GBのアームチェアCinema見ist:イージー・ライダー
イージー・ライダー:Easy Rider
監 督 デニス・ホッパー
音 楽 ロジャー・マッギン他
主 演 ピーター・フォンダ
助 演 デニス・ホッパー/ジャック・ニコルソン
製 作 年 1969/米
撮 影 ラズロ・コヴァックス
ニューシネマの先鞭を付けた作品。
傑作/駄作の評価がこれほど別れる映画も多くはない。
バーズの“Was’t Born To Follow”やザ・バンドの“The Weight”にのって風を駆けるチョッパーの美しさ。
ラストシーンの哀しさ…
これが解らない方はご覧になっても退屈なだけであろう。
時代…そう、時代なのである。
Born to be Wild!!
とか、
I Wanna Be Free!!
などと言いながら、でも、結局は何も見つけられずに南部の田舎町で華と散ってしまう。全く何の意味もなく…
腕時計まで捨ててきたのに…
ショッキングだった。
このころは、(今も?)大国はやはり疲弊し、病んでいたのだろう。
ちょっと思い出すだけでも…
真夜中のカウボーイ、カッコーの巣の上で、キャッチ22とか、M☆A☆S☆Hとか…頭おかしい映画多かったモンなぁ。
カンヌ映画祭新人監督最優秀映画賞。
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