2000年5月21日更新
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ひとり言のページ  (2000年4月)



このページでは書きたいことを日々書いていきます。
 

4月23日(日)
片貝のYさんからメールが来て、あべし作曲の「尺玉釣瓶打」をぜひ聞きたいとのことでした。たっ君経由であべしの許可を取り、さっそくCD−Rに録音しましたが、せっかくだからと思いOWOサマコン10年の集大成CDを作ってY氏に送りました。全2枚組。思えばホールで行うようになったサマコンも99年の時点で第10回の節目だったので、ベストセレクションという形で通して聞いてみると、いろんなことがあったんだなあと意外に感動しました。
なお、Y氏からお礼のメールが来たことをこの場でご報告させていただきます。
 

4月22日(土)
今日は煙火従事者講習に行ってきました。たっ君も来てました。会場には花火バカで大入り満員で、「こいつら、みんな我々のように鉄管を使って過激な花火を上げているのか」と驚いてしまいました。講習の際に上映された教育ビデオには、やってはいけないことがいろいろと紹介されていたのですが、私とたっ君はいちいち「そっかー。じゃあぜひやってみたいものだ」とニヤニヤしながら顔を見合わせていました。やりませんけどね、たぶん。でも教育のためのビデオがへそ曲がりに妙な知恵をつける結果にならないことをお祈りいたします。(そりゃ私のことか?)
講習の後、アメ横に繰り出し、ミリタリーグッズの聖地、中田商店に入りました。そうしたら、なんと東ドイツ軍の制服が破格値で売っているではありませんか!!上着、ズボンが各800円、コートが1,600円。私は買おうか買うまいか長い時間悩みぬきました。結局買いませんでしたけど。年齢と社会的な立場が邪魔をしたんです。たっ君が「何迷ってるんですか!ここは買わなきゃっ。」と盛んにけしかけるので本当に迷惑しました(ウソ。嬉しかった。)。
ただし、腕に縫い付けてあった部隊章が「GRENZENTRUPPE(国境部隊)」と平たい表現だったのがちょっとウソっぽいなとは思いました。ひょっとしたらニセものだったのかもしれませんねぇ。
その後は上野でたっ君といっぱい飲んで盛り上がりました。楽しかったです。
 

4月21日(金)
日本の適格年金は全て確定給付型、つまり年金額が確定しています。そのため、積みたて不足が生じたりした場合、企業はそれを補うような高額の保険料を負担しなければなりません。そのため、保険料額を確定させて、その範囲内で可能な給付を行うという確定拠出型年金が2001年1月から導入されることが計画されています。しかし、従業員側から見れば、将来の年金額が減ることもあり得るこの制度(というか、導入の動機を考えると、給付が増える自由よりも減る自由を制度が得る、と考えたほうが自然)には労働組合などを通じて慎重に検討を加える必要があります。労働市場が非常に流動化しているアメリカでは「401K」としておおはやりだそうですけどね。
なお、この日本版401Kは導入予定時期が迫っているにもかかわらずまだ「確定拠出年金法」が国会を通過していません。生保各社のシステム対応もきっと遅れているでしょう。森首相がG8前後に解散総選挙を行えば法律可決が遅れて、制度の開始も遅れるだろうと言うのがもっぱらの見方です。おそまつ。
 

4月20日(木)
日本の金利変動のサイクルは、かつては「10年サイクル」といわれていました。10年のうちに高金利期と低金利期を経験すると言う意味です。しかし、バブル後は超低金利期が続いたため、直近10年間はこのサイクルが崩れてしまっています。これは言うまでも無く銀行救済という意味合いが非常に強く、一方では年金生活者と、他でもない生命保険会社が犠牲者になっているわけです。生保は逆ザヤに苦しみ、すでに2社が破綻してしまいました。
そして、生保が年金のために行う運用も低金利の運用難の影響で年金原資の深刻な積立不足を生じています。そのため、少しでもハイリターンを得ようとする場合に企業が選択する運用手段が生保・信託の特別勘定と生保・信託系列の投資信託会社による運用です。数年前は国内株の下落のために元本割れを起こしていたこれらの運用も、ここ1年は国内株の上伸で久しぶりに10%台の利回りとなりました。
しかし、私の会社は大手生保の中では下の方だったんですよね…。国内株でもIT銘柄以外は値が上がらなかったため、仕込んだ銘柄によってパフォーマンスが全然違ってきてしまったわけです。おかげで、私達法人営業部隊は契約企業に弁解めいた説明に行かなくてはならなくなってしまいました。トホホ。でもこのところの株式下落で私の会社は逆に一番傷が浅くて済んでいるので、契約企業も事情は理解してくれていると思います。
 

4月19日(水)
法人営業をやってみてわかったことの一つに、「企業が保険に関して一番関心を持っていることは従業員の退職金をいかに準備するか」と言うことが挙げられます。退職給与引当金では非課税で積立てられる割合が限られており、社内積立という性質故に退職金の原資の安全性にも問題があるため、多くの企業が適格年金制度を利用しています。これならば掛け金は全額損金参入でき、退職金原資(年金原資)は社外積立てとなるので企業の運転資金に流用される恐れもありません。現在、生保と信託銀行がこの適格年金を扱うことができます。
ただ、この年金原資はほとんどの場合、積立不足を生じています。保険料の計算上の理由で生じると言うこともあるのですが、超低金利による運用難と、このところのリストラによる不測の一時退職によって積立不足が生じてきているのです。
しかも2001年3月の決算からこの積立不足を負債として貸借対照表に載せなくてはならなくなったから大変です。ただでさえ厳しい企業の決算なのに、このためにさらに財務内容を悪化させかねません。そのため、決算に影響が出る前に2000年3月の決算で掛け金を一気に損金処理して積立不足を解消する動きが報道されています。また、積立不足という概念から解放される確定拠出型年金、所謂日本版401Kにも関心が集まっているわけです。そんな中、苦しい状況にある日産自動車が大幅な赤字と引き換えにこの年金原資の積立不足を一気に解消しました。将来を見据えた大英断と評価すべき経営判断だと思っています。
今後、私が今の職務にいる限りこうした側面から日本経済を語っていきたいと思います。
 

4月17日(月)
このところ、金融機関再編の話題が文字通り毎日のように新聞紙面を賑わしています。特に銀行と損保業界について盛んなように思いますが、ついに東京三菱銀行と三菱信託銀行の統合が実現したことで、私の会社も大きな波に洗われる予感がしてきました。現にその2銀行から声がかかっているようですし。日本よりも早く金融危機を経験したアメリカと、自由化を進めたヨーロッパの銀行が日本市場を狙っています。有望な市場で効率的に販売拠点を手に入れるために弱った日本の金融機関の買収に食指を伸ばしてきています。日本の強さの象徴であった自動車業界など、もはや大半が外国メーカーに買収・経営参加されています。私の会社のグループ企業である三菱自動車もメルセデスの資本参加をついに許しました。別にナショナリストと言う訳ではないですが、日本の富が外国の軍門に下り、外国の利益のために日本経済が利用されると言うのは快いものではありません。まずは民間主導で国内資本勢の体力強化に邁進したいところです。
 

4月15日(土)
必要に迫られてノバの駅前留学を始めました。独学では聞く・話す力がどうしても身につかないとの結論に達したためです。ノバは業界最大手だけあってシステムが非常にしっかりしていて気に入りました。外人がネイティブ・イングリッシュで話し掛けてくるとヒビリますが、不退転の決意で英語をモノにしたいと思います。
ノバではドイツ語会話もトレーニングできるので、少し余裕ができたらそちらもチャレンジしてみたいと思います。
 

4月10日(月)
私の会社は4月1日から起死回生の個人保険の新商品を発売しました。人気芸能人コンビを起用したCMも盛んに流れています。この商品の特徴は、払い込まれた保険料が保障コストと純粋に積み立てられる部分に明確に区分され、しかもその配分割合を契約者が指定できると言うものです。つまり、一度加入すればそれ以後は転換する必要が無く、保険料負担を一定に保ちながら自分と家族のライフサイクルに合わせて保障額を毎年自由に増減できるのです。これは画期的です。背水の陣を敷くという意味で、今まで販売していた主力商品は全て販売が停止されました。ここで巻き返して何とか勝ち組に残りたいという大作戦が始まりました。

大作戦に際しての士気高揚が必要と判断して、春闘は前年度水準維持が成り、満足な結果となりました。大幅削減が公言されていただけに、この結果には安堵しました。さて、一年後にはどうなっているでしょうか。全く予断を許しません。今回の巻き返しが成らなかった場合、他社との合併が現実味を帯びることでしょう。
 

4月5日(水)
ビジネス英語に苦戦しています。毎日英語にさらされているわけではないのですが、英語を使いこなす上司の保護下にいるため英語で困難に直面せずに済んでいると言うのも事実です。つまり実用レベルへの英語力の向上は焦眉の急であるわけです。おかげで「JAPAN TIMES」を毎日読み、英語ニュースを浴びるように聞くようになりました。ドイツ語学習も続けていますが、大至急実用レベルを身に付けなければならない英語に大きく傾注しているのが実情です。でも読む方はそこそこ行けますが、聞く・話す方がイケませんねえ。どうしましょ。
 

4月3日(月)
この4月1日から介護保険のサービスが開始されました。まだいろいろあってスムーズには行っていないようですが。日本の今後の高齢化を考えれば、生命保険会社がシルバーマーケットに進出することは自明の理。私の会社でも今年から介護保険サービスを推進する部署が新設されました。介護サービスに関する広範な情報提供を企業ユーザーに対して提供するサービスも始まっています。企業ユーザーは従業員に対する福利厚生制度を一層充実させることにつながるため、世間の関心は高いと感じています。

法人営業部門に配属されてから、企業保険を通じて世間の動きとニーズが見えるようになりました。このホームページ上で、保険、年金、介護サービス、金融経済動向などの様々な情報を掲載していきますのでご期待ください。専用メニューの新設も考えています。
 

4月2日(日)
先日買ったノートパソコン用のマウスを買いました。でも変。パソコンのジャックにうまく刺さらないのです。なぜ?パッケージをよく見てみると「FOR PC98」と書いてあります。これって「FOR WIN98」という意味かしら?まさかむかしのあのPC98という意味ではないよね?ここまで来て嫌な予感が走りました。これはあのPC98用じゃないかああああ…!!男泣きしました。1,280円返せ!
 

4月1日(土)
月イチの戦争映画ウンチクシリーズは、今月はお休みします。まだまだネタのストックはありますので、来月からも続けていきます。
 

 


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