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DIY店などで見かける「初級」仕込みの"自ビールキット"だけでは、完成度の高いビールを造ることはできません。

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  アドバンストブルーイングのビールキットは、初めてのかたでもプロと同等の「上級」仕込みを可能とした、日本初のキットです。お気に入りの輸入ビールや地ビールと同等の美味しさです。

  詳しいレシピノートに沿って仕込むだけで、初めての方でも確実に仕込むことができす。

 
材料 仕込み方法 出来映え 説明
初級 ホップ入りモルトエキス+砂糖 左の材料を煮込む 星 0.5
お勧めしません
大量の砂糖を加えるためモルトテイストに欠けた薄い味、泡保ちも良くありません。煮込み工程によりホップの香りが欠落します。国内で一般的な自ビールキットとして発売されていますが、お勧めできません。
初級 倍量のホップ入りモルトエキス (砂糖は使わない) 左の材料を煮込む 星 1つ
お勧めしません
ホップが添加されたモルトエキスを倍量使うためホップの苦みが強くなりすぎます。泡保ちは良いですが、モルトエキスの特徴でもあるカラメル(焦がした砂糖のような)テイストが強くなりすぎ、逆に本来のモルトテイストは不足します。煮込み工程によりホップの香りも欠落します。
初級 倍量のホップ入りモルトエキス+クリスタルモルト クリスタルモルトを湯に浸け成分を抽出、これに倍量のホップ入りモルトエキスを加えて煮込む 星 1つ半
お勧めしません
モルトテイストはまずまず、泡保ちも良いのですが、前項同様ホップの苦み、およびカラメルテイストが強くなりすぎます。煮込み工程によりホップの香りも欠落します。
中級 アドバンストブルーイングの「エキス&スペシャルモルト」仕込みキットです。
モルトエキス+スペシャルモルト+ホップ スペシャルモルトを湯に浸け成分を抽出、これにモルトエキスを加えて煮込む 星 3つ モルトテイストはまずまず、泡保ちも良好です。ホップの苦みは適当、ホップの香りも豊かです。良質のモルトエキスを使いレシピを吟味すれば、かなり完成度の高いビールになります。実際に、多くの地ビールメーカでこの仕込みを採用しています。
上級 アドバンストブルーイングの「パーシャルマッシング」仕込みキットです。
ベースモルト+モルトエキス+ホップ ベースモルトをマッシング、これにモルトエキス+ホップを加えて煮込む 星 4つ半 素晴らしいモルトテイスト、泡保ちも最高です。ホップの苦みは適当、ホップの香りも豊かです。
最上級 アドバンストブルーイングの「フルマッシング」仕込みキットです。
ベースモルト+ホップ ベースモルトをマッシング、これにホップを加えて煮込む 星 5つ 素晴らしいモルトテイスト、泡保ちも最高です。ホップの苦みは適当、ホップの香りも豊かです。トップレベルのプロと全く同じ仕込みです。


アドバンストブルーイングのビールキットの特徴

  1. 「パーシャルマッシング」、「フルマッシング」仕込みキットでは、マッシングと呼ばれるプロと同等、あるいはプロと同じ仕込みを行います。これにより、素晴らしいモルトテイストを生み出します。国内のビールキットでは唯一です(1999年10月現在)。他の国内のキットでは、マッシングは行わずモルトエキスのみ、あるいはモルトエキスとスペシャルグレインを使って仕込みます。
  2. 特に「パーシャルマッシング」仕込みキットでは通常の60%割り増しの麦芽を添付しています。これにより:
    1)不慣れなかたには厄介なスパージング工程を簡略化でき、さらに不快テイストの発生を防ぐことができます。
    2)不慣れなかたのマッシングによる低い糖化効率を十分カバーすることができます。
  3. プロと同様にビタリング用ホップ、アロマ・フレイバー用ホップを個別に投入します。ホップ本来のシャープな苦み、芳醇な香りを引き出します。国内で一般的なキットではホップを個別に投入することはせず、ホップ添加のモルトエキスを使います。
  4. プロを越える、ドライホップ(主発酵が終了した若ビールにホップを直接投入)により、卓越したホップアロマを実現します(一部レシピ)。海外メーカーや一部先進的な国内地ビールメーカーが行っている贅沢な手法です。もちろん国内のキットでは唯一です(1999年10月現在)。
  5. 少量の小麦麦芽を加えることで、クリーミーで上質な泡を造ります(「エキス&スペシャルモルト」仕込みキットを除く)。国内のキットでは唯一です(1999年10月現在)。

  ホームブルーイングにはプロゆえの品質劣化やハンディが一切ありません。従って仕込みに慣れれば、プロを越える素晴らしいビールをも愉しむことが可能です。

  1. 流通時の品質劣化:高温等の悪環境下での輸送・保存によって起こります。特に輸入ビールに顕著です。
  2. コストの制約:利益を出さなければいけないため、使用する材料の種類と量が限られます。例えば、麦芽を大量に使用する濃いビールや余分なホップを大量に使うドライホップのビールは高コストとなるため、国産大手メーカーでは販売困難です。
  3. 時間の制約:次ロットのために1日でも早く熟成タンクを空ける必要があります。時間をかけた丁寧な発酵や長期間の熟成は国内大手メーカーでは困難です。
  4. マーケットの制約:特に大手メーカーでは少品種大量生産で効率を上げなければなりません。万人が好む、売れる商品を販売する必要があり、各人が好む味の追求や料理に合わせた多くの品揃えは不可能です。例え造ったとしても小売店の店頭に並べるスペースはありません。

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