GBのアームチェアCinema見ist:ヤッターマン
ヤッターマン
監 督 三池崇史
音 楽 神保正明/山本正之/藤原いくろう(主題歌 嵐“Believe”)
主 演 櫻井翔/福田沙紀
助 演 生瀬勝久/ケンドーコバヤシ/岡本杏理/阿部サダヲ/深田恭子
製 作 年 2009
シナリオ 十川誠志
巷間、「たいしたモンじゃない」という評価が多々あるこれ、ひねくれ者なのでわざわざ見に行ったのである。
それもカミさん、三男坊(中学生)と連れだって。
(封切り2009.3.7.鑑賞2009.4.5.)
結論から言うと…
ジャニーズ・マニアのカミさんは文句なしに楽しんでいた。
中坊の息子は単純にオバカ活劇を楽しんでいた。
そして、私は、と言えば…
フカキョンだけを見ていた。
つまり、三人三様の見方でそれぞれ楽しんだと。
いや、私ね、はっきり言ってね、深田恭子、趣味じゃないんですがな。
公開前にドロンジョ=フカキョンと聞いた時「そりゃねぇだろ」と即座に思ったモノである。
ドロンジョ様はもっとタカビーで大人の女でないと…
更に、ドロンジョ様は、あんなにプニプニムチムチしてねぇし…
発表されたスチールなどを見て…
ありゃ?
これ、いけるかも…
で、実際にスクリーンで動くドロンジョ様。
第一声、あ゛…やっぱり、駄目だわ…
と、しかし、そのうちに全く気にならなくなってくる。
これは確かに実存のドロンジョ様だ。
まぁ一寸可愛いらしすぎるというのがマイナス点ではあるが…
ボヤッキー:生瀬勝久、この人はとにもかくにも良かった。本気の気持ち悪い馬鹿演技をとくと鑑賞した。
阿部サダヲの怪優ぶりも凄かったが…
この映画は、と言うかヤッターマンはドロンボ一味の活躍を見るためだけの作品なのでどうでもよろしい。
一応、タイトルに敬意を表して、主役欄にはヤッターマンのお二方を記載したが…
本作の主役はどう見てもドロンジョ様とドロンボ一味と言うことは間違いない。
本作を否定する方は口を揃えて
話の内容がない
演技下手
無駄な下ネタ(お子様向けなのでは?)
だらだら
等と言うが…
これはね、そう言うモンです。
(下ネタは若干マニアックかつねちっこすぎた傾向があるが…)
(踊りや決めポーズはもう少しビシッと決めて欲しかったというのもあるが…)
実はこれ、観客を選ぶ映画なのかもしれない。
まじめな鑑賞眼で作品を見据えよう何てぇ方には向きませんな。
映画を見て何かを得よう感じようなんてぇ方にもお奨めできませんな。
原作準拠…なのだた、あのナンセンスさがシュミにはまるかどうかがこの映画の評価分岐点となるだろう。
で、お子様向けとは到底言えないヤバぃ(一寸見には分かりづらいけど)シモネタ・シーンも結構ある。
なぁ〜〜も考えずオキラクに見ればていて何とも楽しい作品ではある。
何度も書くけど、まじめな人は見ない方が良いよ。
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