SINCE 2002.2.2→2009.2.24施設ごとに単表化開始

東北地方 青森県

薬研温泉〜薬研荘

↑2006.9.18撮影

↑内湯主浴槽(2006.9.17撮影)


公式ホームページ

初入湯 2006.9.17(宿泊)
(9月17日この日7回目最後の温泉)
2006.10.15
2010.1.11(データ更新・写真再編集など)

(15)

 4件の宿がある内の一軒で外見では凄く古びた感じがするが、中に入ると田舎のおばあちゃんちにいったような懐かしい感じがする。
 辺りも静かでゆったり過ごすことができる。 日帰り入浴は、宿泊者を第一に考えてお断りすることもあるそうです。
 無色透明、無味無臭の温泉で100%掛け流し、熱めの湯でしんまで暖まり、さっぱりした感じです。 
 浴室は狭くて、タイル張りの主浴槽が一つでシンプルです。 露天風呂も含めて、その他の設備はありません。
 シャワーなしのカランが三つあり、カランも温泉なので使い放題。 湯船は小さめで3人が入れます。 石鹸・シャンプー・リンスが備え付けです。
 2006年9月17日はいままでで一日に入った温泉の回数が7回というのは初めてでした。 浸かっていたのが短いのもありましたが、ちょっと湯あたりぎみでしたが入れないこともないんだなぁと思いました。

【宿として】 食事がとにかくいい。 夕食は部屋食で山の幸がメイン、特に10種類以上の山菜やキノコが入った鍋は格別。 朝食もキノコたっぷりの味噌汁がしみるねぇ。 朝食は大部屋で薬研荘のテレビ出演したときのビデオがかかっていました。 部屋のテレビが今時めずらしく1時間100円とは・・・。

青森県むつ市大畑町 薬研14
0175−34−2779 
4月21日〜11月下旬 (冬季間休業)
大人300円、子供100円(入浴を断られる場合がありますので事前に確認を)
単純温泉
温泉分析表による
源泉名:薬研1号、2号混合泉
湧出地:下北郡大畑町大字大畑字薬研4(大畑町大字大畑字薬研4、薬研5)
調査および試験年月日:平成14年10月31日
源泉温度:45.2℃(気温:11.0℃)
pH値:6.9
引泉


↑内湯の洗い場(。シャワーなし。(2006.9.17撮影)

↑脱衣場(2006.9.17撮影)

↑夕食のお膳(2006.9.17撮影)

東北地方 秋田県

八幡平山麓温泉〜足湯

↑↓2009.9.22撮影

2009.9.22
2009.11.27

(20-26)

 秋田県国道341号沿いにある無料の足湯。 テントを連ねた簡易的な造りだが、浴槽は意外としっかりした造りで木製でできているので使いごごちもよい。
 駐車場も広く、ちょっとした休憩に最適だ。

 付近の温泉付き分譲地の管理会社が、宣伝を兼ねて提供しているようだ。

 薄い紅茶色した透明の温泉は、単純泉だがつるつるした感じがする。  源泉掛け流しで、足湯だけに清潔感もあり安心して利用できる。

 足をふくタオルは、持参したほうがよい。

 近くのペンションなどで、入浴できるところもあるようなので、刺激の強い玉川温泉など入浴した後の肌休めによさそうだ。

秋田県鹿角市八幡平字切留平
0186−31−2236
24時間可能だが照明なし(冬期間以外は無休)
無料
単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
温泉分析表による
源泉名:ななかまど団地新1号源泉
源泉温度:57.6℃
使用位置:46.5℃
分析年月日:平成15年9月3日
自家源泉

東北地方 山形県

1-3蔵王温泉〜寿屋旅館

↑↓2009.9.19撮影

2009.9.19(宿泊)
2009.11.14

(17-25)

 蔵王温泉街の中腹にあり、目の前には外湯の上湯共同浴場がある。 看板が通り沿いにないので非常に場所がわかりにくい。
 歴史があるようで、建物の老朽化がめだち階段も斜めになっていて登り降りしにくい。
 日帰り入浴の時間が短いので注意が必要だ。

 温泉は、強酸性の硫黄泉で独特のたまご臭が鼻に付く。 若干緑かかった白濁した湯色は、底には湯の華も沈殿し、入浴すると舞い上がりさらに白さを増す。 肌はつるつる、ピリピリするが、残念ながら温度調節のためホースで加水されているが、源泉掛け流しだ。
 浴室は男女で造りが異なり、男湯は見晴風呂という名前が付いていて、下の温泉街の様子が見え、浴槽は10人くらい入れる大きさで石のブロックで組まれている。 女湯は、ひのき風呂というだけあって檜で造られいるが、浴槽は小さいのだそう。
 シャワー付きのカランは、硫黄のせいか金属部分は黒く変色している。 ボディソープとシャンプーが備え付けられている。

 【湯めぐりこけし】今回使用しなかったが、蔵王温泉街にある観光案内所で売っているもので、まっさらのこけしとシールが三枚付いていて1,260円。 このシールを加盟している温泉施設で一人一枚として利用できる。 一箇所で三人三枚としても利用できる。
 また、余った場合でも一枚420円(1,000円以上の買い物)のお土産屋さんなどの商品券として利用できる。
 さらに200円掛かるがこけしに絵付け体験ができるので旅の記念にもなる。
 詳しくは蔵王温泉観光協会ホームページ⇒

山形県山形市蔵王温泉9番地
023−694−9315
12時〜14時(無休)
大人500円
酸性・含鉄・硫黄−アルミニウム−硫酸塩・塩化物温泉(旧泉質名:含硫化水素強酸性明ばん緑ばん泉)
温泉分析表による
源泉名:土屋源泉
採水位置:山形市蔵王温泉荒敷822番の2
源泉温度:48.6℃
分析年月日:平成2年8月8日
pH値:1.45
引泉


↑内湯主浴槽。(2009.9.19撮影)

↑内湯湯口(2009.9.19撮影)

↑洗い場(2009.9.19撮影)

↑朝の内風呂の様子(2009.9.20撮影)

↑朝の内風呂の様子。別角度(2009.9.20撮影)

↑内風呂の窓の外の様子(2009.9.20撮影)

↑脱衣場(2009.9.19撮影)

↑脱衣場。左側扉が浴室入口。(2009.9.19撮影)

↑左側が見晴風呂(男湯)。右がひのき風呂(女湯)。脱衣場入口。(2009.9.19撮影)

↑フロントの様子(2009.9.20撮影)

↑ロビーの様子(2009.9.20撮影)

東北地方 秋田県

五の宮のゆ

↑↓2009.9.22撮影

2009.9.22
2009.11.3

(19-24)

  鹿角市市街地の南側に位置し国道282号線にある。 また東北自動車道の鹿角八幡平ICの出口も近くアクセスもよい。
 開業は1992年だが、2007年にリニューアルオープンした。 温泉名の由来は、1115mある「五の宮嶽」の麓に湧くことから名づけられた。

 温泉は、無色透明でさっぱりとした単純温泉。 アルカリ度も高く肌のケアにもよい。ただ、加水はないが、入浴温度にするため加温あり。 さらに塩素系消毒の循環ろ過装置を使用している。

 内湯は、洋風の主浴槽には泡風呂もあり、もう一つは総檜風呂、木の香りがただよう。乾式サウナもある。
 露天風呂は、大きな岩を組み合わせたもので、塀の向こうには名前の由来になった「五の宮嶽」を望むことができる。
 シャワー付きのカランには、シャンプーとボディソープが備え付けられている。
 
  さて、こちらのおすすめは、美容効果が非常に高く、特に女性にうれしい岩石浴。 昨今は岩盤浴が主流になっているが、こちらは遠赤外線とラジウムが放射される天然鉱石(玉砂利)を床に敷き詰めたもの。 この上に浴衣に着替え、ゴザを敷いて寝転がると大量の汗をかき新陳代謝が促進される。

 別棟にレストランがあり、地物八幡平ポークを使用した豚肉生姜焼き定食やとんかつ定食を食べることができる。
 無料の和室大広間や有料の個室で休憩することが出来る。

秋田県鹿角市八幡平字永田1−7
0186−32−3300
6時〜22時/岩石浴:8時〜20時
大人(中学生以上)500円、子供200円、幼児(3歳以上)100円/温泉と岩石浴800円/岩石浴セット1,200円(浴衣・タオル・ゴザセット)
アルカリ性単純温泉(旧泉質名:単純温泉)
温泉分析表による
源泉名:五の宮のゆ(源泉名:喜宝の湯 2号井戸)
源泉温度:40.1℃
使用位置:42℃
分析年月日:平成19年2月19日
pH値:8.7
自家源泉


↑内湯主浴槽。手前は泡風呂。(2009.9.22撮影)

↑露天風呂(2009.9.22撮影)

↑岩石浴(2009.9.22撮影)

↑岩石浴の脱衣場(2009.9.22撮影)

↑併設しているレストラン。建物の中でつながっている。(2009.9.22撮影)

↑八幡平ポークを使用した「とんかつ定食」(2009.9.22撮影)

東北地方 岩手県

鶯宿温泉〜南部富士見ハイツ

↑↓2009.9.22撮影

2009.9.21-22(宿泊)
2009.10.31

(18-23)

 盛岡市から西北西に位置し、秋田県との県境に近い大型の施設もある温泉郷。 その中にある全労済保養施設の温泉ホテル。
 車で約30分走る距離に田沢湖もあり、観光へのアクセスとしても便利だ。
 
 温泉は、無色透明でアルカリ度の高い単純泉。 肌によく、サッパリとした浴感。

 内湯にある主浴槽は、一つだが縦長に大きくゆったりと入ることができる。 天井も高く、窓も天井まであるので、日中はまるで露天風呂にいるようだ。
 露天風呂もひとつで、内風呂の浴槽にくらべてかなり小さく4,5人入ればいっぱいだ。 屋根が付いているので雨でも気にならない。
 周りは、高い塀で囲まれているので 景色を伺うことはできない。 とってつけたような感じだ。
 スチームサウナも併設されている。
 シャワー付きのカランには、シャンプーとボディソープが備え付けられている。
 日帰り入浴のできない時間帯があるので、注意が必要だ。

 休憩付きの日帰りのランチプランもあり、一日中ゆっくり楽しむことができる。 ちなみに大人1,500円でメニューには「釜飯セット」や「生姜焼き定食」などがあり、予約なしでOK。

岩手県岩手郡雫石町鶯宿10−75−2
019−695−2311
7時〜16時、18時30分〜20時30分
大人500円、小学生300円、幼児(3歳以上)100円
アルカリ性単純温泉/ラドン(Rn)含有量0.658×10キューリーラドン/kg(0.181マッヘ/kg)
温泉分析表による
源泉名:鶯宿温泉(あさひの湯)
源泉温度:51.9℃(気温:7℃)
使用位置:48.5℃
pH値:8.8
分析年月日:平成16年12月4日
引湯


↑内湯主浴槽(2009.9.22撮影)

↑左にあるのが洗い場、右は主浴槽(2009.9.22撮影)

↑露天風呂(2009.9.22撮影)

↑露天風呂の入浴目線(2009.9.22撮影)

↑スチームサウナ(2009.9.22撮影)

↑脱衣場(2009.9.22撮影)


↑脱衣場。別角度から撮影(2009.9.22撮影)


↑田沢湖畔(2009.9.22撮影)

東北地方 山形県

1-2蔵王温泉〜上湯共同浴場

↑↓2009.9.20撮影

2009.9.20
2009.10.20

(17-22)

 硫黄臭立ち込める温泉街にある共同浴場。 外湯とも呼ばれ蔵王温泉には、「上湯」と「下湯」、そして「川原湯」の3つある。
 共同浴場は、温泉組合の方々が代々管理しているそうで、運営(清掃)協力金のみで誰でも利用できる。

 男女別の浴室には、内湯に浴槽が一つずつあるだけで露天風呂など無く、さらにカランやシャワーも無い。 桶で掛け湯する以外は、石鹸やシャンプーを使う人はいない。

 黄緑した透明で高温の温泉は、入浴温度に調整するため井戸水で加水するだけで、あとは手を加えていない掛け流しだ。強酸性ため浴槽はもちろん床・建物は木材を使用している。
 思ったほど肌がピリピリするような感覚なく、つるつるする感じで角質などが溶け出している感じ。 とはいっても、上がり湯がないので肌の弱い人は特に注意が必要だ。

山形県山形市蔵王温泉45−1
023−694−9328(蔵王温泉観光協会)
6時〜22時(無休)
清掃協力金として大人200円、小人100円
酸性・含硫黄−アルミニウム−硫酸塩・塩化物泉
温泉分析表による
温泉地名:蔵王温泉
利用施設名:上湯共同浴場
源泉名:大湯1号源泉
採水位置:山形市蔵王温泉字須藤見町55番
分析年月日:平成21年2月10日
源泉温度:54.0℃(使用温度:42.0℃)
湧出量:毎分※g(自噴)
pH値:1.6
引湯


↑内湯のみ。温度調節のため井戸水を加水しているもののそれ以外手付かずの掛け流し。(2009.9.20撮影)

↑温泉街の様子。この先に上湯共同浴場がある。(2009.9.20撮影)

東北地方 山形県

1-1蔵王温泉〜下湯共同浴場

↑↓2009.9.20撮影

2009.9.20
2009.10.19

(17-21)

 硫黄臭立ち込める温泉街にある共同浴場。 外湯とも呼ばれ蔵王温泉には、「上湯」と「下湯」、そして「川原湯」の3つある。
 共同浴場は、温泉組合の方々が代々管理しているそうで、運営(清掃)協力金のみで誰でも利用できる。

 男女別の浴室には、内湯に浴槽が一つずつあるだけで露天風呂など無く、さらにカランやシャワーも無い。 桶で掛け湯する以外は、石鹸やシャンプーを使う人はいない。

 黄緑した透明で高温の温泉は、入浴温度に調整するため井戸水で加水するだけで、あとは手を加えていない掛け流しだ。強酸性ため浴槽はもちろん床・建物は木材を使用している。
 思ったほど肌がピリピリするような感覚なく、少々長く浸かっていられる。 とはいっても、上がり湯がないので肌の弱い人は特に注意が必要だ。

 浴場のすぐ隣には、無料の露天足湯があり、写真のような「源泉オブジェクト」からブローした湯が足湯に注がれる。

山形県山形市蔵王温泉30−2
023−694−9328(蔵王温泉観光協会)
6時〜22時(無休)
清掃協力金として大人200円、小人100円
酸性・含硫黄−硫酸塩・塩化物泉
温泉分析表による
温泉地名:蔵王温泉
利用施設名:下湯共同浴場
源泉名:蛇荒川折口、インキョ、上の川混合源泉
採水位置:山形市蔵王温泉字中森886番地の2
分析年月日:平成21年5月2日
源泉温度:56.9℃(使用温度:42.0℃)
湧出量:毎分※g(自噴)
pH値:1.8
引湯


↑内湯のみ。温度調節のため井戸水を加水しているもののそれ以外手付かずの掛け流し。(2009.9.20撮影)

↑浴場横にある無料の露天足湯(2009.9.20撮影)

↑足湯にある、源泉オブジェクト(2009.9.20撮影)

↑温泉街の様子。この先に上湯共同浴場がある。(2009.9.20撮影)

東北地方 秋田県

川原毛地獄

↑下部駐車場(標高700m)にある案内盤(2009.9.21撮影)

↑下部駐車場(標高700m)付近から上流部を見たところ(2009.9.21撮影)

2009.9.21
2009.10.13

(16-20)

 秋田県湯沢市の山間地の県道310号線と県道51号線にある地獄谷に湧く温泉。
 北海道知床にある「カムイワッカ湯の滝」の野趣あふれる温泉と青森の「恐山温泉」を思わせる荒涼とした風景が印象的だ。 まさに南部の恐山、越中の立山とともに日本三大霊山に数えられ、王朝時代から多くの修験者や参詣者が訪れた女人禁制の山であったそうです。
 歴史は古く、807年に「霊通山前湯寺」が建立され、829年には「慈覚大師」が訪れている。前湯寺は1393年に三途川という場所へ移されている。 
 針山地獄など136の地獄があり、極楽もあるという地獄山から100℃近い温泉が湧き、温泉の川となっている。
 下流には、大湯滝や川原毛温泉跡があるが、今回上の駐車場に車を止めてしまい距離があり、帰りに登ることを考えるとメインの大湯滝まで行きませんでした。後悔・・・。(案内板より一部抜粋)

 大湯滝までは、下部駐車場から下流へ歩道沿いに約500m歩いたところにある。 上流部は熱くて入ることはできないが、下流部の窪みに浸かることになる。 今回は、下部駐車場沿いの温泉に手をつけただけになってしまったのは残念。
 観光客も多く、脱衣場もなく、野天の混浴風呂なので勇気の無いの人は、車で水着などを着て入るとよい。
 照明が無いため夜間と封鎖のため冬期間は入ることはできない。

 温泉は、強酸性で肌がピリピリするほど、肌の弱い人は真湯の上がり湯もないので注意が必要だ。 緑色した透明の温泉は、湯けむりを上げて流れている。 自分で湯だまりを探して入るのも楽しいだろう。

 地獄谷の上部は、歩道沿いのすぐそばから硫化水素が吹き上がり、吸い込むと大変なのであくまで自己責任で散策してほしい。

秋田県湯沢市高松国有林内
0183−73−2111(湯沢市商工観光課)
時間制限無し(ただし、夜は照明が無いため危険)(冬期封鎖)
無料
酸性−含二酸化炭素・鉄(U)・塩化物泉
書籍による
源泉温度:96.6℃
湧出量:毎分※g(自墳)
pH値:1.41
自然湧出


↑下部駐車場(標高700m)付近から下流部を見たところ(2009.9.21撮影)

↑下部駐車場(標高700m)のすぐ下の「大滝湯」へ向かう渡り橋(2009.9.21撮影)

↑左写真の渡り橋の足元を見たところ(2009.9.21撮影)

↑渡り橋から下流を見たところ(2009.9.21撮影)

↑上部駐車場(標高807m)付近のある案内盤(2009.9.21撮影)

↑賽の川原(標高807m)(2009.9.21撮影)


↑地獄地帯の上部(標高807m)(2009.9.21撮影)


↑川原毛地獄・中の沢(2009.9.21撮影)


↑「内沢ダム付近から見たところ。 下に休憩所と下部駐車場が見える(2009.9.21撮影)

東北地方 福島県

かわうちの湯

↑↓2009.9.20撮影

2009.9.20
2009.10.7

(15-19)

 阿武隈山地の麓のある村営の日帰り温泉施設で、開業は2000年4月。

 なんといってもココの特徴は、pH値11.2の強アルカリ性の温泉はめずらしい。 無色透明で肌触りぬるぬるとした感じになるそうだが、実際入ってみるとあまり感じられない。期待が大きかったせいなのかもしれないが、おそらく、塩素系のろ過装置を使っているせいだろう。

 村営施設にしては、立派な設備ときれいな建物。 高台に浴室があるため下足ロッカーで靴を脱いだ後、階段jかエレベーターで2階へ、入浴券を自動券売機で購入し、売店で受付する。
 内湯は、内装の違う2つの浴室があり、男女日替わりで利用できる。 主浴槽には、ジェットバスと泡風呂付き。 人工的に造った洞窟風呂がある。 このほか乾式サウナがある。 
 露天風呂は岩を配した造りのが一つある。

 シャワーつきのカランは、シャンプーとリンスが備え付けられている。

 休憩室は、和室の大広間を無料で開放している。 このほかに有料で時間貸しの個室も用意している。
 レストランや売店、マッサージルームを併設している。

福島県双葉郡川内村大字上川内字小山平501−1
0240−39−0103
10時〜21時(受付20時まで)毎週火曜日定休日(ただし火曜日が祝日の場合はその翌日)
大人500円(中学生以上)、子供(小学生)300円、幼児(小学生未満)無料
アルカリ性単純温泉
温泉分析表による
源泉名:天山の湯
湧出地:福島県双葉郡川内村大字上川内字小山平15番地2
調査および試験年月日:平成8年9月10日
源泉温度:26.0℃
湧出量:毎分500g(動力揚湯)※書籍による
pH値:11.2
引湯 ※書籍による


↑内風呂、主浴槽。奥にジェットバス、手前に泡風呂(2009.9.20撮影)

↑内風呂、洞窟風呂(人工)(2009.9.20撮影)

↑露天岩風呂(2009.9.20撮影) ※写真は加工済みです。

↑内風呂。 右がサウナ入口、左に水風呂(2009.9.20撮影)

↑2階ホール。左が売店、右が個室和室休憩室(2009.9.20撮影)

東北地方 秋田県

玉川温泉〜ぶなの森 玉川温泉 湯治館そよ風

↑↓2009.9.22撮影

2009.9.22
2009.10.3

(14-18)

 田沢湖から北上し八幡平のふところにある湯治も可能な宿泊温泉施設。 開業は2004年5月。
 このほかに元々ある「玉川温泉」と「新玉川温泉」も湯治客や観光客で賑わっている。

 玉川温泉は、pH値1.2という脅威の強酸性湯で日本一と云われている。 さらに毎分9000リットルは、一つの源泉から湧き出る量として、こちらも日本一と云われる。 緑色の湯色は、入浴してすぐに肌がピリピリになり、子供たちは痛い痛いと騒いでる。
 また眼に入ると痛いので注意が必要だ。
 また玉川温泉には、「北投石」という鉱石が産出され、世界でも台湾の台北市の北投温泉でしか産出されない。 「北投石(ほくとうせき)」とは、ラジウム等を含み昭和27年(1952年)に特別天然記念物に指定されている。

 さて、ぶなの森 玉川温泉 湯治館そよ風は近代的な建物で湯治場としては印象が異なる。 浴場は、強酸性ゆえに徹底して木材を使用している。
 内湯は、3つに分けられ、源泉100%(約38℃)と源泉50%に希釈した熱い湯船(約43℃)、そしてもう一つは源泉50%に希釈したぬるい湯船(約38℃)は泡風呂も兼ねている。 このほか内湯には、源泉50%に希釈した寝湯(約38℃)、温泉を使用していないが樽湯、意外と重要な役割をするのは掛け湯だ。これは特に肌の弱い人は酸性度が高いために湯ただれを起こす危険性があるため掛け湯をして洗い流すこと。 また、シャワーやカランも真湯なので代用は可能。
 露天風呂は、露天浴槽と歩行湯が源泉50%を希釈しており、さらに打たせ湯、蒸し風呂、人口岩盤浴がある。
 とにかく、けして無理をせず、体調にあった入浴が必要だ。

 洗い場には、源泉100%の飲泉場が用意されてるが真湯で10倍に薄めて飲むようにしていただきたい。なぜなら歯に付着するとエナメル質が解ける可能性があるからだ。 何よりも、100%で舐めてみたがものすごく酸っぱくて飲めたものでない。 シャワー付きのカランで、シャンプーとボディソープが備え付けてられている。

 2009年7月、源泉「大噴の湯」から生成される北投石が放出するラジウムの蒸気を吸入しながら屋内で温める岩盤浴がオープンした。
 本館3階には日帰り入浴客用の休憩室があり、2階にはレストランや売店もある。

 近くには(別の駐車場へ移動)、源泉「大噴の湯」周辺の地熱の高い自然の岩盤(地面)の上に寝ながら行う温熱浴が、国立公園の中にあり無料でき、さらに露天風呂も無料だ。 岩盤浴の利用には、ゴザやタオルケット、水、傘、着替え用のシャツなどを用意したほうがよい。 

秋田県仙北市田沢湖玉川字渋黒沢2番地先
0187−58−3050(フリーダイヤル0120−270−126)
4月下旬〜11月下旬:10時〜18時(無休)/12月1日〜4月下旬:10時〜16時(無休)
1回券:大人600円、小人300円/1日券:大人1,000円、小人500円
 酸性−含二酸化炭素・鉄(U)・アルミニウム・硫黄−食塩物泉
温泉分析表による
源泉名:玉川(大噴)
調査および試験年月日:平成15年12月11日
源泉温度:98.0℃(使用位置:42.0℃)
湧出量:毎分9000g(自噴) ※書籍、Webサイト「ウィキペディア」より⇒一つの源泉としては日本一
pH値:1.2 ※施設掲示物および書籍、Webサイト「ウィキペディア」より ⇒酸性度は日本一
自家源泉


↑内湯。奥から源泉100%・真ん中が源泉50%の高温・手前が源泉50%の低温と泡風呂(2009.9.22撮影)

↑内湯・泡風呂の拡大写真(2009.9.22撮影)

↑内湯・たる湯(真湯)(2009.9.22撮影)

↑内湯・寝湯(2009.9.22撮影)

↑露天風呂と奥には歩行湯(2009.9.22撮影)

↑露天・打たせ湯(2009.9.22撮影)

↑蒸し風呂(2009.9.22撮影)

↑源泉100%の飲泉所(2009.9.22撮影)

↑真湯の掛け湯(2009.9.22撮影)

↑洗い場(2009.9.22撮影)

↑玄関と奥にはフロント(2009.9.22撮影)

↑外から見た浴場棟
(2009.9.22撮影)

東北地方 福島県

不動湯温泉

↑↓2009.9.21撮影

2009.9.21-9.22(宿泊「常盤の湯」9.21〜「羽衣の湯」9.22〜「露天風呂」9.22)
2009.9.27

(13-17)

 福島市街の南西にある「土湯温泉」街から、さらに砂利道を車で約4km・15分走ったところにある一軒宿。 約15分かかるのは林道のような悪路のため慎重にいかざろうえないためだ。 また、温泉街に入ってからはカーナビに頼らず、現地の看板にしたがって進むこと。特に夜間や雨天時は注意が必要だ。 この他に温泉街から別ルートで歩道があり、約25分かかる。 まさに秘湯! 不動湯温泉の名前は不動明王の霊名に由来する。

 1919年(大正8年)創業、公式ホームページでは昭和6年1月に高村光太郎・智恵子夫妻も訪れたという歴史も由緒ある湯宿。 
 旧館の建物は、創業時からでレトロな雰囲気が残されており、部屋の明かりは裸電球(蛍光管電球)がぶら下がっているだけ。 さらに廊下とは障子戸のみで、廊下の歩く音が響いてくるし、床も傾き、上の階の足音も聞こえてくる。

 『婦人の湯』を除いては、すべて混浴で、3種類の泉質を源泉掛け流しで堪能できる。 崖の側面に建っているため、写真のような階段を昇り降りしなければならない。 階段の途中には休憩所があるほど約80段あり、所々かしがっているので平衡感覚が・・・。 さらに露天風呂までは約60段もある。
 上段の『常盤の湯』は、若干濁った炭酸鉄泉で飲泉も可能だ。 中段にある『羽衣の湯』は檜で出来た一番大きい浴槽で、無色透明の単純泉。 そして一番下にあるのは『谷間の露天風呂』で白濁した硫黄泉。3人入ればいっぱいの小ささだが湯の華もあり、しっかり硫黄の香りもする。またすぐそばには小川が流れ、せせらぎの音がさらに風情が感じられる。ちなみに露天風呂に行く階段には照明がないため夜間の入浴は危険だ。 女性専用の『婦人の湯』が単純泉と硫黄泉の2箇所ある。
 ちなみにリニューアルした女性専用風呂以外の浴室には、シャワーやカランはなく桶の掛け湯のみなので、設備の整った施設が好みの方には向かない。
 露天風呂以外には、シャンプーとリンスが用意されている。

 宿泊の夕食は、鮎の焼き・鯉の洗い・きのこ料理など山の幸が並び、満足のいくものでした。 

 ※資料によっては土湯温泉郷にくくられる場合がありますが、当HPは自家源泉ということや土湯温泉の奥座敷ということもあり別温泉地としました。

福島県福島市土湯温泉町字大笹25
024−595−2002
10時〜15時(無休、ただし1月上旬から3月下旬まで冬季休業のため要問合せ)
500円

【常盤の湯】単純炭酸鉄泉
【羽衣の湯】単純温泉
【露天風呂】含硫黄−ナトリウム−炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉(硫黄泉)

自家源泉
【露天風呂】源泉温度:58℃


↑「常盤の湯」入口(2009.9.20撮影)

↑「常盤の湯」の浴槽(2009.9.20撮影)

↑飲泉用の湯口、コップもある(2009.9.20撮影)

↑「常盤の湯」脱衣場(2009.9.20撮影)

↑羽衣の湯と露天風呂へ降りる階段(2009.9.20撮影)

↑階段途中にある昔の温泉分析表(2009.9.21撮影)


↑「露天風呂」浴槽(2009.9.21撮影)


↑「露天風呂」からの入浴目線1(2009.9.21撮影)


↑「露天風呂」からの入浴目線1(2009.9.21撮影)


↑「露天風呂」の脱衣場には小屋根がある(2009.9.21撮影)


↑「露天風呂」側から見上げた羽衣の湯(2009.9.21撮影)


↑「羽衣の湯」入口と「露天風呂」出入口(2009.9.21撮影)


↑「羽衣の湯」浴槽(2009.9.21撮影)


↑「羽衣の湯」浴槽から、見た目線(2009.9.21撮影)


↑「羽衣の湯」浴室向かいにある、婦人専用風呂入口(2009.9.21撮影)


↑旧館客室(2009.9.20撮影)


↑宿泊の夕食(2009.9.20撮影)


↑駐車場にある看板、またここから歩く(2009.9.20撮影)

東北地方 青森県
浅虫温泉〜津軽藩本陣の宿 柳の湯

↑↓2004.3.6撮影

2004.3.6(浅虫温泉として再入湯 )
2006.10.8
2009.2.24(写真再編集、コメント新規)

(2)

 青森市街地からJRで30分ほどにある浅虫温泉郷。 近くのには浅虫水族館もある。
 小学生の頃に一度、どこの旅館かわからないが、泊りがけで温泉に入ったことがある。 再び2004年に日帰りで入湯したのが「柳の湯」である。 残念ながら無色透明の温泉としか覚えていないが、露天風呂は青森名産の総ヒバ造りの浴槽だ。
 サウナも露天風呂に併設されている。

 浅虫温泉旅館組合では、湯めぐり湯札「麻蒸湯札」をJR浅虫温泉駅の観光案内所や道の駅「浅虫温泉」や参加施設で販売している。
 1,500円で3箇所はしごすることができて、有効期間は6ヶ月間.

 

青森県青森市大字浅虫字山下236
017−752-2023 
13時〜16時(湯札使用時のみ日帰入浴可能)
湯めぐり湯札「麻蒸湯札」(旅館13軒、民宿2軒を通行手形1,500円で3ヶ所めぐることが出来ます)
ナトリウム・カルシウム− 硫酸塩 ・塩化物泉(低張性アルカリ 性高温泉)
不明


↑2004.3.6撮影

東北地方 青森県

10大間温泉〜大間温泉海峡保養センター

↑2006.9.18撮影

2006.9.18
2006.12.9
2010.3.7(写真再編集ほか)

(16)

ステージ付きの大きな大広間やレストランがあり、宿泊も可能な大きな施設。
とにかく広い浴室には、ボディソープとシャンプーが付いたカラン、乾式サウナがある。
加水をして、塩素系循環ろ過装置を使用している。 露天風呂なし。

青森県下北郡大間町字内山48−1
0175−37−4334 
9時〜21時 
大人370円(中学生以上)、小学生320円、幼児160円
ナトリウム・カルシウム塩化物泉
温泉分析表による
源泉名:大間温泉
分析年月日:平成17年7月28日
源泉温度:48.5℃

↑2006.9.18撮影

東北地方 青森県

8−1奥薬研温泉〜かっぱの湯

↑2006.9.17撮影 

2006.9.17
(9月17日この日5回目の温泉)
2006.10.14
2010.3.7(写真再編集ほか)

(13)

 野趣あふれる混浴露天風呂。 無料で入ることができ、すぐそばに川がながれていて奥には滝もある。 無色透明に温泉ですが風呂の底には緑の藻があって湯が緑色に見えます。 また入るときには滑りますので慎重に。 露天風呂の割には場所によってちがいますが熱めです。 
 男女別の更衣所(どっちが男か女かわかりません)がありますが、できれば事前に水着を着用していたほうがよいと思います。 
 露天風呂のみで、入浴かかけ湯のみです。 近くにはキャンプをしている人がいました。
 ちなみに川におりて入ることのもできます。(川は冷たいです) 地元の方が定期的に掃除をしているそうです。

【かっぱの由来】 貞観4年、慈覚大師円仁が恐山を開山した後にこの地に向かいましたが、道に迷い足を踏み外して大怪我をしました。河原で困っていると大きなフキの葉をかぶった河童(かっぱ)が現れて大師を助けた。大師はフキの葉に包まれて奥薬研の湯に入れられたので、元の元気な姿に返っていました。 以来「河童の湯」と名付けられました。 満月の夜には、大きなフキの葉っぱをかぶった年老いた河童が足笛を鳴らして踊る姿が見られるかも知れません。(大畑町の案内板による)

青森県むつ市大畑町赤滝山
現地に電話なし/0175−34−3500(大畑観光協会)
24時間可(脱衣所に照明があるが夜明けから日没までが理想)
無料
単純泉


↑真中にあるのが「かっぱの像」さらに奥には滝がある。 ( 2006.9.17撮影) 

↑守護神的「かっぱの像」(2006.9.17撮影) 

↑右にあるのが更衣所(2006.9.17撮影) 
東北地方 青森県

8−2奥薬研温泉〜夫婦かっぱの湯(奥薬研修景公園レストハウス)

↑2006.9.17撮影 

2006.9.17
(9月17日この日6回目の温泉)
2006.10.14
2010.3.7(写真再編集ほか)

(14)

 むつ市営の奥薬研修景公園レストハウスに併設されている露天風呂のみの温泉。 壁城のように岩がつまれ、大きく清潔感のある露天風呂だ。
 無色透明でちょっと熱めの温泉。 すぐそばを大畑川の渓流がながれているが、城壁にかこまれ景観が半減する。
 あたらしいだけあって、男女別になっている。 これだけの施設で夏場だけでもシャワーやカランがないのが残念。
 レストハウスは、食事や飲み物があるほか、おみやげも売っている。 半熟の温泉卵もある。 
青森県むつ市大畑町赤滝岩山1−3
0175−34−2008(奥薬研修景公園レストハウス)
季節により営業時間が異なる
8時30分〜18時(4月1日〜4月30日、9月1日〜11月10日)
8時30分〜19時(5月1日〜8月31日)
8時30分〜17時(11月11日〜3月31日) 
休業日/12月30日〜1月3日、1月〜3月の毎週火曜日
大人(高校生以上)200円、小中学生100円、小学生未満無料
単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
温泉分析表による
源泉名:赤滝1号泉
源泉所在地:むつ市大畑町赤滝山1−3
分析年月日:平成17年3月4日
源泉温度:63.6℃/使用位置:41℃
自家源泉

↑別角度から撮影(2006.9.17撮影) 

↑男女の境の壁の上には「夫婦かっぱ」の像がある(2006.9.17撮影) 
東北地方 青森県

恐山温泉〜冷抜の湯
↑山門(2006.9.17撮影)

↑裏山から望む境内
( 2006.9.17撮影)

初入湯 2006.9.17
(9月17日この日4回目の温泉)

2006.10.12

2008.11.2(写真再編集・写真追加ほか)

(12)

 比叡山、高野山とともに日本三大霊場に数えられる恐山は、貞観4年(862)に慈覚大師によって開山され、天台宗の修験道場として栄えました。 風車がカラカラとまわり荒々しい岩場の合間から硫黄の臭いが立ちこめる様子は、地獄や浄土に見立てられています。(むつ市観光協会パンフレットより)
 山内には湯小屋が4つ建ち、入山料を支払えば自由に温泉に入ることができます。行ったときは男湯「冷抜の湯」、女湯「古滝の湯」、混浴の「花染の湯」、お寺の方専用の「薬師の湯」のようですが、いろいろと変わるようです。 小屋には”男湯”などの看板が出ていますのでお間違えなく。 周りには参拝客がいるので、囲まれているとはいえ油断は禁物。
 乳白色の温泉は、硫黄泉そのもので熱いので長湯はできません。 カランもシャワーもありませんのでかけ湯か湯船に浸かるだけです。
 本堂では、有名なあの世とこの世を交信する「イタコの口寄せ」が行われていました。

青森県むつ市田名部字宇曾利山
0175−22−3825(恐山寺務所)
(開門時間)/ 朝6時〜18時 (開山期間5月1日〜10月末日)
(入山料)/大人500円、小・中学生200円
硫化水素含有酸性緑ばん泉


左側が「古滝の湯」、右側が「冷抜の湯」( 2006.9.17撮影)

賽の河原( 2006.9.17撮影)

冷抜の湯( 2006.9.17撮影)

「冷抜の湯」の窓からみた本尊安置地蔵殿( 2006.9.17撮影)

冷抜の湯、別の角度から( 2006.9.17撮影)
東北地方 青森県

6−1下風呂温泉〜海峡の宿 長谷旅館

↑内風呂主浴槽。(2006.9.17撮影)

2006.9.17
(9月17日この日最初の温泉)
2006.10.9
2010.03.07(写真再編集ほか)

(8)

 下風呂温泉郷の中の旅館。 文豪 井上 靖が小説「海峡」を執筆した間があるという温泉旅館。 
 源泉そのままの乳白色の硫黄泉。 硫黄の匂いと熱い温泉は、本当にしんままで染み渡る。 熱いのが苦手な方は水で埋める。
 露天風呂はないが、大きな窓があるので開けると海を一望することができ、夜にはいさり火も望むことができる。
 国道沿いにあるので、窓際での仁王立ちは見えるので危険です。

青森県下北郡風間浦村下風呂75
0175−36−2221
7時〜21時(無休)
大人300円
含石膏食塩硫化水素泉(緊張低張性高温泉) 
源泉名:下風呂温泉(大湯2号)
湧出地:下北郡風間浦村大字下風呂字下風呂22番地
現地試験日時:昭和49年9月25日16時
源泉温度:60.5℃(気温:17℃)
湧出量:毎分※g
pH値:3.0

↑洗い場(2006.9.17撮影)

東北地方 青森県

6−2下風呂温泉〜新湯

↑2006.9.16撮影

2006.9.162006.10.9
2010.3.7(写真再編集ほか)

(9)

 下風呂温泉の共同浴場の一つで、もう一つの「大湯」とは泉質がちがうので、入り比べると面白い。
 中央に浴槽がひとつあり、こうこうと熱い源泉そのままの温泉が注ぎこまれている。 シャワーつきのカランが3つあり混み合うときは譲り合いながら使う感じ。 中央に番台があって昔ながらの銭湯といったところ。 日帰り入浴のみで、露天風呂なし。

青森県下北郡風間浦村下風呂家ノ尻13
0175−36−2860
7時〜21時 火曜休(11月〜3月は、8時〜21時)
大人300円
含硫黄−ナトリウム−塩化物泉(硫化水素型)


↑2006.9.16撮影

↑脱衣所(2006.9.16撮影)
東北地方 青森県

6−3下風呂温泉〜大湯

↑2006.9.17撮影

2006.9.17
(9月17日この日2回目の温泉)
2006.10.9
2010.3.7(写真再編集ほか)

(10)

 下風呂温泉の共同浴場の一つで、もう一つの「新湯」とは泉質がちがうので、入り比べると面白い。
 「熱い」と「普通」の浴槽がふたつあり、源泉かけ流しの温泉に入りたいときは「熱い」ほうへ、でも非常に熱いので慎重に! シャワーつきのカランが3つあり混み合うときは譲り合いながら使う感じ。 床は天然木を敷いているが傾斜があってすべりやすいので注意。中央に番台があって昔ながらの銭湯といったところ。 日帰り入浴のみで、露天風呂なし。

青森県下北郡風間浦村下風呂97
0175−36−2824
7時〜21時 月曜休(11月〜3月は、8時〜21時)
大人300円
酸性・含硫酸−ナトリウム−塩化物・硫酸塩泉(硫化水素型)


↑2006.9.17撮影

↑脱衣所(2006.9.17撮影)
東北地方 青森県

6−4下風呂温泉〜足湯

↑2006.9.17撮影

2006.9.17
(9月17日この日3回目の温泉)
2006.10.9
2010.3.7(写真再編集ほか)

下風呂温泉郷の中にあり、温泉街・港、海を一望できる足湯。
戦時中、工事が中断された幻の大間鉄道が2005年春に遊歩道として一部復元された。
駅舎のなかに足湯があり、入浴しながら津軽海峡や北海道を望むことができる。
温泉街から山のほうへ徒歩3分と朝の散歩に最適。

青森県下北郡風間浦村下風呂温泉郷内
現地になし
足湯入浴期間は4月下旬〜10月下旬で、期間内は24時間可能
無料
含硫黄−ナトリウム・カルシウム−塩化物泉
温泉分析表による
源泉名:下風呂温泉(海辺地2号泉)
分析年月日:平成17年1月28日
源泉温度:57.2℃(気温:2℃)
使用位置:42℃

(11)

東北地方 青森県

湯野川温泉〜濃々園(じょうじょうえん)

↑↓2006.9.16撮影

2006.9.162006.10.8
2010.3.7(写真再編集ほか)

(7)

 

 川内特産のヒバと白い漆喰造りの建物「濃々園」はむつ市営の日帰り温泉。
 ヒバ造りの大浴場は、浴槽だけではなく壁もヒバなので香りが漂ってる。 露天の岩風呂は、目の前には川が流れせせらぎの音を聞きながら入る温泉は最高だ。 無色透明で熱めの温泉で、じっくりしみる感じだ。 サウナも併設しています。
 館内には湯野川温泉が一躍脚光を浴びた映画「飢餓海峡」の写真も展示されている。 また、暖炉がある広々とした休憩室とテラスで涼むことができる。

青森県むつ市川内町湯野川68−1
0175-42-5136
9時〜19時(定休日:毎週火曜日)
大人350円、小人150円
単純温泉(55度)
源泉温度:55℃


↑休憩室。左手からテラスに出れる。(2006.9.16撮影)

テラスから望む風景(2006.9.16撮影)

 近くには「ふれあい温泉川内」という休憩や簡易宿泊が市営の温泉施設で、館内に地元の食材で作った薬膳料理を提供する「あっちゃのまま」で味わえる。 食事だけでも可。 営業時間11時〜16時 TEL0175−42−5255


↑2006.9.16撮影

↑2006.9.16撮影
四国地方 愛媛県

道後温泉〜道後温泉本館


↑2002.1.26撮影

松山市ホームページ


↑2002.12.14撮影

 

2002.1.26(初入湯・神の湯2階席)→2002.12.14(再入湯・霊の湯3階席個室)
不明
2008.11.3(写真再編集ほか)

 

 たぶんここが、日本本来の温泉街なんだと思わせる趣がある。市内を走る電車の駅から、本館までアーケードになった通りには、おみやげ屋や飲食店などあり、ひとつの大きな街になっている。
 3000年を超える歴史を持つという、日本最古の道後温泉は、古くから大勢の偉人や墨客に愛され、特に地元にゆかりのある、夏目漱石がよく通い「坊っちゃん」などの文筆に語られています。
 現在の道後温泉本館は、明治27年に約20ヶ月の工期、13万5千円という破格の予算で建造された。三層楼の壮大な建物は築後100年を迎えた平成6年、国の重要文化財の指定を受けた。
 さらに、宮崎駿 監督の映画「千と千尋の神隠し」の舞台になったといわれていたと思っていましたが、あるTV温泉番組で、草津温泉の近くにある「四万温泉〜積善館」の建物がモチーフになったとか。

 さて、今回ナベが入浴したのは、コースの中から“神の湯の2階席”を選んだ。 写真にもあるように入浴後、55畳の2階大広間で休憩でき、さらに、お茶とお菓子がサービスされる。
 石鹸と赤タオルを借り、浴衣に着替えた後、階下の神の湯へ行くと、脱衣所がある。
 西の湯と東の湯が双方向にあり、両方に入ったが、湯釜の後ろの壁の中央には白鷺伝説や玉の石神話が砥部焼陶板画で描かれている。
 10人分くらいのカランとシャワーがあり、檜の桶と椅子で、湯加減は、ちょっと熱めで、肌にジンジンと染み渡る。 湯上りもポカポカとして湯冷めしにくい。
 ちなみに、霊の湯も神の湯も男湯も女湯もある。
 また、日本で唯一の皇室専用浴室の“又新殿−ゆうしんでん−”があり、ここは観覧のみです。

松山市道後湯の町5の6
089−921−5141
朝6時〜23時(別表) 無休
別表参照(2008.11.3現在)

区分 大人 子供 営業時間 利用時間
霊の湯 3階個室

1,500円

750円

6:00〜22:00 1時間20分
2階一般席

1,200円

600円

6:00〜22:00 1時間
神の湯 2階席

800円

400円

6:00〜22:00 1時間
階下

400円

150円

6:00〜23:00 1時間
又新殿観覧料

250円

120円

6:00〜21:30 案内時間内

アルカリ性単純泉(平均43度)

神の湯2階席(2002.1.26撮影)

 2002年12月14日に再度、ナベはこの地を訪れました。
 今度は、霊の湯3階席個室を選びました。 このコースは、新殿の観覧も含まれていて案内人に説明もしてくれます。 案内人からは浴衣の模様で、どのコースのお客さんなのかわかるそうです。
よく温まる温泉は健在でした。 霊の湯3階席個室の奥座敷には、夏目漱石が使っていた部屋も公開されてています。

霊の湯3階席個室(2002.12.14撮影)
↑3階席個室からみた所

(5)

四国地方 高知県

あしずり温泉郷〜足摺国際ホテル

↑↓2002.12.13撮影

2002.12.13
不明
2010.3.8(写真再編集ほか)

(6)

 高知県の最南端の岬、足摺岬のすぐ近くにある温泉郷の一軒。
 太平洋を望む、露天風呂や客室はすばらしい。 サウナがないのが残念だが、ジェットバスが備わってます。
 大型のホテルだけあって、大宴会場・スナック・カラオケルーム・お食事処・コーヒーラウンジ・売店がある。
申し訳ありませんが、日帰り入浴の受付の可否については確認していません。

高知県土佐清水市足摺岬662番地
電話08808−8−0201 FAX08808−8−1135
日帰り入浴不可
単純弱放射能泉(弱アルカリ性低張性冷鉱泉)


↑2002.12.13撮影

↑客室からの朝方の眺め(2002.12.13撮影)

↑ロビー(2002.12.13撮影)

↑近くのある足摺岬(2002.12.13撮影)
東北地方 青森県

酸ヶ湯温泉

不明
2002.2.2-2010.1.10(温泉データ追加等)

(1)

最大級の湯治場として、三百年前から拓かれた温泉、その内風呂は千人が入れるという、総ヒバ作りの大きい温泉は、全国から人がやってくる。
 交通は、車でもいけるが駅から路線バスも出ている。
 浴槽は大小合わせて5つくらい、打たせ湯も3つくらいある。 一部ついたてがあるが、完全混浴で老いも若いもみんな和気あいあいと湯に浸かる。 泉質は、透明無色であるが酸性が強いのか酸っぱい、目に入ると痛いくらい、でもよく暖まります。 ちまみに、シャワーもカランもありませんので、桶ですべてすませます。 
 飲泉も可能。
 建物の中では、増改築を繰り返したせいか複雑になっているので、迷子にならないように部屋をきちんと覚えるようにして、出歩くときは複人数のほうが良いと思います。

青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50番地
017−738−6400 
ヒバ千人風呂(混浴内風呂):7時〜18時(無休)
                         玉の湯(男女別内風呂):9時〜17時(無休)
大人(中学生以上)600円、小人(小学生)300円
酸性・含二酸化炭素・鉄・硫黄−アルミニウム−硫酸塩・塩化物泉
温泉分析表による
源泉名:酸ヶ湯温泉
湧出地:青森県青森市大字荒川南荒川山国有林字酸ヶ湯沢50番地
分析年月日:昭和62年2月18日
源泉温度:52.3℃
pH値:2.17
自家源泉

古牧温泉〜古牧グランドホテル(現:古牧温泉 青森屋)

不明
2002.2.2
2009.9.6(温泉データ追加等)

 

(3)

青森県三沢市古間木山56
0176−51−2121 
8時〜22時(無休)
大人1,200円、子供(3才以上小学生まで)600円、3歳未満 無料
アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ 性高温泉)
温泉分析表による
源泉名:古牧温泉
源泉温度:43℃
湧出量:毎分1200g ※インターネットによる
pH値:8.5 ※書籍による
自家源泉

南田温泉〜ホテルアップルランド

不明
2002.2.2
2009.9.26(温泉データ追加等)

(4)

青森県平川市町居南田166-3
0172−44−3711 
9時〜21時(無休)
大人350円、小人(小学生)150円、幼児(3歳〜小学生)60円
ナトリウム−塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
温泉分析表による
源泉名:アップルランド南田温泉 三号泉
湧出地:南津軽郡平賀町大字町居南田171−2
源泉温度:51.6℃(気温:16℃)
湧出量:毎分320g
自家源泉

 以上      

凡 例

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更新日(内容)

なべの初入湯日

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