[本 棚]



本棚なんですが、いちばん悩んだのが棚の高さでした。
本っていうのもいちおう規格があるとはいえ、所有する本のサイズがすべてひとつの規格でそろっている訳ではないのは、皆さんの本棚に並んでいる本をご覧いただければおわかりいただけると思います。
それじゃあ、可動棚にすれば、いいじゃないか?という声も聞こえそうですが、今回は設計上、可動棚は使えません。
仮に可動棚にした場合でも、外寸の制約によっては必ずしも都合よく分割できるとは限りませんし。
蔵書にあわせるのでしたら、それにあわせればいいのかもしれませんが、お使いになるのが、これから本が増えていくお子様なので、将来性というものも少なからず考えないといけません。

大は小を兼ねる。
それならいっそのこと、最も普及している中でいちばん大きなサイズにあわせてしまおうと思い、いろいろリサーチしたところ、やはりA4サイズがキ−になるんじゃないかという結論に達しました。
それじゃあ、A4サイズにあわせたのかといえば、そうでなく、このサイズをファイリングできるステーショナリーが収納できるサイズをベースにサイズを割り出しました。
結果的に一段当りはすこし大きめに感じられるかもしれませんが、効率的な収納のみで考えず、棚の中にボックスでも入れて、臨機応変に工夫して使っていただけばいいんじゃないかと思いますし、将来的に飾り棚的な用途でも使っていただけるんじゃないかと思います。


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