高田 さんから![]()
貴殿のホームページ興味深く拝見させて頂きました。
確かに、私の504Fと色も形もそっくりですね。
実は小生もヤイリギターに愛着を持っており、S.YAIRIとK.YAIRI(2本)を所有しております。
詳しいデータは持ち合わせておりませんが、小生の物は505Fというもので、やはり15年程前に購入しました。
貴殿の細部にわたる写真を拝見しましたが、仕様は同一のようです。
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たまたま、価格タグがついておりましたので写真を添付します。
こ、これは貴重です…
又、保証書には製造番号25206との記載ありました。
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小生の505Fのチューニングマシンは添付写真の通りSヤイリのオリジナルです。
機種名はホール内のラベルに505Fと記載されております。
急いでヘッド部分を近接撮影したため、出来の悪い写真になっておりますがお許しください。
いえ、いえ、サイトの事情で頂いた写真をかなり小さく加工してしまって申し訳ありません。
本当は頂いたそのままの解像度で皆さんにお見せしたかったのですが…
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こちらは松山さんのK.Yairiです。
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同じくK.Yairiです。
2枚とも頂いた写真をかなり小さく加工してしまって申し訳ありません。
COOL ナカガワ さんから
わたくしも、1965年、矢入クラシックギターをもってます。「愛好家の為に之を入念制作致しました 1965年 矢入貞雄 天G」と書かれてます。
当時の矢入貞雄氏のクラシクギターは「天」と「地」の種類があったそうです。
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「天」と「地」ですが、「天」は木目の美しさ、材質の高価さを追求した芸術作品。「地」は音質重視に素材を厳選して作られた実用重視。(天の方が高価なギタ−らしいです。)市田さんのは、どちらですか?
私のギターは、トップ=スプルース系 サイド&バック=??サイド&バックに関してはもの凄いトラ目が入っています
1966から輸出用に量産体勢になりラベルに英数が入り変わります。
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私の矢入クラシックもオークションで手に入れた物です。その時の質問の所に出ていた、ある方の情報です。
原文です
「御丁寧な御回答大変恐縮致します。当方が青春時代に神様扱いされていたギタ−です。流し(飲屋を演奏して廻る)にとっては、矢入貞雄氏のギタ−を持つと言う事はそれだけで一流でした。「天」と「地」ですが、「天」は木目の美しさ、材質の高価さを追求した芸術作品。「地」は音質重視に素材を厳選して作られた実用重視。と定かな記憶で憶えています。(天の方が高価なギタ−です。)ネックは永久保証と記憶にありますが、現在はどうなんでしょうか?1966から輸出用に量産体勢になりラベルに英数が入り変わります。探していたのはラベルに英数が入る以前の矢入です。
このギタ−もさすがに素晴しいですし拝見出来るだけでも感動です。「地」を探してますが、とうてい無理そうなので頃合を見て入札したいと思います。」
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非常に弾きやすく、音、響きともにとても良いです。
弾いていて気持ちのいいギターです。
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他にも、1974年YD304(SN4842)と2000年SYD2000(SN0000)を持っております。
S.Yairiは良いですね…
COOL ナカガワ さんからお久しぶりです。
早速、お尋ねの件ですが、S.yairiでも(でもと言うのも変ですが)クラシックギターは製造していました。たぶん、ほとんどが輸出用だったと思います。
フラメンコギターも作っていましたヨ。
それと、貞雄さんの「お」は夫ではなく「雄」だったと思うのですが、、、、。
先程のメールの捕足です。私がいた時期は、輸出用がほとんどでした。
それ以前から、クラシックギターは作っていたのは、間違いないと思います。
いつも貴重な情報有難うございます。
COOL ナカガワ さんからお久しぶりです。COOLの中川です。
古い話で恐縮なのですが、以前私が、「S.YAIRI FUN CLUB」に社長の名前に付いて「貞夫」ではなく「貞雄」が正しいのではと言った旨の事を書きましたが、今日「愚行連鎖」をご覧になった方から、ご指摘を頂きました。
改めてカタログを確認したところ、「貞夫」が正しい漢字でした。
石井様はじめ、多くの方にご迷惑をお掛けいたしましたことを、お詫びいたしますと共に、誠に申し訳御座いませんが、当該箇所の訂正をお願いできませんでしょうか。
何とぞよろしくお願い申し上げます。
ご丁寧に、有難うございます。
これからもギターファンの強い味方として宜しくおつきあい下さい。(2003.4.25.)
こんにちは、COOLです。
お忙しいところ、早々にご訂正頂きありがとうございました。
今回の「貞夫」、「貞雄」問題の件ですが、同様のお詫びと訂正を「むらちゃん」さんのBBSにもレス致しました処、
「確かに、カタログには「貞夫」となっていますが、当時のクラッシックギターのラベルには、「貞雄」と書かれています。恐らく、作家名として「貞雄」を使っていたのでしょうね。」
と言う趣旨のレスを頂きました。
確かに、訂正していただいた私の記事のすぐ上にある高田さんのクラッシックギターには、「貞雄」とあります。
この事も、私は気付いていませんでした。昨日差し上げたお詫びと訂正メールも、この点まで踏み込んだ内容でなければ、また、混乱を招く恐れがあると思います。
ハッキリとしない記憶や曖昧な事実関係、憶測や推量で質問に答えたり、親切心のつもりで意見を述べるべきではないと痛感いたしました。
今回の件では、本当にご迷惑をお掛けいたしました。
迷惑など、とんでもないです。
ギターマニアの疑問に誠実に対応していただいて感謝いたします。
無い物ねだりなのか、最近の国産オールド・ギターは変に投機的な色合が強く、少々苦い思いがあります。
そうした中で、特にS.Yairiの様な、人気があるのに情報が少ない物は、謎が故に色々な問題が起りうる可能性もあります。
これからも、当時のS.Yairiの状況を正しく伝えるために、お力添えいただければ有り難く思います。(2003.4.26.)