「東京国際自転車展」

今年で11回を迎える「東京国際自転車展」。日本を始め中国・台湾などアジア、そしてヨーロッパの各メーカーが出展し東京ビッグサイトで開催された。

会場入り口には歴史を感じさせる初期の自転車も展示され、また会場内でも様々なイベントが繰広げられ大いに盛り上がっている。
各ブースのスポーツタイプの自転車には大勢の人が集まってその人気ぶりがうかがえ、いくつかのブースには有名選手なども来場し、ファンへのサービスもあった。
会場内各社新型モデルや参考出品された意欲作といった自転車に注目がいく。その中でも意外なメーカーとしてSONYも出展。折りたたみ式の車種が展示されていた。動力の伝達にはチェーンではなくゴムベルト式。
SONYの自転車折りたたむと(写真右)ご覧のように複雑な形になって何ともメカニカルなイメージだ。

このSONYのような折りたたみ式自転車もマウンテンバイクといったスポーツ車と共に会場では数多く出展されていた。やはり置場に困ると言うことなのか。専用トランクにすっぽりと収まる自転車や、まさに自転車そのものがトランクの様になってしまうユニークな製品もあった。

以前から自転車を買おうかと思っている筆者には目移りほど多彩な製品にビックリしてしまうが、意外にも高いのにもビックリしてしまう。やはり、それなりに魅力あるものは高いのだ。

トランクのような「skoot」時代を意識したデザインや素材で、21世紀へ向かう新たな自転車の数々が出展された「東京国際自転車展」。活気に満ちた会場には新しい年に期待させる雰囲気があった。


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