「本日撮影終了」

良い子のみなさん、社会科見学の時間ですよ。今日はガス導管敷設工事現場を見学しましょう。なんて、ここへ見学に来るのは施工主の東京ガスの方と日本鋼管の方ぐらいだ。
私はというと見学している場合じゃなくて、今日2月25日は以前このコーナー「1.現場はけっこうツライ」で書いたビデオの最終撮影日である。

小雨降る東川口の現場 今回のビデオ制作は昨年の6月30日から撮影が始まった。始めの現場は千葉県のおゆみ野からスタートし、東川口の現場へ移ってきた。
施工法のPRビデオはビデオ撮影のために穴を掘るわけにはいかないので、実際の現場で撮影するわけだが、作業の進行に合わせて撮影を行っていくので時間がかかる。
さらに2つの現場を撮る今回の仕事は撮影に8ヵ月もかかってしまった。
それにしても最後の撮影の日が雨とはついていないのだ。

今日の撮影は前回シールド工法で500mのトンネルを作った中にガス管を配管する作業を撮る。

撮影中の筆者 この手の撮影は何度も撮っているので、手順もわかっていて気が楽だ。
それと現場の方がとても親切で撮影もスムースに進んだ。やはり協力していただける方によって制作も短くてすむし、当然コストも安くなるだろう。
何といってもビデオ制作は時間との勝負でもある。丸一日撮影するのと、段取り良く3〜4時間で済む場合とでは制作費も違ってくるだろう。

ビデオの場合、スチール撮影と違って1カットいくらという設定ではないので、やたらと同じようなカットをいろいろ撮ってくれということがあるが、全体の内容を考えてできるだけ最小限にとどめられるほうが、後の編集作業も時間がかからずいいと思う。

ガス管の溶接作業

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