文化学院校舎保存に関する要望書


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記載者:大橋智子(重枝智子) on April 17, 2106 at 00:41:41:

この度、御茶ノ水にあります文化学院校舎取り壊しに対し、貴協会より保存に関する要望書を提出頂きました。

私は1977年に文化学院建築科を卒業したものですが、卒業生が中心になり、「文化学院を愛する会」を発足させ、学校始め、千代田区長、千代田区議会にも保存に関する要望書を提出して参りました。

学校からの説明には誰もが納得する「耐震診断による危険への指摘」「保存にかかる費用」「アスベスト」「旧校舎が道路に面して一杯に建っているため保存は施工上不可能」等が上げられています。
しかし、要望書でご指摘頂いたように「近年の歴史的建造物の保全・活用に関する技術的進歩の成果を活用」すれば解決可能な内容です。

耐震に関しても一時診断のみで、判断され、精査な計算を行ってはいないようです。
例え、その後の診断で危険箇所を指摘されたとしても補強の方法は考えられます。
設計者が関東大震災で倒壊した木造校舎の替わりに、
100年以上持つ建物を建てようと、設計した建築物が本来の耐震評価も受けられずに、取り壊さることは卒業生としてだけでなく、建築に携わるものとしてもあまりにも残念でなりません。

「文化学院を愛する会」のホームページは下記です。

http://lovebunkagakuin.web.fc2.com/

建築家協会の専門家のみなさまからのご意見、ご支援をよろしくお願い致します。
また、明日17日に千代田区役所において、「景観審議会」が開催され、文化学院校舎も議題に上がります。
こちらも注目下さい。


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