「時間がないのはいつものコト」

前回、コンピューターが壊れ進行がストップしてしまい困ったことを書いたが、何とかクリアできた。(その話は後日)
その時の仕事はというと今日お話するカタログの制作でした。
実は現在の仕事の進行で、ホームページを更新している暇はないのだけれど、せっかく開いたことだし時間を割いて更新しようと思っている。

さて、釣をされている方でご存知の方も多いと思うがリオットササキという釣用のウェアやバッグのメーカーが今回のお仕事だ。
この会社と出会ったのは14年ぐらい前かな。その間ブランクもあったが、最近またお付き合いが始まった。この釣業界も他と同じだが毎年恒例のフィッシングショーという展示会を今年も東京ビッグサイトで行う。
どのクライアントさんでもそうだが、時間がないのはいつものことだ。特に展示会前などは新製品の発表もあるなど忙しい。
カタログ制作もギリギリのスケジュールの中で進行する。

左の写真は、本日1/17撮れたての写真だ。
朝10時から原宿のスタジオでカタログ用写真撮影が行われた。印刷のことを考えると撮影は今日がギリチョンだ。ありがたいことに撮影カット数が20カット以内なので早く終わりそうだ。(それで今こうやって更新できた)
今日の撮影はすべてキリヌキ用なので白バックだ。商品はウェアなので傾けた台の上において俯瞰撮影を行う。(写真)
カメラマン上田健氏今回の撮影は15年来のお付き合いの上田健氏にお願いした。
俯瞰撮影中
カット数が多いので手早く撮影を進める。1カット撮り終えると次の商品の準備だ。写真は細かいところまでハッキリと写ってしまうから、ホコリは無いか?へんにシワはよってないか?など気をつかう。
いいものを作ろうとすることは根気と集中が必要だ。集中していると結構疲れない、というか疲れを忘れているというか。
大半の方はビデオやスチールの撮影現場に立ち会ったことがない思うが、意外に立ち会いのクライアントさんの方が疲れるだろう。ただ見ているだけなのにどうして疲れるのか?
私たちはライティングや商品のセッティングなどいろいろ検討しながら、あーでもない、こーでもないとやっているわけだが、当然それまでシャッターは切られない。
見ているほうは「いったい何をやっているのか」「そのぐらいいーじゃない」と思いながらじっと待つしかない。
ほんのわずかな角度や光の当たり方かもしれないが、それが出来上がりにしっかりと表れるので気が抜けないし、いい写真を撮るためのこだわりもあるからだ。

撮影中の写真3点
とにかく今日も無事撮影を終了した。
印刷入稿までのタイムリミットは迫っている。あっ他にビデオの編集が3本も、それに台本制作なんかも残っているんだっけ。まだしばらく過酷な日が続きそうだね。
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