GBのアームチェアCinema見ist:スノーホワイト/氷の王国

スノーホワイト

スノーホワイト/氷の王国(原題 The Huntsman: Winter's War)

監 督 セドリック・ニコラス=トロイヤン
出 演
クリス・ヘムズワース/シャーリーズ・セロン/エミリー・ブラント/ニック・フロスト/サム・クラフリン/ロブ・ブライドン/ジェシカ・チャステイン
ナレーター リーアム・ニーソン
脚 本 クレイグ・メイジン(英語版)/エヴァン・スピリオトプロス
原 作 グリム兄弟『白雪姫』
音 楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード
製 作 年 2016
製 作 国 米

あれから四年…
完全に忘れていたよ。

スノーホワイト

Wikipediaによると、本作を三部作の1作目とすることを予定している…らしい。
確かにエンディングはハッピーエンドなのかどうかよく分からない微妙な終わり方ではあった。

と。
そう言えば、前作、観たんだっけ。

カミさんが、「これ観たい」と言う。

グリム童話の「白雪姫」を大胆にアレンジして描いたアクションファンタジー「スノーホワイト」の続編。ハンターのエリックを主人公に、前作でスノーホワイトとエリックによって滅ぼされた邪悪な女王ラヴェンナの過去や、ラヴェンナの妹で「氷の女王」と呼ばれるフレイヤの存在を描く。かつてラヴェンナにはフレイヤという愛情深い妹がいたが、ある事件をきっかけに、フレイヤは大きな悲しみに襲われ、悲しみと引き換えに強大な魔力を手に入れた。姉のもとを離れたフレイヤは、北の大地で自分だけの氷の王国を築いていたが、そんな彼女のもとに、姉のラヴェンナがハンターのエリックの剣によって滅ぼされたとの報せが届く。姉の死を知ったフレイヤは、配下の軍団に「魔法の鏡」を奪ってくるよう命じる。エリック役のクリス・ヘムズワースやラヴェンナ役のシャーリーズ・セロンが前作から再登場。フレイヤ役で「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のエミリー・ブラント、女戦士サラ役で「ゼロ・ダーク・サーティ」「オデッセイ」のジェシカ・チャステインが新たに出演。

で、何だよ、確かに冒険映画としてはそこそこ観られる映像作りだが…
何だか釈然としない。
スノーホワイトと言いながら白雪はでてこないし、死んだはずだよお富さん、ぢゃなくって、悪い魔女は復活してるし…

帰宅してからWikiを見てみると…

本作は元々、前作に引き続き監督にルパート・サンダース、主演にクリステン・スチュワートを続投させる予定で企画が進められていたが、2012年7月にサンダースとスチュワートの不倫が発覚。
その後もう、どろどろすったもんだがあったらしく、出るだの出ないだの、監督も二転三転。結局2014年7月31日、本作の題名をThe Huntsmanとし、『スノーホワイト』の前日譚として主人公のエリックが白雪姫と出会うまでを描いた作品とすることが発表された。

と、あるが、前作で飲んだくれてた主人公氏、実は飲んだくれてた理由は…
ってな訳で、実際には主人公君は白雪に接吻する王子様じゃなかった、と言う後日譚なのだな。

何だか解らないけど、昔々のおとぎ話として単発で見ればそう違和感はないのだが…

白雪が出てこない白雪姫だったのも、何となく見ていた釈然としなかったのも制作側の「大人の事情」ってぇやつだったのか…
年代的にこの時代ヨーロッパにはいなかったはずの黒人が重要な脇役で出てくるのも何となくかの国の「大人の事情」を感じさせる。

“あの”スターウォーズでさえクレームにより第2作から準主役に黒人を配さざるを得なかったという国である。

スノーホワイト 取り敢えず、主役グループの女性陣が格好いい。
特に悪役二人の美しさが凄みすらある。

これで悪役がこ汚なかったら、この作品には全く価値がないと言っても良いだろうな。

本作は主役級の女優さんと立ち回りを楽しむ映画だな。




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