香港のようなネオンサインの洪水ということも無く、目が慣れれば日本の町並みととても良く似ています。ハングルの洪水の韓国と違って看板等も漢字なので日本人には何かと便利です。ただし、細部に目をやると建物は全体的に古くて薄汚れており、半ば朽ち果てたような住居やコンクリート建築が少なくありません。
ちょっとしたスペースにゴミや廃材が散乱していたり、工事の後始末をしないまま、散らかったまま放置されている場所がとても多く、それらが町の美観を大きく損ねています。
日本もそれほどきれいな街とは思いませんが、こういうダラシ無い光景はそんなに多くないと思います。手入れされた家や整備された道路等の社会基盤、少ない放置ゴミや路上駐車、こんな当たり前のものが台湾には欠けていました。
新しい建物やマンションは日本と同等のゆったりした近代的なものです。あと10年たてばこうした建物がさらに増えて日本とますますよく似た町並みが形成されていくものと思います。