2000年8月19日更新
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ひとり言のページ  (2000年8月)



このページでは書きたいことを日々書いていきます。
 

815〜18日(火〜金)
台湾に遊びに行ってきました。詳しくは「台湾旅行の感想」と「台湾旅行写真館」のページをご覧ください。
 

8月14日(月)
二日酔いの悪寒と共に目覚めました。吐くほどではありませんでしたがかなり不快です。幸い今週は夏休みなので回復するまで午後遅くまで再び眠りました。本日出勤された皆さん、怠惰な一日を過ごしてしまい申し訳無いです。ホームページのサマコン特番アップもそんなわけで夜半にずれ込んでしまいました。
夕方からサマコンCD製作に取り掛かりました。 DATを何十回も再生することがはばかられたので、まずDATからマスターCDを作り、それを使って皆さん向けのCDをダビングするという方法をとりました。けっこう入念なテストと試作を繰り返した後、ようやく夜半から量産を開始しました。
1日2名分のオーダーを処理していきます。申し込まれた方はしばしお待ちください。
 

8月13日(日)
雨模様の中、OWOサマコン本番が杉並公会堂で行われました。今回の演奏は力みや勇みがあったのか、テンポが定まらず、またやや荒い部分が散見されるものでした。アクシデントから曲が止まりそうになったときもあり、次回に課題を残す結果となりました。
それに対して現役の演奏はコンクールという目標に向けて細部にわたりよく練習できており、勢いに任せたOBの演奏と比較してそのうまさが光っていました。我々OBに取り組みへの甘さが無かったか、もう一度反省する必要があるように思います。
来年の創部40周年記念コンサートがこれまでに無い最高のボルテージとクオリティーとなるように今年の教訓から一人一人が学び、次ぎに備えましょう。
夜の打ち上げは非常に盛りあがりました。演奏の録音をみんなで聞き、演奏がそれほど悪く聞こえなかったことに祝杯を重ねました。でもこれは不幸中の幸いといわざるを得ません。薄氷の中を進んでいたことは間違い無いのです。

個人的なことを言えば、ホルンを吹くことの楽しさを去年よりもさらに強く感じることが出来ました。確実な演奏とハイトーン域のスタミナも去年よりも大幅に向上したと思います。オフシーズンのアンサンブルコンサート練習を通じて更に上を目指したいと思います。
打ち上げでは久々に咽喉が枯れるまで騒ぎ、痛飲しました。途中から何をしゃべったのかよく覚えていません。何だかんだ言っても、楽しかったんですねぇ。

幹事や指揮者の皆さん、バンドの皆さん、ありがとうございました。また次の機会に楽しくやりましょう。よろしくお願いします。
 

8月12日(土)
今日は本番前の最後の練習が昼から夜まで行われ、全ての曲をとことん練習しました。1日早く今日燃え尽きた人もいるようですが、私も吹きすぎのため唇周りに疲れが残りそうです。本番当日のコンディションが少し心配です。仕上がり具合にも不安無しとは言えませんが、あとはやるだけです。楽しいコンサートになることを祈念します。
ところで、今日からしうち君が我々に合流しました。ホルンの音がいきなり5割増し。これで明日の勝利は間違い無し。ハラショー。
 

8月11日(金)
お盆が近くなり、世の中はいよいよ夏休み本番。私の会社付近のオフィス街も閑散としてきました。仕事のメールもめっきり減り、ここ数日はOWO関係のメール着信のほうが多い始末。
そして、今日を以って私もいよいよ夏休み入り。サマコン、台湾旅行と今年も盛り沢山。年に一度のイベントウィークを満喫しようと思います。
 

8月10日(木)
今年は猛暑とか言われてますけど、私は結構しのぎやすいまともな夏だと思います。37度などという異常な気温も無いし、朝晩は涼しいし。
空の入道雲を見上げて子供の頃の夏をふと思い出すなどという余裕が、スーツを着込んでいても尚ある今日この頃です。

皆様に残暑お見舞い申し上げます。
 

8月9日(水)
大阪在住の我らがハッシーが上京するとの報にOWOシニアグループが新宿に結集し、大飲み会が開催されました。OWOと連絡を保っている在京のシニアOBのほぼ全員が集まったような、楽しくも騒がしい会でありました。名目を見つけてまたやりましょう。

祝しうち帰国。今年も彼の家にお泊まりすることになるんだろうか…。
 

8月5、6日(土、日)
今週末は2日とも練馬高野台でサマコン練習がありました。先週の仕上がり具合に薄ら寒いものを感じた私は今更ですが譜読みをかなり行なって練習に参加しました。今日はそれなりに曲の仕上がりに前進が見られましたが、このレベルではまだ本番に突入できません。本番は来週なんですけどね。

ところで、サマコンとは別に、OWO有志によるアンサンブルコンサートを行うという企画が生まれつつあります。土曜日の練習後、ファミレスでイノヤン中心に熱い議論が闘わされました。なんだかオフシーズンも退屈しなくて済みそうです。

あっそうそう。土曜日の練習のとき、あちこちの花火大会が遠望できて興奮しました。豊島園と板橋花火大会と、あと正体不明の朝霞方面の花火。合宿花火を懐古し片貝に燃える己の心を感じてしまいました。ムフーゥ。
 

8月3日(水)
2001年から医療保険の単品販売が大手生保に解禁になりました。これは所謂「第三分野の保険」と言われるもので、これまでは生損保の境界線の商品でした。損保でも事故を原因とする医療保険は「交通傷害保険」などの名称で販売されていましたから。

この第三分野の保険は損保料率自由化等に象徴される外資損保算入に関する日米交渉の鬼子で、「激変緩和措置」として、まず外資系損保のみで販売が許可され、次第に規制が緩和されてきたものです。そしてついに大手生保も販売できることになったというわけです。自由貿易の旗手とよく言われるアメリカも自国が劣勢な分野では露骨にアンフェアなことを突き付けてきますよね。納得いかないです。

それはともかく、これからは大手生保が中小生保やカタカナ生保の牙城に攻勢をかけていくことになります。大手生保と言えども苦しい環境下ではナリフリ構えなくなったのです。

この医療保険の単品販売には二つの側面があります。一つ目は収益性が薄いこの商品の乱売がマーケット資源を食い散らかすだけの結果に終わる可能性があるということ。要するに医療保険を売ったために主力商品である死亡保障保険の売上にブレーキがかかる恐れがあるのです。客にとってはどちらも「生命保険」ですから、それでも2口入る殊勝な人はそうたくさんはいないのです。その結果生保の体力は著しく損なわれることでしょう。

もう一つの側面は、この薄利な商品がインターネットで販売されるため、既存の営業員による販売チャンネルに代わる販路を育てる結果となります。そのため業界内で労働争議が勃発する可能性があります。炭坑閉鎖時に起こったようなアレです。

21世紀の潜在マーケットである電脳市場への進出を、経営者は慎重に準備していると思います。問題はそれがいつ顕在化するか、です。そのとき生保業界はかつて無い構造変革と大リストラを伴うことでしょう。高齢化の進行でただでさえ生保マーケットのパイは縮小傾向なのに、医療保険が業界を揺るがしたりしたら、私はどうなるのかしら。
 

8月1日(火)
戦争映画月イチウンチクシリーズ。今回は「鷲は舞い降りた」です。ドイツがクルスク大戦車戦に敗れ、ドニエプル以東の南部ロシア占領地を放棄し、またイタリアが降伏するなど、ドイツ枢軸側の劣勢がいよいよはっきりしてきた1943年11月のヨーロッパが舞台。有利な講和を実現するためドイツ軍特殊部隊がイギリスに潜入し、チャーチル誘拐作戦を実施するが…、という内容です。

ストーリーとしてはフィクションだなと思わされるストーリー展開を時折感じさせるもので、特に秀作ではないのですが、シチュエーションのレアさがこの作品の価値を高めています。

まず主役がドイツ空軍地上部隊というのがツウ泣かせ。この部隊は、戦争前期のクレタ攻略作戦で大きな損害を出したためヒトラーから以後の空挺作戦実施を禁じられ、地上部隊として戦いました。イタリア戦線従軍が有名で、モンテカッシーノで戦い、またムッソリーニをグランサッソ山荘から救出したのもこの部隊です。ゲーリングの肝いりでSSに次ぐ優秀な兵員と装備を与えられたこの軍隊を主役とした作品は恐らくこれだけでしょう。「金がかかりすぎる」とヒトラーに非難されたカッコイイ制服もじっくりと堪能できます。なんてったってパイロットと同じ服、同じレザージャケットを着て戦うのです。「空軍大戦略」はイギリス軍が主役だったせいかドイツ空軍の制服姿が期待したほどには映りません。だからドイツが主役のこの作品はドイツ軍制服オタクには堪えられない作品なのです。
ちなみに基本デザインを様々に変形させて使用するというのはドイツの自動車にも共通した手法ですが、ドイツ軍制服はまさにパーティーから最前線まで、将軍から一兵卒まで共通のデザインコンセプトで統一されていて唸らされます。こういうのってドイツの文化的特徴なんでしょうかね。

ドイツ側の作戦立案者はドイツ国防軍諜報部の大佐。上司はなんと長官のカナリス提督。彼が映画に登場するのも他にはまず無いと思います(ヨーロッパ解放第2部に出てきたかな??)。カッコイイドイツ海軍の制服と今度はご対面です。いいですねえ。ちなみにこのカナリス提督は1944年7月のヒトラー暗殺計画に荷担したため、戦争末期に処刑されます。講和機運とヒトラー暗殺がクロスオーバーするなんて、悩ましすぎる設定じゃあありませんか。まさに1943年秋って感じです。
SS長官ヒムラーもセリフ付きで登場します。SS長官の制服を映画の中で見ることができる作品も、皆無とは言いませんが希少です。もちろん陸軍もたくさん登場します。まさに4軍揃い踏みですね。おめでとうございますっっ。

特殊部隊の出撃基地はドーバー海峡のオールダニー島。ドイツが占領したイギリスの島です。これも奇抜なロケーション。
使用する飛行機の中にはメッサーシュミット109の複座仕様が混じっています。これは練習機ですがこんなのもまず他には出てきません。
特殊部隊がイギリスに潜入いる時のいでたちはポーランド亡命政府の軍隊。これは「遠すぎた橋」でも見ることができますが、でも奇抜ですよね。もうどうにでもして、て感じです。

こういった希少価値テンコ盛りという点を充分意識してみるとその価値がわかる映画です。じっくりとご覧ください。思想性は全くありませんが娯楽作品としてお勧めです。
 

 


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