GBのアームチェアCinema見ist:11人の賊軍<
11人の賊軍 11 Rebels
監督 白石和彌
脚本 池上純哉
原案 笠原和夫
出演 山田孝之/仲野太賀/尾上右近/鞘師里保/佐久本宝/千原せいじ/岡山天音/松浦祐也/一ノ瀬颯/小柳亮太/本山力/野村周平/音尾琢真/ゆりやんレトリィバァ/田中俊介/松尾諭/柴崎楓雅/佐藤五郎/吉沢悠/駿河太郎/松角洋平/浅香航大/佐野和真/安藤ヒロキオ/佐野岳/ナダル/木竜麻生/長井恵里/西田尚美/玉木宏/阿部サダヲ
音楽 松隈ケンタ
製作 2024
(2024.11.9.鑑賞)
ほぼ年中行事、孫のお宮参りが午前中に済んだのでカミさん映画に行くという。
彼女も劇場欠乏症になっているのだろう。
本日の作品は…
前回劇場で予告を見て気になっていた物。
邦画としてはかなり長尺の映画。
1868年に起こった戊辰戦争のさなかで、新政府軍と対立する奥羽越列藩同盟に渋々加入していた新発田藩の新政府軍への寝返りの史実をもとに、11人の罪人が藩の命令により砦を守る壮絶な戦いに身を投じる姿を描く。
(Wikipedia)
予告編ではドンパチが強調され、いつの時代か、何の戦いか全く不明であった。
幕末物か…
個人的には好きだ。
長い。155分。しかし、流れはだれない。
PG12指定。
まぁあれだけ人体破壊を見せるのだから、それは仕方ないかな。
主役グループ、怪優山田孝之以外誰一人として知らなかった。
山田孝之とW主演の仲野太賀はかなり良かった。
かっこいい爺さんは本職の殺陣師らしい。そりゃかっこいいわけだ。
脇役・敵役には有名俳優を揃えている。
いや、阿部サダヲは脇ではなく、本当の主役なのか?
この映画はラストの阿部で見事に完結した。
殺陣も“現代時代劇”として、リアルでなかなか宜しい。
ただ、“○○人のなんとか”を名乗る割にはその○○人の個性(キャラ立ち)が今ひとつかな。
突っ込みどころは多々あるが速度感もあって胸アツでなかなかの作品だとは思うが、それだけかな。
まぁ、史実の背景はあれフィクションのエンタティメントなのだから、それで良いのかな?
名画と言われる数多の歴史的“○○人”だって、そもそも結構い〜かげんで突っ込みどころだらけな訳だし。
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