「UIA基準」か「UIAガイドライン」か


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記載者:高木つねひで on April 01, 2105 at 23:02:49:

私事で恐縮ですが、2004年度いっぱいで支部広報委員の任期を終えました。退任を間近に控えた
先日のホームページワーキング会議で、ずっと気になっていたことを森岡広報委員長に相談しました。
それは、一般向けサイト「建築家online」での「建築家資格制度」に掲載した下記の文言について
でした。

「この資格は、国際的に建築家の資格基準として推奨されているUIA基準にもとずくものです」

広報委員を6年もやると、言葉遣いにとても鋭敏になります。また、言葉の持つ力や怖さも分かる
ようになります。この文言は2003年8月に私が原稿を書いて大宇根会長に見てもらい掲載したもの
でした。当時、JIAの委員会でも本部会報誌でも「UIA基準」という言葉は普通に使われており、
私も、当時は何の違和感もなくこの言葉を使っていました。

広報委員会では「言葉は正確に」を大原則にしています。はたして、この「UIA基準」という言い方
が正確なのか? という疑問でした。私は「UIAガイドライン」と言うほうが正しいと広報委員の
皆さんに申し上げました。

その後、高野常務理事から「基準とガイドラインは明らかに内容が異なりますので、基準とされた
ほうが良いと思います」とのご意見を頂戴しましたが、そもそも私の問題意識は「基準とガイド
ラインは違う」ということにありました。

最終的には「原文に忠実に表現する」という森岡広報委員長の判断で、下記のような表現となり
ました。

「この資格は、国際建築家連合(UIA)が1999年に定めた「推奨する建築プロフェッショナリズムの
国際基準の協定」のガイドラインにもとづくものです」

なお、原文は下記のURLで見ることができます。
http://www.uia-architectes.org/texte/england/2ar2.htm


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