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2000-2001 シーズン オペラ公演概観
上記のうち、5月6月公演は「マッジョ・ムジカーレ・フィオレンティーナ」公演。 ブリテンの「ルクレチアの陵辱」およびパーセルの「ディドとエネアス」はテアトロ・ゴルドーニ、ヘンデルの「タメラーノ」および「ユダス・マカベウス」はETIテアトロ・デッラ・ペルゴーラ。 他はテアトロ・コムナーレで上演。 7月分は夏季公演と呼ばれる。 この他に3月27日から4月7日にズービン・メータ指揮による「ラ・トラビアータ」と「トゥーランドット」の東京公演がある。 |
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チケットテアトロ・コムナーレの2000−2001シーズンの入場料は次の通り。 初日でも40,000リラ(20.66ユーロ)から160,000リラ(82.63ユーロ)、1ユーロ108円で換算すると最高約8,900円。 なお、マッジョ・ムジカーレと夏季公演の入場料は別途定められている。
当日売りはコルソ・イタリア 16番地のビリエッテーリアで1時間前から売り出される。 インターネットでのチケットの申し込みは http://www.maggiofiorentino.com/ から「Ticket on-line」をクリックすることにより可能。 このシステムはナポリのテアトロ・サンカルロでも採用されているもので、画面上から現在入手可能な席が確認できるすぐれもの。 なお、ビザまたはマスター・カードのみ利用可能で、12,000リラのハンドリング・チャージがかかる。 |
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私とテアトロ・コムナーレこの劇場との出会いは遅く、1985年11月だったと思う。 作品名は忘れてしまったが、たしかパバロッティが出演するオペラ上演がありこの地を訪れたのだった。 残念ながらショーペロでその公演はキャンセルされてしまっており、劇場の従業員がストライキはすぐには解決しないだろう言っていたことが思い出される。2000年10月、カンパニア地方の遺跡見物に出かけるに際し、ヨーロッパへのゲート・シティーをチューリッヒとした。 そこでナポリへ行く途上でここの公演を見ることにしたのだ。 10月29日の演目は「カバレリア・ルスティカーナ」と「パリアッチ」。 チケット・オンラインで予約した席は平土間カテゴリー II の舞台から4列目のサイドの席で、手数料込みで112,000リラ、約5,500円だった。 ルチアーナ・カバーニ Luciana Cavani の演出はダンテ・フェレッティ Dante Feretti の写実的な美術と絶妙に調和し、特に「カバレリア」の3階建てか4階建ての共同住宅の効果的な使い方など随所に冴えが見られた。 ゲガム・グリゴリアン Gegam Grigorian のトゥリッドゥー、キャロリン・セブロン Carolyn Sebron のサントゥッツァ、カルロ・グエルフィのアルフィーオ、エレオノーラ・ジャンコビッチ Eleonora Jankovic のマンマ・ルチア、そしてオーケストラ、コーラスともにすばらしく、とくにモニカ・ミナレッリ Monica Minarelli のローラは容姿、歌唱とも魅力のあるもので、トゥリッドゥーの心が乱されたのにも大いに納得した。 この日の公演が大満足だったため、ナポリからの帰途にも、多少キャストは異なるが再度この演目を見ることにした。 1時間前に劇場に行き、3枚ほど残っていた100,000リラのチケットの1枚を予算オーバーではあったが入手できた。 この日は20〜30人入場できなかった人が出るほどの盛況だった。 |
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お勧めホテルフィレンツェもホテル代は高い。 しかも劇場周辺には高級ホテルが多く、例えばアルノ川の近くオニッサンティ広場
Piazza Ognissanti に面するシェラトンのザ・ラグジュアリー・コレクションのグランド・ホテル
Grand Hotel とホテル・エクセルシア Hotel Excelsior は1泊 600,000から800,000リラ。 そこでこのところヨーロッパでよく利用しているベスト・ウエスタンをチェックしてみた。 駅からも劇場からも近いグランドホテル・アドリアティコ
Grand Hotel Adriatico を見つけた。 4つ星で宿泊料は380,000リラ程度から。 入会しているゴールド・クラウン・クラブ会員向けの
BWI Best Rate 200,000リラというのがあり、迷わず予約した。 これでブッフェ・タイプの朝食とイーブニング・カクテルがついているのだ。 部屋は広く、清潔で快適だった。 イタリアでは4つ星、5つ星ホテルでも火災の際の避難に問題があるホテルが多いが、このホテルは通路も広く真っ直ぐな整然としたレイアウトが気に入った。 |
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