GBのアームチェアCinema見ist:サヨナラまでの30分

サヨナラまでの30分

サヨナラまでの30分

サヨナラまでの30分
監督 萩原健太郎
脚本 大島里美
出演 新田真剣佑/北村匠海/久保田紗友/葉山奨之/上杉柊平/清原翔/牧瀬里穂/筒井道隆/松重豊
音楽 Rayons
製作 2019


カミさんのお供。
題名すら知らない作品だった。
(劇場表に看板も、フライヤーすらも掲示がなかったぞ)

結論から言うと、ただ単にカミさんが「イケメン青年を見たかった」と言うだけで、他に特筆すべき事はない。
当のカミさんも「ストーリー?んなもんどこにでもある類型じゃない。“マッケン”が美しいからそれだけで良いのよ」だそうで…

確かに整った青年ではある。
父親に全く似ていないが、母親は…野際陽子ではないらしい。
やたら脱ぎたがる男ジョボビッチの印象があったが、今回は服は脱がない。

流石に日曜の午後一の回、ほぼ満席場外だが、客層は女子率99%。
大抵二人連れの若い娘。
そして、無理矢理引きずってこられた彼氏。もしくは気を引くために彼女を連れてきた男。
私を入れて男は多分5名。
当然ヲッサン、爺さんは皆無。

ま、そういう作品。

お話しは青春ラブロマンス・ファンタジーで、ネタバレしたらそれこそ面白くも何ともない。
まるで少女漫画の実写化みたいだと思ったが、実はオリジナル脚本映画化なのだそうな。
そんな訳でないようには一切触れられないが、ストーリーの軸はバンドと、その去就。
バンドメンバー達が取り敢えず楽器を“本当に弾いている”様に見えるので、問題なく見られた。

音楽映画としては…
このジャンルの音楽に全く興味が湧かないので…ま、良いか、と言った所。

作品としては可もなく不可もなし。
ネット上の評価は高いようだが、そりゃ「これが観たい」と言う観客しかいないのだから当然であろう。

新田真剣佑と北村匠海のダブル主演だが、実は出演者で名前を知っているのは新田真剣佑、牧瀬里穂、筒井道隆、松重豊だけであった。

牧瀬里穂がお母さんって…
と思ったら、彼女もう40代なのね…



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