「DVD制作開始」

しばらく新しい話がなく更新もしていなかったが1ヶ月ぶりの更新だ。
ここへ来て新規事業として計画してきたDVD制作がいよいよスタートすることになった。

市販映画DVDソフト今年はプレイステーション2の発売で、DVDも知名度、普及率とも上がり、現在 様々なところで活用されようとしている。

以前ビデオCDの時も自前での制作を計画したが、オーサリングのシステムが非常に高額で手が出なかったが、ここへ来てDVD制作システムがずいぶん低価格になったので、当スタジオでも導入することにした。

現在、DVDは5つほどの規格があり、一般の方が簡単にDVDに記録できるDVDレコーダーの規格も“−RW”やら“ROM”やらといろいろで解らない方も多いと思います。基本的には同じ仲間なのですが、互換性はないのです。

当スタジオで制作するのは“DVD−R”というもの。いわゆる“CD−R”のDVD版と言ったところでしょうか。しかし、市販のソフトのようなオリジナルのメニュー画面があったりチャプターがあったりする内容のDVDを作るには“DVD−R”しかありません。また、店頭で販売するなど大量にプレスするには“DLT”というメディアを使って、プレス工場に搬入しなければなりません。
現在DVD−Rは、プレス前のチェック用として活用したり、少数のDVDを制作するのに主に使われています。(最近ようやくオーサリング向け、一般向けの規格が決まったらしい)

オーサリング画面右はオーサリング画面。
ここで色々な設定をしてDVDを作り上げていく。今は下のようなメニュー画面で制作中。
制作中のメニュー画面
メニュー画面から「プロモーションビデオ」「運動テスト」「製品発表会」「開発の歴史」といったビデオを見ることができる。
「プロモーションビデオ」は、営業先や展示会などで見てもらう製品案内で、リピート設定がしてあるので、展示会で使う時は自動的に繰り返し再生をするようになっている。その他「プロモーションビデオ」では伝えきれない内容をそれぞれのテーマでビデオが収録してあるので、その時々で必要なものをご覧になっていただくといったディスクだ。

これは制作途中なので、カタログデータをいれた静止画面のファイルなどはまだ入っていないが、完成版はビデオとカタログを網羅したようなものになる予定。

DVDというと必ず映像が入っているものと思われるが、全部静止画でもOKだし、静止画面に音楽が流れるといった内容でも面白いかもしれない。
そこで個人的に、むかし録画してあるアイドルのCMや雑誌の表紙といったものを収録したDVDでも作ってみようかな(ぜったい発売されそうもないから)。1枚でも制作できるのが便利だ。(※ご注意:著作権によって、このようなディスクの制作はお受けできません)


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