GBのアームチェアCinema見ist:ダーク・ブルー

ダーク・ブルー

ダーク・ブルー:DARK BLUE WORLD

監  督 ヤン・スヴィエラーク
主  演 オンドジェイ・ヴェトヒー
助  演 タラ・フィッツジェラルド
製 作 年 2001年/チェコ・イギリス合作


かの宮崎駿が絶賛し、スタジオジブリが配給したという作品。

第二次大戦後のチェコ。フランタ・スラーマ(オンドジェイ・ヴェドヒー)は、戦後の共産主義政府により強制労働囚人として収監されている。彼はかつてチェコ空軍の教官であり、パイロットであった。1939年、ドイツの侵攻によりチェコ軍が武力解除されると、フランタは若く情熱的なパイロット・カレル(クリシュトフ・ハーディック)とともに英国空軍へ志願した。2人は互いを信頼しあい、祖国のための戦いで深い絆を結んでいく。カレルが、スーザン(タラ・フィッツジェラルド)に出会うまでは…。

単館上映で、行けなかったのでDVD発売を待って見た。

戦争の悲劇を一風変った切り口で見せてくれた秀作。
ヒコーキ映画である。
チェコの義勇兵の話である。
第二次世界大戦前後の戦争が舞台だが、実は悲しいラブストーリーと男の友情の話である。
作品は飛行機マニアにも、充分満足できる仕上がりとなっている。
更に、犬。
犬が重要な役で出演している。
凄く良い味をだしている。犬が主人公を喰ってしまっている。
犬好きにもこれは堪らない映画かも知れない。


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