GBのアームチェアCinema見ist:ジョーカー・ゲーム
ジョーカー・ゲーム(JOKER GAME)
監督 入江悠
出演 亀梨和也/伊勢谷友介/深田恭子/小澤征悦/小出恵介/田口浩正/嶋田久作
脚本 渡辺雄介
音楽 岩崎太整
主題歌 KAT-TUN「Dead or Alive」
原作 柳広司「ジョーカー・ゲーム」
製作年 2015
実はカミさんはデップくんのヒゲ映画の方を見るつもりだったらしい。
本日上映館、特別イベントで字幕版は夕方の回しか上映がないそうで…
吹き替えの方が楽しめるかもよ、と言ったら「ジョニーの声が違うなんて許せない」んだそうで。
急遽鑑賞作品変更。
私?映画なら何でもお供しますぜ。
と、言う訳で一寸寝坊、初回上映に慌てて駆け込んで本編が始まって初めて気づいた。
じゃに…ぢゃん?
名前と顔は一致しないが見た事あるぞ…
ちょっと不安があったが、いや、これはこれで昔ながらのい〜かげんてきと〜冒険活劇としては非常に楽しい。
昭和の初め、暗雲たなびく不穏な時代、列強租界が存在する(多分)中国のどこか。
その魔都で繰り広げられる諜報合戦。
なんて真面目に構えてはイケない。
つっこみどころ満載!などと真面目に大人の感想を吐くべきでもない。
つまりは、変に期待しないで単純明快アクション映画として観ればそれでい〜のだ。
これは由緒正しき日本の国籍・年代不明冒険アクション、そして肩の力をすっかり抜いてみるための「お馬鹿映画」なのだ。
どっかでエンディングがかの有名な盗賊三人組アニメーションのパクリとか言っている人がいたが、いや、あ〜言うのを「正しいオマージュ」と言うのだ。
私は微笑ましく観た。
深きょん、まごう事なくふいぅ〜じこちゅわぁ〜〜ん!だしね。
(お色気シーンがないのが不満だぞ!をっさんは!)
嶋田久作が帝国陸軍の軍服で出てきた時にゃ吹きそうになったし。
全身の力を抜いてみるなら、これはお薦め。
気になったので原作を手に入れて早速読んでみた。
ううむ…これは全くの別物だな。
まぁ、それはそれでよし。
ジョーカー・ゲーム(角川文庫)柳広司(著)
文庫: 280ページ
出版社: KADOKAWA/角川書店 (2011/6/23)
言語: 日本語
ISBN-10: 404382906X
ISBN-13: 978-4043829064
発売日: 2011/6/23
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