デジカメ遍歴-27- Canon EOS 60D-3-
電子式ファインダーでは覗き窓に全ての情報が表示出来る。
その中には「電子水準器」等という物があって、これがかなり重宝する。
一眼レフの場合光学ファインダーにはそう多くの情報は表示出来ない。
CANON EOS 60Dにも電子水準器は付いているが、見やすい大きな水準器は液晶画面にしか表示出来ない。
光学ファインダーでは一番下の露出表示を切り替えると指標がちらちら動くだけで、これが見辛いったらありゃしない。
ファインダーそのものは鏡の組み合わせのペンタミラーではなく無垢ガラスのペンタプリズムなので明るく見やすいのだが…
で…
エントリークラスとの違いの一つで本体内部の“フォーカシング・スクリーン”なる物が交換出来るというのもこの機種の特徴。
上級機では多くの種類のスクリーンが揃っているが、そこはそれ「趣味なら本気で」の程度なので、使えるスクリーンは初期装着の物を含めて三種類。
一つは明るいレンズを装着したときに使うマット(つや消しタイプ)、もう一つは方眼目盛りが入ったタイプ。
これこれ、こう言うのが欲しかったのよ。
取り付けはレンズを外し、付属の特殊ピンセットでカメラ内部のペンタ部真下にある蓋を開け…
装着されたスクリーンを取り外し、取り付けるだけ。
至って簡単な物である。
とは言え、カメラの心臓部をむき出しにして作業するので結構緊張したりする。
取り付け完了したら、カメラ本体の設定も変更。
見え方はこんな感じになる。