低入札の再発


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記載者:toshi jinnai on July 04, 2106 at 22:49:01:

今日7月4日の日刊建設工業新聞のTop News Digestより、

「東京都の基本設計業務、超低価格で相次ぎ契約/「倫理欠如」批判も」
 東京都が計画している大規模施設の基本設計業務2件が、超低価格で相次ぎ委託される事態が発生した。2件とも競争見積もり方式で委託先を選定、最低制限価格など安値受注を防ぐ制度は取っていなかった。都は最低価格を提示した設計会社にヒアリングを行い、業務履行に問題はないとして契約を結んだ。だが、こうした事態を放置すれば「1円応札」のような極端なケースを招く恐れがあるとの指摘もあり、採算度外視で設計を受注する姿勢には倫理の観点から批判が出る可能性もある。
 委託先が低価格で決まった設計業務は「東京都医学系総合研究所(仮称)建設工事基本設計」「東京都子ども家庭総合センター(仮称)(H18)新築工事基本設計」の2件。医学系総合研究所は248万円で伊藤喜三郎建築研究所、子ども家庭総合センターは45万円で豊建築事務所がそれぞれ契約を結んだ。契約金額の予定価格に対する割合は2件とも数パーセントとみられている。

 相変わらず続く名の知れた設計事務所の超低入札には憤りを感じる。上記の二社にはJIAの会員もいると思われる。低入札の反対の旗を掲げるJIAは今回の件をどのように対処するつもりか。JIA各会員が真摯に低入札について考えているか疑問に感じる。今までのJIAの行動は各会員に浸透せず、JIAの団体としての世間に対する見栄、建前だったのか。そうは思いたくもないが。このような職業人(建築家)としてのレベルの低さの記事を読むとJIAの活動も疑いたくもなる。


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