タラバガニの名称の由来

鱈とほぼ同じ水域で漁獲されることから鱈場蟹。成長が遅く、寿命は25年以上とも言われる。甘味の強い濃厚なうま味でお馴染みの蟹ですが、歩脚3対、爪1対、ヤドカリの親戚で「はさみ」は右が大きい。このヤドカリの親戚としてはアブラガニ、イバラガ二、ハナサキガニで蟹味噌は喰えない。

タラバガニの生息地

日本での分布は、千島列島からオホーツク海、北海道東部の太平洋岸および日本海まで分布します。水温10度C以下の海底に住み。水深は30〜360メートル。 産卵期になると沖合から沿岸に移動し、交尾を営む。 時期は海域によって多少違うが盛期は4月から5月。甲長が20センチぐらいなるまで、10年以上かかるそうです。

タラバガニとアブラガニの見分け方

近縁種にタラバガニとそっくりな「アブラガニ」がありますが、どちらも甲羅にH型のくぼみがあり、その下側の囲みの中にある刺かタラバガニは6個、アブラガニは4個です。

購入時の選び方

個体が大きくて、ずっしりと重いものを選びましょう。生も売っていますので、値段が変わらないのであれば生ガニをおすすめします。お刺身、炭焼きも香ばしくて美味です。このほか、タラバ、アブラが不漁で絶対数が保てない場合、「イバラガニ」が市場に登場します。味も良く、むき身状態で出回ることが多いため、しかし、消費者がその姿に出くわすことは希です。


 

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