GBのアームチェアCinema見ist:ピクセル

ピクセル

ピクセル(Pixels)

監督 クリス・コロンバス
脚本 ティム・ハーリヒー/ティモシー・ダウリング
原作 パトリック・ジーン『ピクセル』
出演 アダム・サンドラー/ケヴィン・ジェームズ/ミシェル・モナハン/ピーター・ディンクレイジ/ジョシュ・ギャッド/ブライアン・コックス/アシュレイ・ベンソン/ジェーン・クラコウスキー
音楽 ヘンリー・ジャックマン
製作年 2015


40年近く昔だろうか… 確か、青山の何とか言う店にギャラクシアンが入ったというので、友人とポケットをコインで膨らませ、夜中に車を走らせた記憶がある。

日曜日、カミさんはお友達と遊びに行くという。
三男坊が何故かこれを見に行きたいという。
劇場で予告編をみて一寸気になっていたのだが、当然ながらカミさんはこう言うのに全く興味を示さない。
じゃ、二人で行くか。

後で知ったが、アメリカ本国では大ゴケしているらしい。

ツッコミどころ満載、と言うよりもツッコむ奴ぁそりゃ野暮だよな、と言う映画。
冒頭で只のヌケた少年が突然大統領やっていて、幼なじみの電気屋がホワイトハウス顔パスと言う時点で、フザけてんだよ、悪いか?と明言しているのだから。
この手はストーリーは付け足しだと思うべきである。

この映画を低評価している方、気付けよ…

ネタも音楽も、80's回顧大会。
スタッフがおもしろがっているんだから文句言う筋合いではない。

はっきり言ってB級作品以外の何物でもない。
おばか丸出し作品なのも間違いがない。

はっきり言ってバカバカしとしか言えない、観てもすぐ忘れる内容。
でも楽しかった。そう言う作品である。
おばか映画上等じゃねぇか!

理屈や必然を考えてしまう方には向かない作品である。

そもそもが映像作家パトリック・ジーン(Patrick Jean)が2010年に制作した2分半程の短編『PIXELS(ピクセルズ)』が元ネタであり、それ以上でもそれ以下でもない。


PIXELS by Patrick JEAN (OFFICIAL BY ONEMOREPROD - HD)
ピクセル
劇中に登場する架空のゲーム“ドージョークエスト”のヒロイン、レディ・リサが可愛いから全て許す。
2Dキャラクターが実体化する…なんて、全世界のヲタの夢なんだろうなぁ。
(作中では写真程の露出はない)

エンドロールは8bitキャラでストーリーを追うアニメーション。
これさえちゃんと観れば本編は寝ていても問題ない。
本編の内容は予告編が全てだし。



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