GBのアームチェアCinema見ist:三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船

三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船

三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船
The Three Musketeers

監  督 ポール・W・S・アンダーソン
音  楽 ポール・ハスリンジャー
主  演 ローガン・ラーマン
助  演 マシュー・マクファディン/レイ・スティーヴンソン/ルーク・エヴァンス/オーランド・ブルーム/ミラ・ジョヴォヴィッチ/クリストフ・ヴァルツ
製 作 年 2011/米
原  作 アレクサンドル・デュマ・ペール
シナリオ アンドリュー・デイヴィス/アレックス・リトヴァク

アレクサンドル・デュマの小説『三銃士』を原作とし、『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソンによって監督された2011年の3Dアクション映画作品。

キャッチコピーは「伝説よりも、ハデにいこうぜ。」。

三男のリクエストで見た訳だが…
何故か字幕版は2D、吹き替え版が3D上映。
3D映画は疲れるし、余り好きでないので当然のように字幕版。

「伝説よりも、ハデにいこうぜ。」か…

三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 確かに大筋「三銃士」ではあるが…
余り期待しないで、派手なチャンバラアクションとしてみれば、これはなかなかの傑作であろう。
とにかく速度感が凄い。
次から次へとまぁ、息もつかせずチャンチャンバラバラドンパチどかんと猛スピードで楽しませてくれる。

もうやりたい放題。空中砲撃戦まで見せてくれちゃうんだから、大サービスだな。

まぁ、あのバイオハザード・シリーズにゲームから関わっている監督だしな。
こういう作品に難しい理屈を付けようとしてはいけない。
な〜〜〜も考えずにただただ大冒険活劇を楽しめれば宜しい。
映画と言うよりも超豪華アトラクションってな感じである。
ロケ地に恵まれたのだろう、絵画的美しさがあるショットも結構あったし。
ここまでやってくれれば原作はもうどうでも良いと言えるかも知れない。
作りはかなり荒っぽくて乱暴ではあるが…
軽いノリで軽い作品をぎゃはは!おぉ〜〜!と観ればよいのである。

作った人間が「映画畑」出身ではないし、予告編の通り、これは「文芸作品」では絶対にないのだから。


三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 さて、好きな女優だが、今まで余り「綺麗だ」とは思っていなかった、ミラ・ジョヴォビッチ…

いや、美しいじゃないか…
(監督が旦那だから、とびきり綺麗に撮ったのかも知れない)

で、やたら見せたがりの癖に今回は太股まで。
ファミリー向け映画という括りだからなのかな?ちょっと残念。


三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 ダルタニアン君は何となく垢抜けなくて、どうなんだろう?と言う感じだが…
(カミさんは「最初可愛くないと思ったけど、段々魅力的に見えてきた」そうだが)
コンスタンス役(ガブリエラ・ワイルド)が一寸可愛い。
プランシェ役(ジェームス・コーデン)が良い味出してる。
コンスタンスは乙女なのね…この辺りも恋するダルタニアンに不倫をさせないというファミリー指向なのかもな。

バッキンガム公オーランド・ブルームは帰ってパンフを読むまで気づかなかったぞ…
正義の妖精とか清廉な海賊とか、そんなイメージから脱却したかっんだろうな。
まぁ、男はどうでも宜しい。


しかし、あのエンディングは…なんだ?
もう、「当たったら更におっ派手な次回作あるからよろしくね」って事なのか??
そうなんだろ?正直にお言いっ!


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