00年8月19日更新
メインページに戻る
 

台湾と日本


 
 過去の戦争のため、日本は近隣諸国には文化的にあまり受け入れられていませんが、台湾だけはその例外です。日本の情報は街にあふれ、日本の情報を専門とする雑誌も数多く書店に並んでいます。老人は実に流暢な日本語を話し、日本語学習熱も高いようです。街にも日本語の看板が目に付きます。NHK衛星放送も多くの家庭が見ているそうです。人々は日本人に対して概して好意的であるように思いました。学校の歴史教育で日本のことを悪いイメージで教えていないことも影響しているとガイドが言っていました。韓国とはこの点でエラク扱いが違うものですね。
聞けば日本が今ブームなのだそうで、日本語を看板や印刷物に使用するのは観光客のためではなく、そうすることがファッションであるからなのだそうです。日本における横文字のような存在なのでしょうか。ただそれらが誤植だらけなのが笑えます。バウに投稿したいネタがゴロゴロしています。

文化的に近く、歴史的・心情的に日本に親近感を持ってくれている台湾。日本人が訪れても違和感が無く居心地の良い台湾。でも日本との違いも随所に感じ取れる台湾。本当に興味が尽きないところだと思います。今は台湾人の片思いという感じが強い両国民の関係がもっと親密となり、相互理解が進んでいくことを期待したいものです。
 
 


メインページに戻る