国際シンポジウム「パシフィックウエイの共有」開催趣旨

日本政府は、2000年4月に南太平洋フォーラム諸国を宮崎に招いて、「太平洋・島サミット」を開催し、日本と南の島々とのパートナーシッブ強化の必要性を確認し合いました。
フォーラム諸国と日本は、国家成立の歴史経緯や国家規模の点では大きく異なるものの、太平洋上に隣接する島国として、さまざまな文化的共通性を備えています。とりわけ、九州・沖縄の島嶼部における土着文化と太平洋の地域文化との類似性は著しく、これが日本人が太平洋の島々に親しみを感じる主たる要因だとも言えるでしょう。
こうした数々の基本文化を共有するフォーラム諸国と日本が、今日的国際社会の中で相互の協力関係を深めていくことは、太平洋地域の安定と発展にとって極めて大切です。
とはいえ、これまでの太平洋諸島と日本の関係は、ともすれば、援助や資源、安全保障といった時々の経済的、政治的観点のみから議論されることが多く、一般国民レベルにあっては、島嶼諸国と日本における関係の重要性が認識される機会はほとんどありませんでした。そこで、本シンポジウムでは、太平洋に隣接する地域国家として、21世紀におけるフォーラム諸国と日本の友好関係強化の必然性や必要性を、文化、文明を含めた幅広い歴史観に立脚した視点から、また、所属する国家や組織の立場を離れた個人の資格で、議論します。
太平洋諸島のトップリーダーらとともに、日本の学者、有識者、地域交流の実践者ら総勢約20名もが一堂に会して、白由な意見を交換するという会合が日本で開催されるのは初めてのことです。それだけに、このシンポジウムは、参加者相互の認識をいっそう深めるとともに、太平洋地域と日本の友好関係構築の重要性を広く日本の一般市民に理解してもらう絶好の機会となるでしょう。また、日本で、しかも歴史・文化の薫り高い関西地域で開催されるこのシンポジウムは、太平洋時代といわれる21世紀の幕開けに最もふさわしい会合になるはずです。
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