を付けてきたつもりだったが、手元にないデータだけにあんまり意識していなかった。アクセスの少ないマイナーサイトとはいえ、一応公開されたBBSである、自分だけでなく、わざわざ書込んでくださった方がいるのである。意識が低かった、おわびするしか方法がない。今後は、定期的にバックアップをダウンロードしてデータの保護をすることにしよう。デジタルのデータって扱いが簡単だけに、簡単になくなるって事、あまりに身近になり過ぎてて、すっかり忘れてた。定期バックアップってホントに大切、こんな事当たり前なんだけど、すっかりおろそかになってた。
これから気をつけよう、今日はそんなとこ。

11/28
朝から、親父が車に載せるネズミ捕り(速度違反取締り)キャッチレーダーを買ってきた。
僕の自宅から工房まで車で15分位の距離なのだが、ネズミ捕りのレギュラーポイントが4ケ所(往1ケ所、復3ケ所)あって、僕が朝出る7時頃にはもう取締りをやってる事もあり、昼間なんか、5分程の距離で2ケ所同時にやっていることもある。こっちにきたころに2回程、捕まってしまった事があり、さすがに最近はだいたいポイントがわかっているので、あんまりスピードを出さないように注意しているが、それでも特に最近、頻繁にやっているので、気にしていて予防の為にレーダーを買ったらしい。
朝、来る道もう取締りしていたので、取付けて早速テストしにいってた。(こういう、うれしがりなところは親子かも知れない)結構効果があるらしい、値段的にも1回ぶんの罰金ぐらいだから、お得か?いや、そもそもスピード出さなきゃ良いのだ!!
だいたいこんなモノ公然と売ってていいのか?今日はそんなとこ。(おい、たまには仕事に関する話もしろよ!!)

11/29
ここ2〜3日、ウィルスメール被害の話をよく耳にするが、うちにも何件かそれらしきものが送られてきた、件名に「Re.」とだけかかれていて、はじめて送られてきたとき何かわからず、うかつに開いてしまったら、本文は何もなくダウンロードファイルの起動を指定してきた。僕の使っているのはMacなのでウィルスは発症しなかったが、今までは、こんな話を聞いても実際に眼にする事はなかったのに、うちに送られてくるぐらいだから、かなり被害がでてるのではないか?
実際にどのような被害にあうのかわからないが、病気のウィルスと違い自然に発生するものではないだろうから、ウィルスはウィルスでも細菌兵器のようなもんで、最初にはじめた誰かがいるってことだ。
こういうことって、相手が見えないから、おもしろ半分でも始められちゃうんだろうな?
相手が見えないからこそ相手を気遣うって感覚、古くさいようだけど、特に今のネットやメールでのコミュニケーションには必要じゃないかって思ってる。
メールも安心して見られやしない!!今日はそんなとこ。

11/30
いよいよ11月も終わり、はやいな〜。
この時期になると、この話題が多くなる。毎年思うが、年々早くなっていく様な気がする。
トップページも12月号を、とりあえず発行し終わりほっとしているが、またなんだかんでいってると1月号なんて事になっているんだろう。
先日実施した、メールアンケートにお答えいただいたかたに、お礼に贈る携帯ストラップをつくっていたのだが、木っ端を削って、磨いてつくるのだが、仕上はいつもは、オスモ社のウッドワックスをつかっているのだが、今回はイボタ蝋で仕上げてみた。イボタ蝋というのは、イボタロウムシ(カイガラムシの一種)の幼虫の分泌液を精製してつくった蝋で、昔から、指物や桐箪笥の仕上げに使われていたものです。この蝋を湯煎したなかに、どぶ漬け(液の中に直接漬けちゃうこと)すると、はじめ木の温度が低いので周りだけ白く硬化するのだが、しばらく漬けておくと木の温度が蝋と馴染んで、蝋が木に浸透していきます。適当なところで引揚げて、余分な蝋を拭き取って磨いて仕上げますと、オイル仕上げとは違う、ちょっと硬めで上品な感じがします(超個人的な感想です)。ただこの方法、木を蝋と一緒に煮てしまうという、ちょっと強引なことをするので、あとで問題がないかは検証中です。温度と時間に気をつければ、そんなに問題ないとは思いますが…。
あくまで、思いつきの我流ですので…、今日はそんなとこ。<close>


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