峠 最後のサムライ
監督 小泉堯史脚本 小泉堯史
原作 司馬遼太郎『峠』
出演 役所広司/松たか子/香川京子/田中泯/東出昌大/芳根京子/坂東龍汰/榎木孝明/渡辺大/AKIRA/永山絢斗/佐々木蔵之介/井川比佐志/山本學/吉岡秀隆/仲代達矢
ナレーター 松たか子
音楽 加古隆
主題歌 『何処へ』 - 石川さゆり
製作 2022
ふと上映中映画を検索。
数日前に確認した時、初回8時台じゃ一寸厳しいよな。と思っていたが、既に初回開映後の時間だったので次の回表示。
あら、余裕持って行かれるじゃん。
行くしかね〜ぢゃん！
これ、観たかったし。
チケット売り場で免許証を出そうとしたら、本日サービスディで誰でも1,200円なんですと。
原作未読。
豪華キャスト。
戦闘シーンは力入っている。
映像もなかなか綺麗だ。
しかしさて、これ、本当に司馬遼太郎原作なのか？
一体ナニを伝えたいのか全く分からない。
幕末にこんな偉人がいたんだよ、と新潟県民が観れば良いのかな？
その偉人もナニが偉かったのか、スクリーンからは伝わってこない。
それにしても、時代劇の主役張れる役者って他にいないのか？
役所広司は好きな役者なんだけどさ。
松たか子と夫婦ってのもかなり無理がある。
吉岡秀隆なんかあの声でキャンキャン吼えてるだけだし。
エンドロール観て、あれ？仲代達矢？どこに出てたっけ？
殿様だった。病気なのか？余りに風貌が変わっていて言われても多分気付かない。
最近役者になった舞踏家の人は、確かに見た目の雰囲気は凄いが…そもそも役者じゃないので…仕方ないかな。
そうそう、加古隆の劇伴。他の作品でも気になったが何であんなに音質が悪いのだろう。
作曲家は録音された物をスクリーンチェックしないのだろうか。
特に主旋律のピアノの音が汚く、気になって気になって。
すぐにTV落ちするだろうから、それを観れば充分だったな。
カットしまくりされても特に何の問題も生じなさそうな作劇だし。
司馬遼太郎の長編時代小説『峠』が原作。
今度ちゃんと読まねば。
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