GBのアームチェアCinema見ist:I LOVE スヌーピー

I LOVE スヌーピー

I LOVE スヌーピー:原題 The Peanuts Movie

監督 スティーブ・マルティーノ
脚本 クレイグ・シュルツ/ブライアンシュルツ/コーネリアス・ウリアーノ
出演者 ビル・メレンデス/ノアスナップ
音楽 クリストフ・ベック
主題歌 絢香「A Song For You」(日本語版エンディング曲)
原作 チャールズ・モンロー・シュルツ『Peanuts』
制作年 2015米


いつもは電車数駅上るか下るか、一番近い映画館に行くのだが、今回近在の上映館では全て吹き替え版。
日本語吹き替えは鈴木福、芦田愛菜、小林星蘭、谷花音と言った有名子役達らしい。
子役かぁ…
カミさん、「吹き替え版じゃなくて字幕で見たい。」と言うことで池袋を通過、新宿まで。
この間一人で見に行った“星の王子様”も池袋では吹き替え版のみ上映だったんだよな。
まぁ、気持ちは分かる。

スヌーピー、と言うかPeanutsは過去に何度もアニメーション化されており、いずれも原作のイメージを崩していないのは立派である。
過去のTV作品は日本でも放送されており、その時のチャーリー・ブラウンとルーシーは谷啓とうつみみどり。
がちょ〜〜んのおじさんとケロンパおばさんの声で良いのか、と言われると一瞬返答に窮するが、これはこれで私の中では既に既成事実として固まってしまっているので、今更鈴木福と言われてもね。

今回の吹き替え版の、特にチャーリーの声は…
確かに英語を喋る鈴木福だったかも知れない。
多分、他の登場人物達も英語圏の子役達であろう。
んじゃ、どっちでも良かった気もする。

過去のアニメーション作品が原作の持つイメージを壊していないのは立派だ、と書いたが、本作はコンピュータグラフィックスによる3D表現。
さて…手書き丸出しの原作をコンピュータはどこまで再現できるのだろう。

結論から言うと、これはPeanutsファンなら、取り敢えず見とけ!である。
3Dの画面が好きではないので2Dで鑑賞したが、2D画面でもあのスヌーピーがもふもふ感満載で暴れ回る。それだけで満足である。

原作者、チャールズ・M・シュルツの息子と孫が原案者であり、監督はシュルツの大ファンを自認する人物なのだそうな。

個人的には私はPeanutsファン、と言うよりもFlying Aceに分したスヌーピーが好き!なのではあるが…

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Fokker Dr1.が、Sopwith Camelが編隊で、そして赤い犬小屋がZeppelinが大空中戦。

本編の半分近くがそれなのだから、そちらの方も、もう大満足である。


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