MHSが地方に与えた影響


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記載者:toshi jinnai on December 12, 2104 at 20:23:57:

元の記事:今後・・ /記載者:大賀 剛士 on December 04, 2104 at 12:06:15:

株式会社 塩見が山口県発注の県立小野田工業高等学校の建て替え工事の基本計画を40万円(予定価格1800円)で落札。日経アーキテクチュア(p50 2004-12-13)によると、

「東京都台東区の医療施設基本計画の入札に8366円で応札した松田平田設計の例もあり、大手設計事務所が本気で受注しょうと思えば、100万円でも取れないのではないか、という声も社内にあって、今回の低額応札となった。」

先の松田平田設計の低額応札行為の結果が地方の設計事務所にも波及し悪影響を及ばしていることは事実である。建築設計業界は己の首を自らしめているようなものである。真面目に応札している事務所がばかばかしくなってくる。

厳しい今日の建築業界にあって、お互いに助けあっていかなくてはならない時代であるのにもかかわらず、社会の常識を無視し、己の利潤のために社会を混沌とさせるこのような行為は残念でしかたがならない。

これまで、低額応札で落札した事務所すべて、ぜひ落札したかった、と説明している。仕事を得るために手段を選ばず、社会の秩序さえ乱している今日の設計事務所は将来の設計業界を真面目に考えているのか。一設計事務所が問題を起こせば、その問題が解決しない限り、その余波としてこのようなことが発生してくる。これは地方の問題としてではなく、設計事務所の問題としてきちんと解決し、再発の防止が必要である。


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