◆番外編 1.熱海 → 三島 | 2001年8月19日(日) | 晴 |
08:03 → 12:51 (4時間48分) | 区間歩数:不明 | ![]() |
[参考]自宅発05:40、熱海駅着07:59 | ||
三島駅発13:13、自宅着15:40 | 当日総歩数:38,459 |
東海道を本当に歩くきっかけは実はこの日だと思う。というのは、健康を考えウォーキングを開始したが、 飽きないようにと電車沿いを細々とやっていたのだ。東海道線も何とか熱海まで来たし一区切りと考えていた。次へ踏み出すとすれば、東海道線の次の駅である函南を目指すことになる。箱根を通らずに山越えするのだからある程度の標高差は覚悟であるが、それなりの起伏を過ぎたところで、距離的にそれほど変わらないなら函南へ向かうより三島まで行ってしまおうと思った のが運のつき。三島は53次の1つであり、折りしも東海道400年記念のイベントやキャンペーンなども実施中、何となくさらにさらに西へ 向かってみようとかなあ、と思ったのである。でもまだ、旧東海道をていねいにトレースしようというところまではいたらず、とにかく西へ向かえばいいくらいにと思っていたが、その後、先達の記録などを読むに連れ、西に進めば 進むほど本気になっていった...ということ。 |
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08:03 さあ、久しぶりに熱海を出発。 実は最初が難関。というのは、東海道線は丹那トンネルを通って函南に行くのだが、歩行用には適当なコースが無い。 もともと、三島から小田原は江戸時代も箱根越えをしていた訳だし、悩んだ末、梅園の横を上がり、熱函道路を通ることにした。 普通の人は箱根を通る、オレはへそまがりだから熱海から函南に抜ける。これぞ、いいかげん東海道。 |
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08:19 お、三島へ行く道の看板があるではないか。どうしてもダメなら箱根へ回るか。とりあえず、まだスタートしたばかりだから先を急ごう。 |
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08:59 梅園の横を越えかなりの急坂を上り間もなく姫の沢公園の手前に出る。暑い、急坂、舗装道路で汗が噴き出す、きついぜ。 三島へ向かうか箱根へ回るか決断だ! 先日、国土交通省の中部道路管理事務所に問い合わせたら、熱海と函南を結ぶ熱函(ネッカン)道路は以前有料道路だったが今は無料となりそう言う意味では人が歩いてもかまわない。が、しかし、途中に鷹ノ巣トンネルがあり、歩道がないので、歩行は「危険なのでおすすめしません」と言われた。 懐中電灯持参で来たのでとりあえずトンネルの入り口まで行って無理なら戻ろう。 |
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09:14 トンネル入口の看板。全長1268メートルかあ。ざっと計算して、15分位で向こうまで行ける。歩行者や自転車の人は全くいない。車は両方からそこそこ来る。歩道はないが、壁寄りに一段高くなった部分がある。そこなら多少なりとも車と一線を画せる。懐中電灯をつけ「人は右」でトンネルへ入る。懐中電灯を振って対向車に存在を気づかせるようにして歩く。(万一歩こうとする方は自分でご判断下さいね) |
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09:19 直線なので向こうの出口が見えているのは安心感がある。トンネル内を歩いているときの光景はこんな感じ。車に乗っている人は「変な奴」がトンネル内にいると思ったかもね。対向車に注意しながら、けんめいに前へ進む。 |
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09:32 ふうっー、出た。17分かかったか。出口から見える風景。わかりにくいが遠くに駿河湾を望む。 でもこのトンネルの通過ばかりに気を取られこの先の行程にこの時点ではあまり頭がまわっていなかった。 |
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10:58 函南の畑地区を抜けひたすら歩く。途中、函南駅へ抜ける交差点に到着(11:12)。ここで函南へ向かっても2Km以上ありそうだし、三島を目指すことにする。ところがここからが長かった。途中は写真を撮る余裕もないままひたすら歩く。 |
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12:51 三島へ向かう決断から1時間半以上かかってやっと着いた三島駅。足が棒になるという表現があるがまさしくそんな感じ。(厳しい山歩きをする人から見れば甘い、甘いでしょうが、こちとらにはツライ、ツライ) |