レストア
注意!
オークションの無断リンクがあるので、仕様は非公開です。
2004.6.20作成
2007.10.18修正
2008.11.15修正・追記
2010.10.5追記
2015.4.14修正

KURANISHI RW-120D

☆周波数 非公開
☆測定レンジ 非公開
☆入力インピーダンス 非公開
☆指示誤差 非公開
☆挿入損失 非公開
☆寸法・重量 非公開
☆発売年・定価 非公開

リグの説明

ローカル局経由で入手しました。
50オームのダミーロードを内蔵した終端電力計で、正面から向かって左側にM型入力コネクタがあります。
パワーは5W、20W、150Wの3段切替ですが、メータを振らせないOFFというスイッチもあります。

(2008.11.15追記)
フロントパネルと内部の写真を追加しました。無誘導抵抗100オームが2本並列接続されています。
RW-151Dと同じものです。
抵抗を挟むように、周波数特性の補正板があります。背面に穴が開いており、上部カバーを閉じてからドライバで調整か出来るようになっています。

較正

入力電力を3段階に分け、各レンジの表示値を比較しました。
各レンジ毎の電力とメータの表示値の関係は以下の通りです。5Wmax・20Wmax・120Wmaxは、それぞれ5Wレンジ・20Wレンジ・120Wレンジの測定値です。
点線は入力と表示値が一致する理想特性で、離れるほど誤差が大きいことを示します。
較正前:
0-5Wでは、5Wレンジで15%、20Wレンジで20%測定値が小さくなります。
5-20Wでも10%以上、5-100Wでも15%程度の誤差が出ます。
較正後:
各ボリュームを調整し、誤差を補正しました。
入力 較正前 較正後
0-5W
0-20W
0-120W

その他

裏面にサビが出ていたので、きれいにしました。
液体の金属研磨剤を布につけてこすると、右写真の左半分のようになります。コンパウンドで表面のサビや汚れを削るのですが、同時にメッキも削ります。このままでは再びさびる可能性があります。
サビ止めの透明色スプレーを2回塗り、さらに透明色のアクリルスプレーを塗りました。