それをどう是正するか?


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記載者:安達治雄 on April 27, 1999 at 01:45:54:

元の記事:プロポーザルの設計予算が低すぎるのでは /記載者:近畿支部事務局 on April 15, 1999 at 13:02:30:

「兵庫県の外郭団体でプロポ+入札で設計者を選定」とありますが、プロポーザル参加報酬をその外郭団体が払っているならまだしも、もしそうでなく、無償プロポの上にさらに入札をしているのなら、単純に入札をする以上に許せないものがあります。
そんなシステムに応じる設計事務所は(語気を許して頂ければ)もっと恥知らずに思えます。まさかJIA会員は応じていないと祈念するところ。
需給関係の力学に(すなわちプライスの論理に)設計業務を自ら委ねること〜例えば入札もそうですが〜、それがいかに社会的に有害なものかは、JIA(含事務局)こそもっともっと訴える必要があると思われます。
一国の文化レベルの物理的表象であるはず都市・建築に価格競争の商品論理を持ち込むこと、つまり都市・建築を経済原理のみに委ねること、それはフローからストックへという built environment の本筋に逆行しますよね。

にもかかわらず、プライスの論理に不本意にも身を委ねない限り仕事を得られなくなりつつある、それほど設計事務所が多すぎるのは、設計者大量生産者たる建築学科=教育機関が
「それでもかまわない(orそんなこと知らんよ)」という姿勢だからでしょう。

つまり設計事務所卑屈化の現状の放置は、建築教育の側の確信犯とも言えるかと思います。




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