建築家協会に求められる社会活動


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記載者:庄司悦治 on December 03, 2106 at 15:16:40:

建築と都市の魅力と安心が公共・市民にとって如何に大切かと言うことが、震災や国際的な都市間競争並びに国民の不動産価値と金融性に関連して、使う立場・事業者・資源・環境などに言及されることが増えています。
私は建築家協会の会員の一人として昨今の構造設計偽装を契機に起きた建築士法改正などの展開のされ方から、様々な制度の見直しに当たる国土交通省の役人や諮問機関の責任者がつくる方策が、公人としての立場を忘れ個人・団体の権利や護身に気配りした「安全」を隠れ蓑にした言い訳の狭義の答申や反論であり、制度恩恵の主役になる市民に総合的に必要なものにする意気が見られません。本質的で総合的に市民に作用する仕組みを創ることから逃れ、その場限りの行動をする人達・団体などとは独立した社会・市民に向けた「日本建築家協会」の広報活動を本部・支部・地域が今、この機会にこそ必要でしょう。
本部での街頭活動や、ある支部での街の模型を中心に盛り上がりのあった建築展などからも想像できるように、これらを全国活動にして効果的な活動方針に広げて頂きたい、連携した活動がこの期に集中できれば、数十年の広報活動効果が2〜3年でも得られると思えます。2006年からの日本建築家協会の市民向け活動は、仙田会長の構想並びに行動を会員・支部の啓蒙に留めず全国展開にする事で、建築家の価値や必要性が社会的に理解され職業的にも必要性を高められる遠いようで近道だと考えられます。そのために、各支部の委員会構成の見直しを含め、「個人・企業・社会が建築・都市に今何が必要か」を建築と不動産・経済に絡めた幅広い視点による提案が必要です。
例えば、蜜集都市では個々の土地の権域を越えた連続的空間の利用と既存街並みの再生についても時代が求める視点です。様々な都市や街並みの状況に合わせた提案も可能です。



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