GBのアームチェアCinema見ist:ワンダーウーマン

ワンダーウーマン

ワンダーウーマン(原題:Wonder Woman)

監督 パティ・ジェンキンスン
脚本 アラン・ハインバーグ
出演 ガル・ガドット/クリス・パイン/ロビン・ライト/ダニー・ヒューストン/デヴィッド・シューリス/コニー・ニールセン/エレナ・アナヤ
音楽 ルパート・グレグソン=ウィリアムズ
原案 ザック・スナイダー/アラン・ハインバーグ/ジェイソン・フュークス
原作 DCコミックス
製作年 2017/米


封切り時から観たかったのだが、上映館が少なく、やっと機会を得ることが出来た。

結論!
こいつぁ、買いだっ!

勿論、劇場の大スクリーンで観るのが良いが、DVD出たら迷わず買ってしまうレベルだ。

映画館の自動発券機でチケットを買ってから気付いた。
ありゃぁ〜!吹き替え版じゃないか!

ま、良いか。
アクション映画だし、原語版にそんなに拘る必要もない。
そもそも私はDVDを買うときちんと流れを追うために取り敢えず吹き替え版を楽しむ人間だし。

上映が始まった。
あれ?ナレーションは英語なのか?字幕も出てるし。
割合分かりやすい英語なので、字幕なくても何とかなるか?
と思っていたら、突然映像が止まって館内照明が灯った。

責任者らしき男性が出てきて、お詫びを始めた。
間違えたらしい。
本編10数分を観た所で仕切り直し。
そのまま行っちゃっても、私は良かったんだけどね。

ワンダーウーマン
爽快無比、血湧き肉躍る、そして、無敵の主人公が超絶美女。
元がマーベルなんだから、細かい事は気にすんな!
とは言え、ストーリーはスムーズでどんでん返しも冴え、山場への展開も実に自然。

あ〜…ご指摘を頂いた。
DC≠マーベル!
アメコミだからって一緒くたではいけませんね。
ピザもパスタもイタリアンだろうが…みたいな…
いや、特にね、主人公の女優さんが、ワンダーウーマンのコスチュームを纏った時に最高に美しくなるのが素晴らしい。
息も継がせぬアクションも滅茶格好良くて、ため息物である。

もう、無茶苦茶、荒唐無稽。冒険とバトルと少々の恋物語。そしてしっとりと哀しいエピソードも。とにかく娯楽映画なんだから、こうでなくちゃいけない。

敵役も良い味だしてる。特にマッドサイエンティスト、こいつが哀しいね。

で、見た事があると思ったら、何とルーピン先生が。

舞台となった1910年代、イギリスとヨーロッパの事物も実に風情がある。

ヒコーキ好き、特に旧式機マニアには堪らない。何せ単葉フォッカーが大活躍するんだから。


冒頭に出てきた“ウェイン産業”。作中には関連性が見いだせず、何かと思っていたが…
資産家ブルース・ウェインが保有する株式会社なのだそうな。
ブルース・ウェインとは…誰あろう、バットマンその人であった。

劇場を出る時出口で責任者氏に最敬礼され、お詫びの印にドリンク無料を貰った。

それにつけても劇場予告編。
日本の配給会社か?
どんな阿保が作ったんだ?




はっきり言って本作の良さを伝えているとはどう見ても言えない。
これ作ったやつら全員クビにして良いレベルだな。



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