愚行連鎖 お便りありがとう!:7

GB楽器博物館

宮崎のP.Simonこと市田 さんから
S Yairi Classic

私もSヤイリ YD-306を所有してます、1975製です、シリアルナンバー5310です、昭和50年の2月に注文して届いたのは9月でした、最初の半年くらいは全然いい音ではなかったのですが弾きこむほどに良くなって、今では最高の状態です、ところで、今月インターネットのオークションで1965年製のクラッシックギターを購入したのですが、ボデー内側のラベルに 愛好者の為に之を入念製作致しました 1965年 矢入貞雄と書かれて印が押されているのですが、サダオ氏のオが夫ではなく雄なのです。
S.ヤイリとなんらかの関係があるのかとメール差し上げた次第です、ちなみにギターはバランス、作り、音とも非常にいいものです、尚今まで所有していた人は名古屋の方です。なにか情報お持ちでしたら教えてください。


珍品 S.Yairi クラシックギター
S Yairi Classic Back

「S.Yairiにクラシックギターがあった」と言う話は何度か聞いたことがあります。
実際にお持ちの方からメールを頂いたこともありますが、残念なことにその方はデジカメやスキャナをお持ちでなく、写真を入手することが出来ませんでした。
実に興味深い話ではありますが、当方もそれ以上の情報を持ち合わせておりません。

お役に立てず、残念です。

しかし、かなり気になる楽器ではあります。
ネック廻りの色が随分黄色く見えるのですが、材質は何でしょうね。
漆黒にも見える指板は黒檀でしょうか?
サウンドホール廻りの装飾はかなり立派なモノですね。


S.Yairi クラシック裏面
S Yairi Classic Sound Hole

お手紙にあるとおり、サウンドホール内のラベルには
「愛好者の為に之を入念製作致しました 一九六五年 矢入貞雄」
の記述と篆刻印(矢入貞雄自作と読める)があります。





S Yairi Classic Ravel

S.yairi添付ラベル

ううむ…これ又凄い史料だ。
左のカードには
S.Yairiロゴの浮出し加工と「矢入ギター製作所・名古屋」
右の紐付きラベルには
価格¥120000・モデルNo.306・製造番号(空白)・矢入ギター製作所
と書かれているのが読めます。
こういうのは本当に史料として非常に貴重ですね。


S Yairi YD-306

写真が撮れましたのでなにかの参考になればと思いましたので、1965年のヤイリクラッシックと1975年製のSヤイリのYD-306 シリアル5310 ひょっとすると兄弟かもしれないのでしょうか?

このページに辿り着きましてSヤイリのファンが沢山いらっしゃる事がとても嬉しく、又年代も私と同じくらい、ちなみに45歳です皆さん大事に持ってらっしゃるのですね。


S Yairi YD-306

P.simon(E Ichida) 様 写真、有難うございました。 これでまた一つ謎が増えてしまいました。 週末にでも作業したいのですが、頂いた写真を当方Webに掲載させていただいてもよろしいのでしょうか?

詳しいファンの方が沢山いらっしゃるようなので、掲載すれば何か情報が得られるかも知れませんね。

Web開設以来沢山の方にお便りいただいています。
大体30代以上。おおむね40代半ばの方が多いようです。
フォークブームの洗礼を受けた世代だからでしょうか?
年代的にも落ち着いて、やっとギターを再び手に取ることが出来たと言った所なんでしょうか。
熱心な方も多いです。

ちなみに私も46です。
P.simon(E Ichida)さんも“アンジー”必死で練習した口ですか?

今後ともよろしくお願いします。



S Yairi YD-306 & Classic

 返事、有り難う御座いました。
写真の掲載大丈夫です、ここ数日このヤイリ兄弟?眺めてるのが楽しみのひとつです、ちなみに、おっしゃる通り アンジー 必死で練習しました、今でも人に聞かせるとスゴイと言ってもらえます。宜しくおねがいします。


ここ二三日クラッシックギターの方とYD306観察してみたところ、力木とバックのあて木の材質及び形状が酷似している事に気が付きましたので、お知らせしておきます、尚、クラッシクギターのサウンドホールの中の矢入貞雄のラベルと印ですが、みたところ印刷のようなのです、とすれば同じものが何本かあると思うのですが、以上気が付いたところお知らせします。



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