複数のプレーヤーを使うプレーヤー

ここでは、複数のプレーヤーを使うプレーヤーの例として、4種類のプレーヤーの売買シグナルが全て一致したときに売買シグナルを出すプレーヤーを紹介します。

ダウンロード

使い方

MultiPlayer.zipをダウンロードして解凍します。
bin\Release\MultiPlayer.dll をc:\iChart\Assemblyへコピーします。

プレーヤーの変更点

以下に変更点を解説します。

(1) プレーヤーの変更

MultiPlayer\MyPlayer.cs を開きます。31行目にCreate() という関数があります。33行目～36行目で4種類のプレーヤーを構築しています。ここを使いたいプレーヤーに変更します。

31: public override bool Create()
32: {
33:    mPlayer1 = new iChart.Player.EnvelopeOpposite();
34:    mPlayer2 = new iChart.Player.Shinne3();
35:    mPlayer3 = new iChart.Player.Renkou();
36:    mPlayer4 = new iChart.Player.MACD();
37:;

プレーヤーのクラス名称は、売買診断または適正診断の画面でも確認することができます。

wpe1.jpg (43479 バイト)

(2) 売買条件の変更

売買条件を変更する場合は、61行目のJudge関数を変更します。デフォルトでは4種類のプレーヤーが全て買いシグナルを出したときに買いシグナルを出し、全て売りシグナルを出したときに売りシグナルを出します。

例えば４種類のプレーヤーの何れかが買いシグナルを出したときに買いシグナルを出すように変更するには、68行目～71行目の && を || に変更します。

61: public override void Judge(int Index, ref iChart.JudgeResult result)
62: {
63:    PlayListElement elem1 = (PlayListElement)mPlayer1.PlayList[Index];
64:    PlayListElement elem2 = (PlayListElement)mPlayer2.PlayList[Index];
65:    PlayListElement elem3 = (PlayListElement)mPlayer3.PlayList[Index];
66:    PlayListElement elem4 = (PlayListElement)mPlayer4.PlayList[Index];
67:
68:    if (elem1.Judge == Judgement.Buy ||
69:        elem2.Judge == Judgement.Buy ||
70:        elem3.Judge == Judgement.Buy ||
71:        elem4.Judge == Judgement.Buy)
72:    {
73:      Buy(ref result);
74:    }
75:    else if (elem1.Judge == Judgement.Sell &&
76:        elem2.Judge == Judgement.Sell &&
77:        elem3.Judge == Judgement.Sell &&
78:        elem4.Judge == Judgement.Sell)
79:    {
80:      Sell(ref result);
81:    }
82:    base.Judge(Index, ref result);
83: }