2月28日(月)
新しい仕事では英語と日本語相互の翻訳が必要になりそうなので、翻訳支援ソフト購入を購入しました。数年前のものは性能も低くて翻訳した文章もほとんど意味不明といったものでしたが、さすがにその後の技術革新で充分に実用レベルに達していると期待したのです。
ところが、このソフトの翻訳は相変わらず意味不明なレベルで、まったく役に立ちません。人間が意味を推定することも困難なのです。これでは私自身が翻訳したほうがまだましというものです。がっかりしました。英語で楽をしようともくろんでのですが世の中うまい話はなかなか無いものですね。
電子辞書としての機能は結構便利であることは付記したいと思います。
2月27日(日)
ついに新しいパソコンを購入しました。私がこれまで使ってきたパソコンは96年冬モデルのFMVです。スペック的には現在のものとは比較にならないくらい低性能機なのですが、3Dゲームとかをやらないので特に不満はありませんでした。しかし、このところ突然固まって動作しなくなることが多くなったことや、HDD容量が絶対的に不足してきたこと、また4年近く使っているプリンターがブッ壊れたことから、新機種購入を決断した次第です。
今まで使ってきた経験から私にはノートパソコンが良いと考え、値段の安さからコンパック・プレサリオに決定しました。携帯するには重いし画面は狭いけど(画面が粗いのでTFTでは無い?悲し・・)、価格を考えれば満足のいく選択と思います。
ところが、喜び勇んでスイッチを入れると身に覚えの無いエラーメッセージが次々と現れて全然立ち上らないではありませんか。TAKA氏に泣き付くと、「そりゃ初期不良だよ。ふざけんな、と言って叩きかえせ」とバッサリ一言。さっそくご指示の通り叩きかえして別品に交換してもらいました。
思えば、97年2月末にFMVを購入した時、TAKA氏に「パソコンは3年持てば上出来だよ」と言われたのですが、奇しくもその予言通り、きっかり3年でバソコンを買い替えました。私のパソコンライフはどこまでもTAKA氏の手のひらの上で展開していくようです。
2月26日(土)
今日は部のゴルフコンペです。私は数日前にゴルフのコンディションをガタガタに崩してしまい、今日は死地に赴く兵士のような心境でした。
ところが、プレイが始まると、私の調子はなぜかすっかり元に戻っており、ドライバーは飛ぶし、アイアンも性能をフルに活かせ、とても楽しく気持ちの良いプレイができました。練習の成果が遺憾無く発揮できてとてもうれしかったです。
この日回ったゴルフコースはタイガーウッズと丸山茂樹がマッチプレーをしたところだそうで、コース上にはウッズの第1打の着地点が旗で示されていました。ロングホールなどではアマの飛ばし自慢の1.5倍は優に飛ばしていて、短めのミドルホールなどでは1オンさせたところもあるなど、その化け物ぶりを伺うことができました。そのくせ我々は「このコースでウッズは何番(のクラブ)を使ったの?」などとウッズを参考にするという身の程知らずな質問もキャディーさんにしてしまいました。おかしいですよね。
ところで、私は昨日社外に外出していたため部長から直接人事異動の内示を聞かされていませんでしたが、この日、たまたま部長とゴルフ場近くの駅で一緒となり、ホームの上を歩きながら内示を受けるという不思議な形となりました。私の異動はどうやら冗談では無いようです。さて、どうしたものか・・・。
2月25日(金)
今日は人事異動の発表日だったのですが、なんと私は異動になってしまいました。私が担当する業務分野は4月から新たな内容がいくつも追加されるため、そのノウハウがある私が中心となると自他ともに思っていただけに、この異動にはみんなビックリ。2月末に業務を熟知した女性職員が退職するので、私の異動も含めると業務ノウハウの低下は危機的状況と言わざるを得ません。3月は残ったメンバーに私の知識とノウハウをとにかく引継ぐことに忙殺されそうです。
私の次の職務は法人営業です。しかも外資系。秋口の人事申告には外資系とかかわる仕事に興味があるという趣旨のことを確かに書いたのですが、まさかそれを人事部が真に受けるとは思いませんでした。「お前、英語は大丈夫なんだろうな?」と上司からは聞かれる始末。大丈夫なわけないでしょうが。ほとんど誰も理解できないドイツ語ならば私程度の知識でもそれなりの価値はあるでしょうが、誰でも一定の教育を受けている英語は卓越していなければ「ただの人」。その「ただの人」である私は、帰国子女でTOEIC900点で社内トップの人の仕事を引継ぐんですって!!応用の効かないドイツ語なんかをやっていて、「英語を学んでおけばよかった」と後悔する日がいつかはくるだろうと思っていましたが、その日がこんなに早く来ようとは!
この異動は会社人としては望外のチャンスだとは思います。英語は駄目でも、本業の営業で頭角をあらわせるように4月以降は頑張っていきたいと思います。なお、勤務地は東陽町から丸の内に移ります。引っ越しはなく、OWOの活動にも従来通り参加できると思います。
2月23日(水)
部のゴルフコンペを今週末に控え、今日は仕事仲間数人と会社帰りにゴルフ打ちっぱなし練習場に行きました。ここで私のスーパーショットを披露しようと思ったのですが、なんとこの日は私の調子がメロメロに乱れ、全く飛ばなくないではありませんか。これではとてもラウンドなどできません。あまりの不調に私は呆然となってしまいました。立て、立つんだ、俺!明日はどっちだ!!
2月20日(日)
少し以前にOWOの溜まり場である大泉の「むらさき」が閉店するとの報に接しました。店は流行っていたのにどうしたことでしょう。私はそんなに通いつめたわけではないですが、でも馴染みの店が消えるのはやはり寂しいです。もう15年は変わっていない店の内装ですが、その奥まった一角でよくワイワイといろんな話で盛り上がったものでした。我々が割引チケットを使いすぎたのが店じまいの原因かと責任を感じている向きもあるようですがどうでしょうか。ともかくまた次の溜まり場を見つけなければなりません。チェーン店なのにちっともそれらしくなく、個人の店のような居心地の良い、そんな店がうまい具合に見つかるでしょうか。
2月17日(木)
仕事の多忙が一段落し、約3週間振りに車による早朝出勤を止めて普通に電車通勤しました。久しぶりに通勤ラッシュに揉まれ、なんだか妙な感じを覚えたが、無事に仕事を支えて生活を元に戻せたことをうれしく思いました。仕事の後に妻と久しぶりにフランス料理店へ行きくつろいだひとときを楽しみました。この日に行ったのは練馬区役所の真向かいにある「ポンム」という店。安くておいしいコース料理を楽しめます。日を選べコース料理がなんと2000円代というサービス日があります。土日もやっているランチも安価でおいしいです。お勧め!
2月15日(火)
超多忙の日々が2週間以上継続してしまっています。早朝出勤をして仕事の仕込みを相当にしないと一日が回っていきません。妻が寝る時間に私が起き、会社の執務室に入ると窓の外には深夜の夜景がきらめいている・・・。しかも休日も出勤しています。信念に支えられてこんな毎日をこなしていますがはやく通常の生活に戻りたいです。ドイツ語学習やホルンの練習、ホームページの更新やMLのチェック等、プライベートな営みが完全に停止してしまいました。電車通勤が懐かしいとすら感じる今日このごろです。
2月13日(日)
忙中に閑あり。休日に時間が取れるときにはゴルフの練習に力を入れています。なぜならどうしても出席しなければならないゴルフコンペが近々2つもあるからです。でも最近調子がすこぶる良く、目に見えて上達してきまのです。かつては全然飛ばなかったのが、今ではライナー性の飛球が打ちっぱなし練習場の奥のネットに突き刺さります。これはうれしい。ヘタがゴルフ場をラウンドすることほどきつくて悲しい出来事はないのですがこれならイケる!イヨーシ、見てろよ!!
2月11日(金)
名古屋在住の私の母方の祖母が昨年末に埼玉県の高齢者用のマンションに転居してきました。私はこの日に初めてその施設を訪れたのですが、行ってみるとその快適さに目を見張ってしまいました。まずなにより食事が充実しており安価です。また常駐スタッフが過不足無いサービスを提供しており、しかし決して老人ホームではなく普通のマンションとホテルの中間のようなくつろぎの空間がそこにはありました。居住スペースは完全にプライバシーが保てる普通のマンション形式です。あまりの良さに、私も今すぐ入居したいと思ってしまいました。
公営の施設ではこうはいかないでしょう。国の福祉の限界を補う形で民間会社がこうしたサービスを提供し、対価と引き換えに提供されるそのサービスはすこぶる上質。高齢化社会の進行によってこうしたサービスが充実していくということは、私が未来に感じていた漠然とした不安を払拭させるに充分でした。ただし、サービスを享受するには相当の貯えが必要であり、持たざる者はその蚊帳の外に置かれることは忘れてはいけないでしょう。
戦前に満州に渡り、夫をシベリア抑留で失い、私の母を含む幼子とともに命からがら内地に帰還して女手一つで育て上げた祖母。昭和の苦労を全て経験したような祖母がかくも穏やかで不自由の無い老後生活を得たことをとてもうれしく思います。
2月6日(日)
このところ、休日にボーリングを練習しています。でもボーリングってみんなの前に歩み出て投球するので、ヘタっぴだと回りの視線を意識して緊張しますよね。だからできるだけすいているところは無いかと思っていたところ、ありました。鷺宮駅前にシブイのが。ここは日曜日の夜に行くと客が誰もいないのです。それをいいことに従業員がプレイしている始末。ここなら思う存分いろいろな投球法を試行錯誤できます。投球に失敗しても誰も見ていないので平気です。当分ここに通って腕を磨きたいと思います。でもつぶれないかなあ、ここ。やたらとタダ券をくれるのもちょっと妙だし・・。
2月3日(木)
毎日死ぬほど忙しいです。チームを組んでいる仕事仲間がいろんな理由で休んでしまい、数人分の仕事を私が一人でこなしているためです。ただでさえ忙しいこの時期にスタッフが手薄になってしまったため、顧客に迷惑がかからないように、私はこれ以上できないくらい頭の回転と手の動きを早めてこの戦場を持ちこたえているような状況です。シンドイ。はっきり言って。自宅のパソコンにも全然触っていません。ホームペーシの更新が止まってしまっていますがそういう理由ですのでご容赦ください。
OWOのMLは会社にも配信されているので、こちらの情報はキャッチアップできてますです。
2月1日(火)
月イチの戦争映画ウンチクシリーズ、今月は「Uボート」です。1981年のドイツ映画で、原題は「Das Boot」。1941年秋の大西洋におけるドイツによる通商破壊戦の様子を一隻のUボート乗組員の人間描写から描いています。
日本に紹介されることの少ないドイツ映画、ストーリーの中心に据えられることの少ないドイツ軍を描いた映画、題材にされることがそもそも少ないドイツ海軍の映画、というレアな要素を3つも含んだ作品です。ドイツの、少なくとも戦争映画は娯楽性を排した実直でドキュメンタリー的な真実描写と強いメッセージを内包している点が特徴だと思いますが、この映画も徹頭徹尾、戦争を白けた目で見続けています。殊更悲劇性を強調していない抑揚の無さが、航海の単調さと戦争がいかにアホらしいものであるかを見るものに伝えています。苦闘の末に九死に一生を得て基地に帰還したもののラスト数分間のどんでん返しで全てが水の泡に消えるエンディングも強烈な皮肉です。
映画に出てくる海軍基地、狭くて不潔で息苦しいUボートの艦内などは本物を実に良く再現しており、舞台道具にどこか陳腐さを感じることが多い戦争映画の中では抜群の質感です。特に大道具が必要な海軍系の作品でこの高品質というのは、「トラ・トラ・トラ」と同様にすごいことだと思います(その点「ミッドウェー」などは格段に劣ります。)。あとはオープニングで出てくるドイツ海軍士官の制服、あれはカッコいいですね。ウン。
なお、先日「WOWOW」で「Uボート」のデイレクターズ・カット版が放映されました。劇場公開版にはなかったシーンが随所にありましたが、それらは本編に関係が薄く、しかもゲロとかトイレとか性病とか、そんなお下劣な描写がほとんどだったので、作品の流れを勘案すればやはりカットした劇場版の方が好ましいと思いました。
「Uボート」は、戦争活劇に飽きた戦争映画ヘビーユーザーにお勧めしたい映画です。